おはようございます。
最近は、生きるために健康になっているわけではなくて、健康になるために生きているキングコング西野です。
#ご飯をたくさん食べている
さて。
今日は『幕張メッセでやるハロウィンの盆踊りのクリエイティブの共有 ~イベント名は何にする?~』というテーマでお話ししたいと思います。
ゴッリゴリのクリエイティブの話です。
#皆さんにも協力していただくイベントなので
#しっかり読み込んでください
10月28日(土)は幕張メッセ!
昨日の記事の続き(のような内容)なので、昨日の記事を読まれていない方は先にそっちを読んでください。
(昨日の記事↓)
https://salon.jp/articles/nishino/s/L3GngOr9f8y
そんなこんなで、10月28日に幕張メッセ(2フロア)を貸し切って、会場のど真ん中に櫓(やぐら)を建てて、“ハロウィン盆踊り”をすることが決まりました。
#5か月後だけど間に合うのか
「ハロウィン→死者が返ってくる日→お盆→盆踊り」という文脈なので、ハロウィンに盆踊りをすること自体の強引さ(不自然さ)はあまり無いように感じますが、「盆踊り」として打ち出すのが正解なのかどうかは、ちょっと迷っているところ。
というのも、会場中央に櫓を構えて(盆踊りの様式で)、そのまわりを仮装した人達が囲み「日本のハロウィンはコレです!」と言い切る面白さもあるなぁ、と。
「季節外れの盆踊り」として打ち出すか、それとも「盆踊りのような日本のハロウィン」として打ち出すか?
この2つは似て非なるもので、個人的には後者の方が(世界に目を向けた時に)良い匂いがしています。
「日本国内の盆踊りの競合にならない」というメリットもあって。
イベントのタイトルは「理念」や「方向性」そのものなので、そのあたりを踏まえて決めた方が良さそうです。
ここはまだ考えている途中。
#今日は移動が長いのでそこで考えます
#長崎に行くよ
長崎→https://norichan.thebase.in/items/72697136
いずれにせよ、「みんなで作るウチの町の盆踊り」であることは間違いなくて、絶対にやってはいけないのは、「西野(CHIMNEY TOWN)やイジツさん(SHOW DESIGNさん)が作ったイベントに皆さんを招待する」という“レストラン型”のイベント作り。
なので、「まだ、まとまっていないこと」もイチイチ共有して、思考のプロセスを皆さんと30人31脚で爆走することが大事です。
そんな中、今日は、「生々しいクリエイティブの思考プロセス」をどのように皆さんにも共有すればいいか考えてみたのですが、いろいろ探ってみた結果、「スタッフさんに投げた文章を、加筆訂正せず、そのままオンラインサロンに投稿したらいい」という結論に至りましたので、スタッフさんに投げた文章を、加筆訂正せず、そのままオンラインサロンに投稿してみます。
コチラです。どうぞ↓
幕張メッセの「盆踊り」、どうします?
お疲れ様です!
「演出&美術の参考になれば!」ということで、『えんとつ町におけるハロウィンの位置付け』と『全体の世界観は、こんな感じでどうですか?』を共有させていただきます。
↓
【えんとつ町のハロウィン】
えんとつ町のハロウィンは「収穫祭」ではなくて、「死者が甦ってくる日」となっています。
(※なので、オバケカボチャ🎃みたいなのは出てきますが、「カボチャ」は本質じゃなかったりします)
甦ってきた死者(バケモノ)に目をつけられないように、「私も人間じゃなくて、あなたと同じバケモノだよ。あなたが襲う相手じゃないよ」というパフォーマンス(防御策)として自分達もバケモノの仮装をします。
ただ、これは表向きの理由で、本当は皆、「監視され続けている世界」にどこかストレスを感じていて、悪者(バケモノ)を演じることで、「これは悪者がやっていることだから」という言い分で、合法的にハメを外しています。
えんとつ町のハロウィンは年に一度の「ハメを外せる日」だったりします。
【全体の世界観はこんなのが良さそう】
僕自身、特定の宗教を支持している人間ではないのですが、密教や曼陀羅(まんだら)に見られる「それもアリだよね」「なるほど!それもイイね」という世界観が凄く好きです。
あらゆる神や、あらゆる信仰や、あらゆる哲学、多様な価値観を全て受け入れるあの感じが
今の時代だと「多様性」という言葉になると思うのですが、「多様性を前面に出しちゃう感じはスジが悪いなぁ」と思っておりまして…
子供も、爺ちゃん婆ちゃんも、頭の良い奴もバカも、黒人も白人も黄色人も、性マイノリティーも、金持ちも貧乏人も、神も仏も、皆を受け入れ、かつ、会場中央に櫓を構える「盆踊り」の配置を踏まえた受け皿として、会場全体のビジュアルを「曼陀羅(のデザイン)」にしちゃうのが良さそうな気がしています。
※ちなみに、『えんとつ町のプペル』のハロウィンパーティーで使用される交差点の名前が『曼陀羅交差点』です。
櫓を中央に構えて、バケモノ(仮装したお客さん)が集まっている時点で、おのずと曼陀羅感は出ると思うのですが、「色味」なんかのヒントになれば、と。
朝っぱらから長々と失礼しました!
【追記】
「アジア(の文脈の)ハロウィンって、これだよね💡」というのが、結果「えんとつ町のハロウィン」にもなって、イイ落としどころな気がします。
(※参考動画)
https://youtu.be/ecG2GzflUh0
まとめ
幕張メッセでおこなう盆踊りの方向性の共有と、「へぇ~。西野って、こんな感じでスタッフに指示を出してるんだぁ」の共有になればと思い、今日はこんな形をとらせていただきました。
「予算の作り方」など、まだまだ宿題は山積みです。
そのあたりも逐一共有させていただきます。
とにもかくにも10月28日(土)のスケジュールは空けておいてください。
現場からは以上です。
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