おはようございます。
白米と玄米を身体に入れるタイミングを完全にマスターしたキングコング西野です。
#みんなのダイエット報告部
さて。
今日は「『やらなくてイイこと』を全力でやる…ていうか、『やらなくてイイこと』しか残ってないよね?」というテーマでお話ししたいと思います。
サロンメンバーさん全員に協力していただきたいお話です。
コロナは明けたっぽいけど、今年のハロウィンはどうするよ?
時系列順に(包み隠さずに)全てお話しします。
始まりは、ロザリーナを呼び出して説教をした夜のこと。
照明演出のイジツさんも同席していただいて、「てめぇ、ナメてんだろ」とロザリーナを説教した後(※その後、説教の腹いせでロザリーナにつかまって深夜まで付き合わされました🍺)、イジツさんの方から「…ところで西野さん、『盆踊り』とか興味ないですか?」と話を持ちかけられました。
とりあえず「やります!」とお返事した後に、「何をやるつもりなんですか?」と質問したところ、「今年のハロウィン(10月28日《土》)に“幕張メッセ”を押さえちゃったので、幕張メッセ内に櫓を組んで、超盆踊りをやろうかと思ってるんですけど…」とイジツさん。
聞けば、「ハロウィンにやる超盆踊り=えんとつ町のプペル」という感じで、僕に白羽の矢が立ったそうです。
全国各地に盆踊りは多々あれど、大体どれも似たり寄ったりで、エンタメの一線で活躍している人達が仕掛ける「これが俺たちの盆踊りだ!」というのは、あまり見かけません。
それを、幕張メッセ(@ハロウィン)でやろうというのです。
勿論、参加者には(任意で)仮装していただくので、バケモノ達の盆踊りになります。
イジツさんのチームが手掛けるとなると、照明演出もイカれ狂ったものになるでしょう。
#カオス
僕は今、長編アニメと短編アニメ、そしてミュージカル(日米の二本)と舞台『テイラーバートン』を制作中なので(※あとはホテルと別荘も作ってる)、『超盆踊り(バケモノ祭り)』なんて作ってる場合じゃないし、そもそも『超盆踊り(バケモノ祭り)』なんて作らなくてもいいのですが……ここで算盤をはじいて、損得勘定で動いてしまうと、きっと僕はツマラナイ人間になってしまうと思ったので、まだ相談ベースだった(「やらない」という選択も残っていた)イジツさんの背中を「やりましょう!!」と押してみました。
イジツさんが働かれている会社『SHOW DESIGN』さんには、武道館公演や歌舞伎公演やミュージカルなどで度々お世話になっていて、付き合いを深める中で、(クソ中年のお節介ではありますが)「このチームが“自分達のIP”を持っていたら最強だな」と前々から思っていました。
アーティストをSHOW DESIGNさんがサポートするのではなく、SHOW DESIGNさんのコンテンツにアーティストが集まる(あるいはアーティスト無しでもコンテンツが成立する)ような、そんな流れが作れたら最高です。
イジツさんの口から「盆踊り」という言葉が出てきた時に、すぐに子供の頃の自分を思い出したのですが、そういえば「盆踊り」は、“誰か(有名人)を観に行っていた”わけではなく、“盆踊りに行っていました”。
目的は「盆踊り」であって、主役は「自分」だったのです。
SHOW DESIGNさんのIPとしては「盆踊り」はドンズバ(ぴったんこカンカン!)もいいところで、SHOW DESIGNさんがあの演出力を持って、お客さんを輝かせている場面には立ち会いたいなぁと思いました。
#この時点でロザリーナのことは忘れました
#何の件で呼び出したんだっけ
やらなくてイイことをやる
昨日、さっそく超盆踊り(※名前どうしようかな?)の打ち合わせがありました。
内容を詰める会議というよりも、大人が集まって、「本当にやるのか?」という覚悟を決める会議だったように思います。
その中で、「これは何の為にやるんだっけ?」という話が出たのですが、「これに関しては、『やる意味(メリット)』を考えたら負けで、『やらなくてイイことを全力でやって、(会社として)死なない』というのが目的だと思います」とお答えしました。
2023年。
ふと、まわりを見渡してみると、やる必要があるコンテンツばかりで、「そりゃ、まぁ、(生きていく為には)それをやるよね」という想定内ばかり。
#天才万博を除く
だけど、それだけで埋まった世界はあまりにも窮屈だし、そもそもエンターテイメントは、そんな窮屈な世界の駆け込み寺であったハズで。
「やらなくてもイイことを全力でやりましょう」と覚悟を決めました。
たぶん、「主催:SHOW DESIGN 協力:CHIMNEY TOWN」という建て付けになると思います。
昨日の会議にはミュージカル『えんとつ町のプペル』のスタッフにも参加してもらっていて、「盆踊りの“出し物”として、ミュージカルのナンバーも披露しましょう」という話になりました。
子供達の入場料は「500円」か「無料」を目指していて(#正気か)、そんな世界を実現する難しさを僕はよくよく知っているので(by予算会議の鬼)、僕は最初から最後までボランティアで参加させていただくことに決めました。
『えんとつ町のプペル』のIP使用料も、ミュージカルの楽曲使用料も、「プペルの宣伝」という位置付けにして、1円も頂きません。
特に「第一回」は何に予算がかかるのかが、完全には見えないので。
せっかくコロナが明けたので、“家族で楽しめる”狂乱のハロウィンパーティーをお届けしたいと思っている…というか、「ウチの町の盆踊り」なので一緒に作ってください。
ハロウィンの時期は大阪(味園ビル)でもイベントを企画しておりますので、そちらは追ってお伝えします。
とりあえず、10月28日(土)は空けておいてください。
今よりも、もう少しだけバカバカしい世界を目指しましょう。
現場からは以上です。
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