おはようございます。
カジサックチャンネルを見て、「キングコングって良いコンビだなぁ」と思ったキングコング西野です。
#すぐ泣くカジサック
→https://youtu.be/B9_J6PGdWDU
さて。
今日は2022年大晦日ですので、2022年の総括(振り返り)をツラツラと書きたいと思います。
駆け抜けた2022年
考えてみれば、市川海老蔵さんとの歌舞伎『プペル ~天明のゴミ人間~(@新橋演舞場)』をやったのも今年でした。
#ずいぶん昔にやったイメージ
歌舞伎がスタートする1~2ヶ月前には『サーカス ~世界で一番楽しい学校~』の武道館公演と、ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』の東京公演が入っていて、ほんとにドタバタのスケジュールでよくやったなぁという気持ちと、いつもギリギリで持ちこたえてくれたスタッフの皆様への感謝の気持ちでいっぱいです。
#この時はよくブチギレていましたw
1月に歌舞伎が終わり、息つく暇もなく、翌月にはキングコングの武道館ライブがありました。
この時期、コロナの感染者が増えてきて、それに合わせて、客席の人数制限のルール変更がコロコロあったので、「チケットをどう売るか?」という会議をひたすら繰り返していたのを覚えています。
その時は映画のプロモーションや顔見せを兼ねてアメリカにいたので、ひたすらZOOM会議。
ZOOMだと話の内容が業務連絡だけになってしまうので、コミュニケーションに苦戦しました。
「効率を求めると効率が悪くなる」というか、クリエイティブの現場では「人を知る」ということがメチャクチャ大事で、その後、コロナが落ち着き、スタッフさんとの呑み会が増えてきた(戻ってきた)時に、「人として繋がる重要性」を再確認しました。
このように書くと、「キングコングの武道館ライブは上手くいかなかったの?」と疑われちゃうんだけど、全然そんなことはなくて、ライブは大大大成功。
配信を合わせて3万人を動員した記録的なトークライブとなりました。
裏話を少しすると、この武道館ライブでCHIMNEYTOWNとしては、吉本興業と真正面から向き合って「権利を買う」ということをしました。
話し合いを重ねて、Huluさんに販売をして、その売上も分配する…ということもして、会社として一つ大人になれた瞬間でした。
5月は映画祭でドイツにいました。
『映画 えんとつ町のプペル』は世界中の映画祭からお声がけいただいたのですが、コロナ禍でオンライン参加となることがほとんどだったので、久しぶりのオフライン参加に胸が踊りました。
10月にも映画祭でラスベガスに行かせていただいたのですが、映画を観てくださったお客さんの声を直に聞けるのは作り手冥利に尽きる瞬間で、いつもこの瞬間に次の創作のエネルギーをいただいております。
いつもありがとうございます。
2022年の中盤は、やたらアメリカに行っていた気がします。
主な用事はファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』のリーディング公演です。
個人的には二度目のリーディング公演に手応えを感じました。
「アメリカ版では、どこを掘り下げればいいかが明確になった」といった感じで。
年が明けると、アメリカのスタッフとのクリエイティブ合宿があるので、とっとと脚本を仕上げないといけませんね。
#働け西野
ドタバタスケジュールの裏で、個人的には2022年で最も大きな出来事がありました。
『映画 えんとつ町のプペル』の続編の脚本を白紙にしたこと。
そして、リベンジで書いた脚本が西野史上最高の仕上がりになったことです。
#群馬流氷科学センター調べ
どれだけ優秀なスタッフさんを集めても、本が悪けりゃ、すべての才能が死んでしまいます。
なので、脚本には毎度命を懸けているわけですが、その中でも今回書いた『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』はブッチギリの仕上がりで、一発目の脚本を白紙にしてくれたチームの皆様に感謝です。
その裏で、ショートアニメーション『ボトルジョージ』の制作も進めていました。
こちらは「2022年の仕事」というより、「2022年も続けている仕事」という感じ。
設計図はおおむね描き上がり、制作体制も固まり、2023年で一気に作り上げます。
制作費が「1億3千万円」という実に非常識なショートアニメーションです。
こちらは、丁寧に仕掛ければ、世界を獲れると思います。
完成を待っていてください。
こうして、バババっと書いてみると、いつも真ん中には『作品』があって、『作品』がいろんな縁を繋いでくれた一年でした。
ラスベガスで呑み明かしたシルク・ドゥ・ソレイユのGMとの繋がりもそうですし、ハリウッドでは(まだ表には出せない)大きなお話もいただきました。
プペルの大阪公演のフォローにまわったのも、いい思い出です。
作品作りは孤独と痛みと理不尽の連続ですが、こうして振り返ってみると、いい経験もたくさんさせていただいているわけで、やっぱり来年も作品を作り続けようと思います。
休むと風邪を引きそうなので、今日もこれからアトリエに籠ります。
一年間本当にありがとうございます。
皆様のおかげで走れました。
来年も宜しくお願いいたします。
良いお年を!
2022.12.31
キングコング西野亮廣
【追伸】
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