失敗の勉強代
生々しい『お金』の話をしますね。
僕は自分の貯金を(マジで!)全額ブチ込んで、まぁ美術館を作ったり、サービスを作ったり、ナンジャカンジャやるのね。
そんなことをしてると「失敗したら、どうするの?」と、よく訊かれるんだけど、企画がコケたら「この企画はコケるんだ」ということが(細かいデータとともに)分かるので、それは失敗じゃないのね。
コケた理由が分かれば、次は同じコケ方はしないので、企画にブチ込んだお金は『勉強代』だ。
まぁ、ここまでの話(考え方)は方々で聞くこともあると思うので、僕が今回お話ししたいのは、ここから先の話。
実は、勉強代を払って僕の企画がコケる理由(データ)を入手したい人は、僕だけじゃないと思うんだよね。
つまりね……
「コケた理由を開示する」でマネタイズができるハズなのに、これまで僕らは、コケた時の勉強代をコケた本人が一人で支払っていた。
これが、勿体ない。
たとえば、オンラインサロン内で全ての数字を開示することを約束してしまえば、『面白い挑戦』は上手くいこうが、コケようが、マネタイズできる。
大切なのは、皆が「それって、どうなるの?」と思える挑戦をすることだ。
そこに価値が生まれる。
次に作るオンラインギャラリー『プペル』なんて、「僕の絵本にまつわる作品だけを出品できるギャラリー」という超ニッチなサービスなんだけど、これが成功するか、コケるか。
コケる時は、どんな理由で、どれぐらいの規模のズッコケなのか?
そこに興味を持たせられれば、もう成功だよね。