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現代の機会損失を割り出し、潰す

2020.10.07 / 西野亮廣エンタメ研究所

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おはようございます。

オンラインサロンのアップデートに伴い、誤って値下げをしてしまったキングコング西野です。
#金を返せ

(※くわしくはコチラ↓)
https://www.facebook.com/groups/157664324853695/permalink/677146816238774/

さて。

今日は『現代の機会損失を割り出し、潰す』というお話を共有した後、皆様に御協力のお願いをしたいと思います。
サロンメンバーさんに特化した話です。

 

僕らが取りこぼしているもの

コロナちゃんにタコ殴りにされて、芸人も、ようやく今年から「クラウドファンディング」という手段を用いるようになりました。

生き延びる為の打ち手が増えることはイイことだとは思うのですが、一方で、クラウドファンディングが日本に来てからのこの8~9年の間で、クラウドファンディングを知らなかったばかりに、「芸人×クラウドファンディング」によって生まれるハズだったのに生まれなかった企画や、「芸人×クラウドファンディング」で救えるハズだったのに救えなかった芸人生命が山ほどあったことを想うと少し胸が痛いです。

時代に耳を傾けてさえいれば、諦めなくてよかった挑戦がいっぱいありました。

時代のルールがこれだけのスピードで変わる以上、僕らは自分達のライフスタイルを毎朝疑わなければなりません。

それは、「僕は今、何を取りこぼしてるんだっけ?」という問いです。

2020年。

技術や情報が共有され、競合他社のサービスを含めたあらゆる機能が向上し、機能で差別化を図ることが極めて困難な時代に入りました。

機能で選ぶことができなくなった僕らは、「誰から買うか?」といった感じで『人』で選ぶようになり、僕の肌感的には、特にココ1年ぐらいで『人検索』が加速したように思います。

踏み込んだ言い方をすると、「自分が稼いだお金を、誰に落とすか?」という思考になっており、購買と支援の境界線が曖昧になり、販売スタッフを介したあらゆるサービスがクラウドファンディング化しているのが、今です。

オールドタイプの人達と話していると、「購買と支援の境界線が曖昧になっている」ということを肌で捉えられていなくて、その結果、『人の繋がり』を安く見積もってしまっている。

ここは、もうちょっと掘り下げた方が良いと思っていて、話を分かりやすくするために下品な言葉でお話しすると……ぶっちゃけた話、『商品そのもの』の値段には“ある程度の限界”があるので、大きなお金にはなりません。

映画のチケット代は、どこまでいっても1800円なので。

しかし、(極端な例ではありますが)たとえば今回の鴨頭さんのクラウドファンディングは今日の時点で3500万円のお金が動いています。

https://cf.fany.lol/projects/2037

この3500万円というお金は「クラウドファンディング」ということで見落としがちですが、よくよく見ると、あれはただの【予約販売】で、鴨頭さん(およびチーム鴨頭)の稼働に対して発生したお金で、本来であれば鴨頭さん(およびチーム鴨頭)の収入です。

それを「西野亮廣を応援したい」という理由で、ベチーン!と出してくださっているわけで、鴨頭さんが西野に支払うお金を「商品そのものの値段」と「支援」に内訳した時に、商品の2万倍近くのお金が支援になっています。

#あくまで極端すぎる例ですよ

それもこれも、鴨頭さんと『えんとつ町のプペル』の間に西野亮廣がいて、鴨頭さんと西野が繋がったから起こったわけで、どう考えても、「商品」よりも、「人との繋がり」の方が利益率が高い。

サービス業をやっていて、ここ(利益率がベラボーに高い「人との繋がり」)を取りこぼすなんてナンセンス王子でしかありません。

#なんだよナンセンス王子って

#とりあえず面白くは無いな

 

機会損失に、もっと目を向けよう

今朝、サロン内(Facebook版)で、「ちなみに、今日18時頃に渋谷駅から半径3キロ圏内で時間が空いて(仕事が終わって)、『サロンメンバーさんとなら呑みに行ってもいいな』と思う人はどれぐらいいますか?」というアンケートをとったところ、ものの1時間で200名以上の手が挙がりました。

今、同じ駅で降りた人がサロンメンバーである可能性があって、その人も自分と同じように「今夜、帰りに呑みに行こうかなぁ」と思っている可能性がある。

今、自分と同じように皇居の周辺をジョギングしている人がサロンメンバーである可能性があって、その人も自分と同じように「どうせなら、サロンメンバーさんと一緒にジョギングしたいなぁ」と思っている可能性がある。

西野関連のイベント終わりなんて、どう考えたって、自分の半径50メートルのサロンメンバーの密集率は高く、その中には自分と同じように「一杯ひっかけて帰りたいなぁ。イベントの感想を話せる相手がいるといいなぁ」と考えているサロンメンバーがいる。

僕らは、そのタイミングで繋がれるハズの繋がりを、これまでず~っと取りこぼしていて……言ってしまうと、自分のサービスの売り上げ(もっとも利益率が高い商品)を取りこぼしていて、ちょっとしたテクノロジーで、この問題が解決するのであれば解決した方がいい。
皆がマッチングを望んでいるのに、マッチングしないなんてナンセンス大王です。

#昇格したのか

サロン内でスムーズに「この指とまれ」ができれば、救うことができるサロンメンバーさんの挑戦がありますし、地震や台風や大雨といった自然災害時に救える命があるので、このマッチングサービスは必ず実装したいと思います。

天災なんて屁でもないよ。

必ず全員守ります。

現場からは以上でーす。

 

【追伸】

サロン記事の感想を呟かれる際は、文章の最後に『salon.jp/nishino』を付けて《本垢》で呟いていただけると、西野がネコのようになつく場合があります。

 

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