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スローヒット戦略を進める

2024.02.05 / 西野亮廣エンタメ研究所


 

おはようございます。
大雪でテンションがあがるタイプのキングコング西野です。

さて。
今日は『スローヒット戦略を進める』というテーマでお話しします。

さっそく本題です。
 
 

もう発信を選びきれない
 

ミュージカルやコマ撮りアニメーションといった世界戦も進めながらも、僕ら(CHIMNEY TOWN)は活動のベースである日本国内での活動もキチンと固めていかなければなりません。

なので、「丁寧に作って、丁寧に告知をする」ということを徹底しているわけですが…どっこい、 SNSのタイムラインを見ていると、そりゃあもう「告知だらけ」。
皆、自分の商品やサービスを売らないといけないので、そりゃ、タイムラインが告知で溢れて当然です。

僕のタイムラインが告知で溢れているということは、僕の見込み客のタイムラインも告知で溢れているわけで……それなのにも関わらず僕は、その「告知が渋滞しているタイムライン」に僕の告知を流そうとしています。
普通に考えたら、あまり効果がなさそうですよね。

コンテンツで溢れ、告知が渋滞していることが現代(国民総発信者時代・国民総コンテンツホルダー時代)の日常なわけで、多くの発信者が、この日常に対して、あまりにも無策だなぁと思います。
#自分にも言い聞かせています

そんな中、僕がマーケティングの一環として力を入れているのが(2~3ヶ月前にも書かせていただいた)『スローヒット戦略』です。

これは「慌てて売るのではなくて、売るまでに時間をかけて、『思い入れ』を持ってもらって、“思い入れの有無”で競合と差別化を図ろう」というもの。

「機能」と「意味」に大きく分けると、今回のスローヒット戦略は「意味を売る」に分類されると思うのですが、意味は意味でも「ブランド」とかと大きく違う点は、“比較的誰でも再現可能”というところ。
 
 

具体的にどんなことをやっているの?
 

ここからは『スローヒット戦略』として、具体的にどんなことをやっているの?という部分にフォーカスしたいと思います。

分かりやすいところでいうと、先日の『ボトルジョージ展』のオープニングパーティーなんかがそうで、何を隠そう、『ボトルジョージ』は、まだ完成していないんです。

なので「完成披露パーティー」じゃなくて、言ってしまったら“パーティーに集まってくださった皆様に見せるものが、あんまり無い”んです。

でも、それで良くて、大切なのは「『ボトルジョージ』を待ち合わせ場所にすること」。

ボトルジョージで「この指とまれ」をやって、そこに集まった人達同士が繋がって、次の時に集まりやすい環境を作ること。

(※ちなみに次回のパーティーは4月20日→https://www.picture-book.jp/projects/bottlegeorge-nora/rewards/42481)

今回のパーティーには、ドワーフのスタッフさんや、トンコハウスのスタッフさんも参加されて、お客さんと密に交流をとられたのですが、これがものすごーく大切で、そこでクリエイターさんの苦労(や、こだわり)を直に聞くことで、作品に対する「思い入れ」が生まれる。

そして、その「思い入れ」こそが、コンテンツや告知で溢れて…果ては品質がコモディティ化した時代の「競争力」で、「一緒に過ごした時間が長い」ということが、今、ものすごく重要になっているんだろうなぁと思います。

ちなみに、4月13日には、僕の地元(兵庫県川西市)を走る『能勢電鉄』を貸しきって、『スナック 夢幻鉄道』が開催されます。

※こちら→https://www.picture-book.jp/projects/4326/rewards/42488

能勢電鉄の終点の『妙見口』まで行って帰ってくるまでの(所要時間=1時間半~2時間)、スナック列車ですが、お察しのとおり、これは絵本『夢幻鉄道』のプロモーションです。

このイベント内で絵本『夢幻鉄道』のビジュアルが公開されるわけでも何でもなく、ただただ『夢幻鉄道』を待ち合わせ場所にした呑み会です。
#BGMはずっと夢幻鉄道を流しておいて欲しい

『夢幻鉄道 -Piano Instrumental Ver.- (Song by 西野亮廣)』/ Coverd by 西村広文
https://youtu.be/XRa03QKujlU?si=to5xoE5cx-DDLO2u

これまでなら、「そのイベントで何を見せるの(何を売るの)?」「何かプロモーションをしないと」という話になっていたのですが、それはチョット結果を急ぎすぎて、「夢幻鉄道のイベントに行ったけど、楽しかったな」「夢幻鉄道のイベントで、あの人と出会えて良かったな」ぐらいでイイ。

『思い入れ』『思い出』を作ることが大事で、ここらへんに関しては、僕らはまだ慣れていない(思い入れ作りを体系化できていない)ので、色々とテストしていきたいと思います。
はたして僕らの脳は、どんな思い出(体験)を残そうとするのでしょうか?

個人的には、『音楽』や『匂い』が重要になってくる気がしています。

引き続き宜しくお願いいたします!

現場からは以上です。

【追伸①】
https://salon.jp/nishino」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。

【追伸②】
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https://sabeevotest.com/hoshino-jutan/index.html

【4/13(土)スナック「夢幻鉄道」】
https://www.picture-book.jp/projects/4326/rewards/42488
 

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