おはようございます。
日曜日の今日は仕事のゴリゴリした話はお休みして、特に着地点を設けず、今の思いを一筆書きで綴りたいと思います。
ただの日記です。
12年ぐらいずっと
昨日もお伝えしたとおり『バンドザウルス』なんかは完全に遊び(悪フザケ)でやっていて、まさかプレッシャーなどなく、DAOの皆さんや、デザイナーさんがあげてきてくださったモノを見て「これ、いいねー」「ここ、黄緑色にすると、もっと素敵かもー」「かわいいー!」といった調子で進めています。
これまであまり考えたことがありませんが、俗に言われる「ストレス解消法」が僕にとってはバンドザウルスなのかもしれません。
今夜配信の『毎週キングコング』でバンドザウルスの話になっているのですが、配信後の反応が楽しみです。
動画の概要欄にバンドザウルスのインタビュー記事が載っておりますので、シェアしていただけると嬉しいです。
「#バンドザウルス」を付けて。
(※こちら→)https://note.com/band_saurus/
そんな中。
最近の西野亮廣は過去最多レベルで新作の制作を同時進行させています。
#テイラーバートンもあるし
これができるのも「チーム」のおかげで、チーム運営は面倒も多いですが、丁寧に向き合えば多くの可能性を生んでくれるので、今後も大切にしていきたいです。
昨日は『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』の制作をひたすら進めていました。
前回の打ち合わせで大きなヒントをいただいたので、昨日は「第7稿」の脚本執筆。
物語を前に進める為に都合の良いキャラクターを配置するのではなく、
各キャラクターに寄り添って(憑依して)、キャラクターの意思に従って、物語を調整していきます。
「物語ファーストか、キャラクターファーストか?」といったところなのですが、結果、「キャラクターファースト」にした方が、僕の場合は良い物語が書けるみたい。
他の作家さんはどうか知りませんが。
なので、毎夜毎夜「実社会との繋がりを断ち切って、キャラクターに潜り込む」というヤバめの宗教儀式をブチかましておりまして、時に、アトリエの中で、キャラクターとしてオイオイ泣いたりしています。
#役者さんとかこの感じなのかな
そこでルビッチに憑依した自分が泣いていないのに、ト書き(※キャラクターの動きを指示するやつ)で『ルビッチ、号泣』と書くのは嘘(ご都合主義)だなぁと思っていて、ト書きには、その時の自分の感情を正直に書くようにしています。
さっき調べてみたのですが、僕が『えんとつ町のプペル』という物語を書き上げたのは2011年年末らしいです。
これまでに何度、プペルやルビッチに入って、怒ったり泣いたり笑ったりしてきたのでしょうか。
昨夜も同じことをしていました。
2020年のクリスマスに公開された『映画 えんとつ町のプペル』で終わらせておけば、キャリアとしても精神的にも鮮やかだったと思うのですが、そうは問屋が卸しません。
自分にとって『えんとつ町のプペル』という作品は、もうとっくに「呪い」のようなものになっていて、ひたすら付きまとってくる最も苦しい挑戦になっています。
辞めることができたらそりゃラクなんだけど、辞めてしまったら喪失感で死にそうになるんだろうなぁ…という意味での「呪い」です。
あとはやっぱり、「これだけ憑依を繰り返してきたキャラクター達がこれからどこに向かうのかを特等席で確認してみたい」という気持ちもあります。
そんなこんなで12年目も迎えている今日も『えんとつ町のプペル』と向き合いたいと思います。
『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』は、前作を超えるとっても素敵な物語になっておりますので、メチャクチャ楽しみにしておいてください。
皆さんにも呪いのような仕事があるとは思いますが、お互い頑張っていきましょう。
それでは、素敵な日曜日を。
西野亮廣(キングコング)
【追伸】
「https://salon.jp/nishino」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。
【西野亮廣最新刊】
『夢と金』(幻冬舎)
→https://www.amazon.co.jp/dp/4344040503
【親子で学ぶ!】西野亮廣オンライン勉強会『夢と金』
→https://www.picture-book.jp/projects/yume-kane
僕が一番欲しかったもの 槇原敬之♡
https://www.youtube.com/watch?v=1eQ1UKChkuU
\公式LINEができました/
▼西野亮廣 公式LINEはコチラ↓
https://lstep.app/q7b4Mlz