おはようございます。
さっき、ガードレールに車をぶつけた人が「あぁ、車、凹んじゃったー」と言って、気持ちを切り替えて、その場を去っていったのを見て、ガードレールに車をぶつけて半年間謹慎していているインパルス堤下君を思い出したキングコング西野です。
#堤下めっちゃ反省してるやん
#いつまで反省するの
さて。
今日は「『丁寧に仕事をする』という投資」というテーマでお話したいと思います。
たいした内容じゃないです。
「丁寧に仕事をすることって大事だよね」という再確認ですまずは近況報告から。
作りまくってる2023
まずは、最新刊『夢と金』(幻冬舎)について。
一文字も書いていないのに販売(予約)を開始するという暴挙に出ましたが、それが功を奏し、まもなく書き上がります。
そろそろ「キンコン西野のサイン本屋さん」でも予約を開始しようかなぁと思っていたのですが、「本が売れない」という時代で一番困っているのは本屋さんです。
というわけで、「キンコン西野のサイン本屋さん」で予約を取るのはやめて、街の本屋さんの予約サイトを案内する方向で進めようかと思っています。
#そうすると手数料が本屋さんに入るので
緊急事態宣言下で公開となった『映画 えんとつ町のプペル』では「配信をしない!」と決めきったことで、映画館を応援する姿勢を見せたのですが、その時と同じで、「(もっとも売りやすい)自社サイトで売らない!」と決めることで、本屋さんを応援している姿勢を見せようと思いました。
『夢と金』を一人でも多くの方に届けることは大切ですが、独り勝ちには興味がありません。
本屋さんと一緒にゴールを目指そうと思います。
次に作品制作の話。
ただいま、『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』と、ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』と、ショートアニメーション『ボトルジョージ』と、キングコングの映像作品と、夏におこなう舞台の制作を同時進行させております。
その中でも、昨日は昼に『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』の会議が入り、夜は、キングコングの映像作品のプロデューサーさんとの顔合わせ(会食)がありました。
『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』の脚本は、第4稿までをnoteで公開していますが(→https://note.com/nishinoakihiro/n/nb2e182bd24df)、その後も手直しを進めて、現在は「第6稿」となっており、ここからアニメーションに合わせて微調整などはありますが、「第6稿」で一応は【完成】という形になっております。
第5稿から第6稿は大きく変化があり、最終的に僕がすっごいすっごい好きな形になったのですが、これは映画公開まで秘密にしようかなぁと思っています。
「うわー!そうきたかー!」を残しておきたくて😁
なので、楽しみにしておいてください。
「丁寧に仕事をする」という投資
ここから先はオルゴールのBGMを流しながら読んでいただきたいのですが(笑)、ちょっと個人的な話をさせていただくと、僕が新しく何かを始める時は、何をするにしてもアウェイだったんです。
絵本作家を始める時は「芸人が絵本なんか描けるのか?」という疑いの目を向けられましたし、映画を始める時も、ミュージカルを始める時もそう。
もっとも(ナイショですが)、ミュージカルの時の国内の業界人からの「演出とか、できるの?」に関しては、小学生の陸上部の子が、プロ野球選手に対して「陸上経験無いですよね? 走れます?」と言っているようなもので、「陸上経験は無いけど、お前より速いよ」という感じで、「誰が誰に言うとんねん」と思ってましたし、秒殺してやろうと思ってました。
#鬼西野
とは言うものの、やはりどこに行っても「よそ者」で、疑いの目は結果を出すまで消えません。
スタッフさん一人一人と丁寧に向き合って、そこでのパフォーマンスで「あれ? この人、本物じゃん!疑ってゴメン!」と見直してもらうしかない。
そうしてコツコツと、絵本を作り、映画を作り、ミュージカルを作ってきたわけですが、ここにきて、たとえば昨日の『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』の打ち合わせや、キングコングの映像作品の顔合わせでもあったのですが、「プペルをやりたい!」「西野さんとの仕事ならやりたい!」と言ってくださるクリエイターさん(しかも重鎮)が増えてきたんです。
各業界に飛び込んだ時には、まさかこんなことはありえなくて、あらためて「丁寧に仕事をする」ということの大切さを再確認しました。
こんな当たり前のことはサロンで書くまでもないのですが、でもやっぱり「丁寧な仕事」というのは投資で、その時その瞬間はワリに合わないこともたくさんありますが、そのリターンは大きくなって、遅れてやってくる。
そんなことを昨日、思いました。
「タイムパフォーマンス」が叫ばれる現代ですが、もう少し投資目線で仕事を選び、仕事と向き合った方が良いかもしれません。
とくに、その業界で力を持った人は、生活にも余裕が出てきているので、報酬もさることながら、より「面白いor面白くない」で仕事を選ぶようになります。
昨日、『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』の打ち合わせの時に、Studio4℃の田中社長から「西野さん、○○さん(重鎮)が『プペルに参加したい』と言ってくださっていて…」という話を聞かされた時に、「ああ、ここでリターンが返ってくるんだな」とニマニマした西野でありました。
ワリに合わないことや、なかなか陽の光を浴びないことがたくさんありますが、お互い丁寧に丁寧に仕事をしていきましょう。
現場からは以上です。
【追伸】
「https://salon.jp/nishino」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。
【西野亮廣最新刊】
『夢と金』(幻冬舎)
→https://www.amazon.co.jp/dp/4344040503
【親子で学ぶ!】西野亮廣オンライン勉強会『夢と金』
→https://www.picture-book.jp/projects/yume-kane
\公式LINEができました/
▼西野亮廣 公式LINEはコチラ↓
https://lstep.app/q7b4Mlz