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ただの日記

2023.11.26 / 西野亮廣エンタメ研究所



おはようございます。

日曜日の今日は仕事のゴリゴリした話はお休みして(とはいえ仕事の話なんだけど)、今、ボンヤリと思っていることを、垂れ流したいと思います。

先週までミュージカル『えんとつ町のプペル』のクリエイティブ合宿でニューヨークにいたのですが、これまでのニューヨーク遠征で最も実りのある回となりました。

大きかったのは2つ。

1つ目は「(ブロードウェイ版)の脚本が完成した」ということ。
直訳などではなく、アダプター(翻訳者)と徹底的にコミュニケーションをとって(時に衝突をして)、アメリカの文化や道徳観にしぶとく耳を傾け、ゼロから脚本を見直して数ヶ月。

ようやく完成した脚本は、本物の強度を手に入れ、実際、リーディング公演(関係者向けの本読み公演)を観に来たブロードウェイのプロデューサーの胸を打ちました。

2つ目は、そのプロデューサーとの出会いです。
リーディング公演の翌日にもスタジオまで顔を出してくれて、そこで1時間半ほどお茶。
その翌日も僕らはまた待ち合わせて、夜中まで何時間も何時間も喋ったのですが、彼女は選ぶ言葉の一つ一つが明瞭で、リアリストで、ロマンチストで、「どうせ苦労するなら、この人と苦労したいな」と思わせてくれる人でした。

僕の帰国後も彼女は、ブロードウェイ村の関係者に声をかけ回ってくれて、ミーティングや会食(交流会)のセッティングを進めてくれています。

そんなこんなで、僕はまた再来週、今度は個人的にニューヨークに飛びます。

そして、ここからが本題です。

リーディング公演の翌日、彼女(ブロードウェイのプロデューサー)からスタバで質問責めに遭ったんです。
取り調べぐらいの圧力の(笑)

その翌日も、ブロードウェイの衣装デザイナー(MARVELやディズニー作品の衣装も手掛けている)から、またもや質問責め。

その質問の一つ一つに、丁寧かつ、スピード感を持って答えていくわけですが(大喜利みたいな空気感)、一つ答える度に、彼女らの目の輝きが変わっていくのが分かりました。

「こいつ、面白いっ!」「おもろもん、見っけた!!」という目です。
#瞳孔が開く系

この取り調べに関しては、その場で考えて答えているわけではなくて、日本戦で培った引き出しを開けているだけに過ぎないのですが、僕のような人間はブロードウェイにはいなくて、とても新鮮に受け止めてもらえました。

その場でブロードウェイのプロデューサーが「ちょっと、今、日本から来た面白い人と喋ってんだけど、アンタ、今から来れるっー!?」と電話をするほど(笑)

その時、「『えんとつ町のプペル』という作品を外に持っていくのなら、そこに僕がいなくちゃダメだ」と確信しました。

作品が『身体』なら、作者は『心臓』で、この2つが揃わないと動き出さない。

…でもね。

そんなことは、もっと前から知っていた気がするんです。

海外のトークショーでも「プロセスエコノミー」や「BBQ型(最近だとAIを絡めたハイブリッドBBQ型)」や「コミュニティー」の話がウケて、西野亮廣込みで作品のファンになってもらえることが少なくない。
#先日の映画イベントもそうでした
#ダンが遊びに来てくれたイベント

(こちら→)https://www.instagram.com/p/Cz1-85TgH0s/?igshid=ODhhZWM5NmIwOQ==

そういう場面場面で「西野亮廣の本体があった方がイイ」「西野亮廣の言葉が待たれている」を目撃しているのに、ブロードウェイ戦は、スタッフに任せていました。

それには色々な理由があります。

「もともと、スタッフが言い出した企画だったから」というのもある。

そして、「『西野亮廣を抱き合わせないと届かない』という体勢だと、西野亮廣がいない国にリーチできないから、作品と個人を切り離す(作品が自走する仕組みを作る)」というのもある。

でも、今思うと、そのどれもが『言い訳』に聞こえて仕方がなくて……

結局のところ、「スタッフに任せて、それが上手く転がったらラッキー」という『逃げ』だったんじゃないかな、と。

「生まれも育ちも言語も何もかもが違う場所でゼロからスタートさせる面倒からの逃げ」です。

「その気持ち(甘え)が1ミリも無かった」と言うと、やっぱりそれは嘘で、忙しさにかまけて、もっとも面倒な仕事をスタッフに押し付けていた。

僕が行かなきゃ始まらないのに。

「脚本が仕上がったタイミング」でプロジェクトが前に進んだのは実は凄くプラスなのですが、それはあくまで結果論(棚ボタ)で、僕が逃げた事実は変わらない。

プロジェクトが前に進んだので、ここを隠し通すことはできたんだけれど、やっぱりそれは、普段応援してくださっている皆さんに対して、やってはいけないことだと思う。

後輩にも示しがつかないし、何より、そんな卑怯な人間になりたくない。

「僕でも面倒から逃げるんだ…」という若干の驚きがありつつ、この事実は、この弱さはタトゥーにして残しておこうと思います。
#お尻に掘ってやろうかしら

仕事は今日も大変です。

やってもやっても終わらなくて、鹿児島のホテルで今日も徹夜明け。
ただでさえトラブルにまみれているのに、名前が大きくなると、本来背負わなくてもいい問題も背負うことになります。
ホントに大変。

だけど、大変なのが仕事で、
大変じゃない仕事をやるほど僕には時間が残されていません。

フッラフラになるまで働いて、ハイボールを口に入れた瞬間に気絶するぐらいが上等だ。

「あまり無理をしないで」と言われるのですが、今、無理をしないで、いつ無理をするというのだろう。
走れるうちに走っておかないと、きっと僕は一生後悔すると思う。

今日はこれから東京に戻って、CHIMNEY COFFEE(渋谷)で、カフェオレベース(ボトル)の手渡し会。
(こちら)→https://peatix.com/event/3729246/view

なんだ、この仕事(笑)

一つ一つの仕事の先には待ってくれている人がいます。
一つ一つ、丁寧に向き合っていきます。

それでは素敵な日曜日をお過ごしください。

西野亮廣(キングコング)

【追伸①】
https://salon.jp/nishino」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。

【追伸②】
《大阪平野の夜景を一人占め》HIBARI GOLF(宝塚市)のVIPラウンジ『星の絨毯』(2024年9月オープン)の【年間3日×7年分】の貸し切り利用権をお求めの方はコチラまで。
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【Mrs. GREEN APPLE - 僕のこと】
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