こんにちは。
サロン記事の投稿が遅くなっちゃってごめんなさい。
朝からファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』のミーティングと、密着ドキュメンタリー『BackStory』が2本入っておりました。
本日のミーティングにて、『BackStory』のメンバーシップ特典が追加されまして、こちらに関しては表に出した方がいい情報なので明日のVoicyでお話しさせていただきます。
#お楽しみに
さて。
そんなこんなで日曜日の今日は仕事のゴリゴリした話をお休みして、ただの日記(昨日あった嬉しかったこと)をお届けします。
強くなって迎えに行く
昨夜は、吉原光夫さん(顔面凶器)と、アシスタントの武田と、作曲家のヤナエルさんとの会食がありました。
光夫さんが本日(9月22日)誕生日ということで、会食前に高島屋に寄って、誕生日プレゼントを探す西野。
そこでグラス(ロックグラス)を選んだ自分に確かなオジサン味を感じました。
#20代の時は思いつきもしなかった誕生日プレゼント
※光夫さんに誕生日メッセージと「BackStory」の感想を是非!
→https://x.com/mitsuoYoshihara
さてさて。
昨夜の会食の目的は、「光夫さんとヤナエルさんを会わせること」ともう一つ、「ヤナエルさんにキチンと謝って、ヤナエルさんを口説くこと」でした。
過去に何度かお話しさせていただいことがありますが、『映画 えんとつ町のプペル』を作っていた頃(2018年~2019年あたり)にヤナエルさんと出会い、その時、彼女が「勢いで作っちゃいました」と送ってくれた『Shine On Me』という曲があまりにも素晴らしかったんです。
僕は『Shine On Me』を『映画 えんとつ町のプペル』の挿入歌にしたくて、映画チームが「『Shine On Me』を挿入歌にしよう!」という空気になるように、ことあるごと『Shine On Me』の話をしました。
テレビでも、『Shine On Me』を「西野が作るアニメーション映画の挿入歌候補」として取り上げてもらいアレやコレやと話を進めていたのですが、最後の最後で、話をまとめることができませんでした。
「映画には映画の音楽がある」という、もっともらしい言い分をぶつけられ、当時の僕は右も左も分からない(なんせ映画なんてつくったことがない)ペーペーで、返す刀を持っていませんでした。
リベンジをかけてファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』のクライマックスシーンで使おうと打診してみたのですが、僕がファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』のチームに入った時にはすでに作曲家が決まっていて、そこでも話をまとめることができませんでした。
「クライマックスの曲だけ別の作曲家さんの曲で!」という話を通すのは結構ムズかしいんです。
結局、映画でもミュージカルでも『Shine On Me』を使うことができなくて、僕はヤナエルさんをその気にさせただけ。
すべては僕の力不足が原因でした。
「そこからヤナエルさんと疎遠になる」ということはありませんでしたが、仕事で御一緒できないと会う機会が減るのが大人の世界で…あの日あの時の後悔がずっと胸に刺さったままでした。
あれから時間は過ぎて、少しだけ強くなった僕の元に、ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』(日本公演)のクライマックスシーンで歌う曲のボールがまわってきました。
すぐに光夫さんに『Shine On Me』の音源を送って、「メチャクチャいいじゃないですか!」という返事を貰い、「あとはヤナエルさんに頭を下げて、口説くだけ!」という流れになり、昨夜の会食がありました。
三度目の正直です。
もう、その気にさせた後に、答えがひっくり返らないように、チーム内の根回しをシッカリすぎるぐらいやり(※このへんが大人になりました)、「今日はヤナエルさんを口説きにきました」と白西野。
「弱かった自分」を詫び、「今度こそ『Shine On Me』を使わせてください。あと、ミュージカル用に一曲作曲してください」とドサクサ紛れのボレーシュートを決めました。
映画やミュージカルで『Shine On Me』が使えないことが決まり、ヤナエルさんの中には「『Shine On Me』を他の仕事で使う」という選択肢もあったのに、今日の今日までどこにも出さず残してくださっていたのです。
「是非!」と笑顔で返してくださったヤナエルさんに「ごめんなさい」やら「ありがとう」の気持ちがたくさん溢れて、長年ひっかかっていた痛みに決着をつけることができて安心したのか、最後は酔っ払って寝ました。
エンターテイメントの世界はなかなかこの想いを許してくれないけれど、やっぱり僕は、できれば友達とずっと一緒にいたくて、その僕の夢が叶った瞬間でした。
これがファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』のクライマックスシーンで流れる『Shine On Me』のBackStoryです。
是非、劇場で聴いてください。
重い雲を突き抜ける時に流れる一曲です。
頑張るぞー。
今日はサロン記事の更新が遅くなってすみませんでした。
素敵な日曜日をお過ごしください。
西野亮廣(キングコング)
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