おはようございます。
Facebookの日本代表の味澤さんが広告の未来について元気いっぱいのキラキラ記事を投稿をされていたので、Facebookが詐欺師からお金を受け取って詐欺広告を量産している(詐欺師のお手伝いをしている)ことに対する注意喚起の文章を添えて味澤さんの投稿をシェアしたキングコング西野です。
さて。
今日は『資産になる広告(ストック型広告)』というテーマでお話ししたいと思います。
本題に入る前に、コチラの共有から。
残り107万円🔥
2025年8月9日~30日まで上演する『えんとつ町のプペル』(日本公演)に3000人の子供達を無料招待するべく立ち上がったクラウドファンディングは現在【1097名】の支援者様から【1693万2000円】の御支援をいただいております。
おかげ様で現時点で【2822人】の子供達を無料招待することができます。
たくさんの御支援、本当にありがとうございます!!
目標の1800万円(3000人無料招待)まで、あと107万円となりました。
黒西野的に言わせると「いいラインにセカンドゴール(1800万円)を定めたな」と思っていて、やっぱりこの手の支援というのはどこかで天井(伸びなくなる点)が必ずあるんですね。
スタートを切った以上は、ついつい「目標をクリアすること」が目的となってしまうのがクラウドファンディングですが(#これは僕でもあります)、大切なのはプロジェクトの成功に向けて、限られたリソースを適切に振り分ける(自分の時間割りを間違わない)ことなので、クラウドファンディングの【目標】の設定というのはとっても大切です。
目標を上げすぎると、(支援の伸びが落ち着きはじめているのに)上げすぎた目標をクリアすることに時間を割いてしまうので。
今回はファーストゴールを1500万円(2500人招待)、そしてセカンドゴールを1800万円(3000人招待)とさせてもらいましたが、これは目標設定はたぶん合っていて、そして「サードゴールは狙わずに、西野亮廣の時間は次の打ち手に割く」というのが正解なんだと思います。
このへんの捌きっぷりも「支援者様からの信用」に繋がるので、是非是非参考にしてみてください。
意外と陥ってしまう「クラウドファンディングの目標設定の落とし穴」についてのお話しでした。
そんなこんなで、目標まであと107万円。
ここまできたら、やりきります🔥
引き続き応援、宜しくお願いします!!
▼子供支援はコチラから↓
https://www.picture-book.jp/projects/2025poupelle-musical-gift
それでは本題です。
資産になる広告
ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』(日本公演)のプロモーションは、これまでの鉄板ネタをフル稼働させつつ(※これができるのは本当に強い)、その裏で実験もさせてもらっています。
『ファーストウェーブチケット』なんて発明もいいところで、今後のロングラン公演の打ち手の定番になることは間違いありません。
そんな中、今日は「こういう考え方(売り方)もありますよね?」という提案なのですが…
イベントのチケットというのは、イベントの数ヵ月前(2~3ヶ月前)に売り出させることがほとんどです。
それは、宣伝のリソースを集中させる為(「最近よく見かける宣伝」にすることで話題にする為)だったりもします。
それはそれで一つの方法としてアリだと思うのですが、「そもそも、なんで宣伝のリソース(広告塔の稼働)をある時期に集中させるのか?」ということについて、もう少し深掘りしたいところ。
「他にも(無意識レベルで)ある時期に宣伝を集中させている理由が何かあるんじゃないか?」と。
色々と考えてみたのですが、宣伝のリソースをある時期(イベントだと本番の2~3ヶ月前)に集中させてしまう理由の一つに「『フロー広告』だから」というのが考えられそうです。
『フロー広告』というのは、「流れてしまう(残らない)広告」のことです。
その逆は『ストック広告』(資産として残る広告)です。
皆さんのSNSのTLや、TVのCMなどで流れてくる(そして流れてゆく)『フロー広告』は瞬間的には多くの人の目に触れますが、流れ過ぎてしまうと目にすることがありません。
資産として残らない(広告自体が宣伝し続けてくれることは無い)のが『フロー広告』です。
なので、期間を限定してズババババーンと宣伝のリソースを集中させる(お客さんの印象に残す)しかない。
ただ、イベント集客の本来の目的は「一瞬でチケットを売り切ること」ではなく、「売り切ること」だと思うんです。
「一瞬で売り切ること」と「売り切ること」で宣伝にかけるコストが同じならば、正直、「売れるスピード」はどっちでもイイ。
今回のファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』(日本公演)のプロモーションで試しているのは、「かなり早い段階からチケットを売り始めて『ストック広告』でジックリと時間をかけて確実に売り続ける」です。
「YouTubeの生配信で公演に対する想いを語って、お客さんと直接コミュニケーションをとって、その動画をアーカイブに残して、概要欄をチケットぴあ代わりに使う」ということを最近はやっているのですが、アーカイブがずーっと宣伝し続けてくれるので、すっごく良いです。
この戦い方をするのに必要なのは『時間』で、公演2~3ヶ月前に始めても意味がありません。
一年間かけて『ストック広告』を落としまくって、そいつに働いてもらう。
『チケットぴあ』でチケットを販売しても、「チケットぴあサーフィン」をする人はいないので、『チケットぴあ』がイベントを宣伝してくれることはありません。
一方で、YouTubeは関連動画で辿りついてもらえる。
なので、そこで公演に向けた想いを語る&概要欄でチケットを販売する。
出演者の集客力に頼ったイベント作りから卒業するには(人で集客するのではなくて、ハコで集客するには)、こういった小技の積み重ねなんだろうなぁと思います。
この効果がどれほどのものなのか?
また進捗を共有させていただきます。
現場からは以上です。
【追伸①】
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2025年8月10日(日)17時公演『えんとつ町のプペル』VIPファミリールーム(※ご利用は6名まで)↓
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