おはようございます。
東野幸治人形にオフィスを占領されたキングコング西野です。
→https://youtu.be/LHc-HPfFNbM
さて。
今日は「仮説検証実験の賜物」というテーマで、近況報告をさせていただきます。
それでは本題です。
第2弾チケットの販売がスタートしました。その反応は…
昨日はミュージカルのプロモーションを兼ねて『毎週キングコング』で「ファーストウェーブ戦略」についての授業(教えて西野先生)を流させていただきました。
コチラ↓
https://youtu.be/GQvGHX5jlU4
実は「ファーストウェーブ戦略」を語った時に「あちゃ〜、こりゃ、刺さってないなぁ〜(イメージしてもらえてないなぁ〜)」と思うことがありまして…その時、相手の頭の中には決まって「どのみちチケットを完売させるんだったら、全日程のチケットを一斉に売ろうが、日程の早い順からチケットを売ろうが関係ないじゃん」という疑問が浮かんでいます。
2024年の8月に「第1弾チケット」を売って、2024年の10月に「第2弾チケット」を売って、2025年の1月に「第3弾チケット」を売って…そうやって初日の幕が上がるまでにチケットを売り切るのであれば、日程の早い順から売っていく(ファーストウエーブを作る)意味なくね?と。
ここに関しては完全に僕の説明不足ですので、コチラ(サロン)でも補足説明をさせていただきます。
まず演劇やミュージカル関係無しに、そもそもビジネスの基本として、「常に最悪の事態を想定しておく」というのがあります。
「どのみちチケットを完売させるんだったら〜」という意見は、チケットが完売することが前提となっているわけですが、僕の立場的には「チケットが完売どころか、全然売れないかもしれない」ということを考えなきゃいけないんですね。
そういった場所に「希望」を持ち込まないんです。
【3万席】を埋めなきゃいけないイベント(1200キャパ×全25回公演)のチケットを求めている人が仮に【1200人】しかいなかった場合、「どのような手を打てばダメージを最小限に抑えられるのか?」を考えるわけです。
その場合は、1200名のお客様には全員初日の公演に来ていただいて、「初日の幕が上がった時点で、初日は完売しているけど、残り24公演分のチケットが1枚も売れていない(=作品の評判を回す人数&リピーター予備軍の人数を最大化する」という展開に持ち込むのが正解です。
#極論ね
なので、昨日の『毎週キングコング』で「初日の幕が開いた時に千秋楽のチケットが1枚も売れていなくても問題ない」という言葉を残せたのは「ファーストウェーブ」を理解していただく上でとても大きかったんです。
そんなこんなで、ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』のチケット販売戦の天王山である「第2弾チケット」の販売がスタートしました。
実は今日の午後に密着ドキュメンタリー『BackStory』の撮影を控えておりまして、そこで詳しい「売上枚数」を聞かされることになっているので(そこで僕のファーストリアクションを撮りたいので)、今現在は、あえて「売上枚数」は聞いておりません。
ただ、詳しい数字は分からないまでも『チケットぴあ』を開くと「販売終了」の文字が踊っているので、おおよその想像はついています。
『BackStory』の影響は大きく、僕のもとには「BackStoryを観て、劇場に行くことを決めました」という声がたくさん届いています。
この調子だと、もうしばらくすれば「BackStoryをやっててよかった」と言える日が来ると思います。
毎週金曜日に動画をアップする度に、過去動画の再生回数も回る(過去動画も公演の宣伝を続けてくれている)ので、今朝、過去動画の概要欄を全て最新版(第2弾チケットの案内が入っているバージョン)に書き換えました。
仕事が細やかな西野でございます。
ハマりまくっている『ボトルジョージ・シアター』
ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』のチケット販売戦の裏で、365日営業の『ボトルジョージ・シアター』が人知れず火を吹いております。
10月分のチケットは全て「SOLD OUT」で、なんとありがたいことに11月分のチケットも全て「SOLD OUT」。
これだけの勢いで求められると、さすがに派手に展開したくなるところですが、(あくまで僕の肌感ですが)たぶんソレは間違っていて、「作品に合った届け方」というものが確実にある。
『ボトルジョージ』の場合は広告費をかけて押し付けるような宣伝をしてはダメで(電通臭を匂わせてはダメで)、お客さん一人一人の「僕は知っている」「私は知っている」という感情をどれだけ作るか?という勝負だと思います。
それでいうと『ボトルジョージ・シアター』のキャパと「閉じ具合」がちょうど良くて、この調子でもう少し走らせてみます。
ちなみに、『ボトルジョージ・シアター』には「会食後の関係者御一行様」が連日立ち寄ってくださっていて、先日は歌舞伎役者の中村獅童さんが、そして一昨日は演出家のセルジオが遊びに来てくれて、『ボトルジョージ』を観てくださいました。
セルジオは『ボトルジョージ・シアター』に行った夜のことをわざわざ動画にしてくれて、自身のInstagramにアップしてくれました。
彼のフォロワーは、アメリカのエンタメビジネスまわりの人達がたくさんいて、そういった方々に『ボトルジョージ』の存在を知っていただけるのは本当に大きいです。
「体験」の方が拡散するのは間違いなくて、『ボトルジョージ』の映像データをメールでセルジオに送っていたら、このような展開にはなっていなかったと思います。
映像作品をいかに「体験化」していくかが今後のカギとなりそうです。
引き続き仮説検証実験を繰り返していきます。
お付き合いくださいませ。
現場からは以上です。
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