マネタイズの手札を増やす

投稿日:2023.11.13 / 西野亮廣エンタメ研究所

※この記事の内容は外部に発信していただいて大丈夫です。



 

おはようございます。
眼科の先生から「軟膏をお出ししますので、目に塗ってください」と言われて、「そんなことをしたら眼科に行かなきゃいけなくなるじゃないですか!」と反論したキングコング西野です。
#目に軟膏を塗るだと

さて。
今日は『マネタイズの手札を増やす』というテーマでお話ししたいと思います。
すっごく大切な話です。

さっそく本題です。
 
 

ここからだ
 

『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』のオンライン配信チケットがついに(ついに!)目標の【1万5000枚】を突破しました。

※チケットはコチラ→https://l-tike.zaiko.io/e/odoruhalloween

「1万5000枚」というのはイベントの収支がトントンになるライン(あくまで目安)で、おかげ様で『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』の黒字化が決定しました。
#追加の支払いやら何やらがあるとは思いますが

それもこれも宣伝の応援をしてくださった皆様のおかげです。
本当にありがとうございます!

そして、もう皆様もご存知だとは思いますが、ここで終わる西野ではございません。

今回はあくまで「収支がトントンになった」というだけで、これはビジネス的にはまだ「成功」と呼べるものではありません。
#とんでもないことをやり遂げたのは確かなんだけど

今後も『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』を続けていくことを考えると、SHOWDESIGNさんとしても、CHIMNEY TOWNとしてもキッチリと利益を作る必要があります。
ここでキチンと「お金」を作らないと……もとい、スタッフに無理をさせないと成り立たないイベントにしてしまうと、(被災地ボランティアが続かないように)絶対に続かないので、ここからは丁寧に「利益」を作りにいきます。

厳密にいうと、マネタイズの手札を増やす作業に入ります。
 
 

「マネタイズの手札を増やす」という意識を持とう
 

現在、

「西野亮廣副音声版の配信チケット」(→https://www.picture-book.jp/projects/halloweenvideo/rewards/39388

を出したり、

「ギフト配信チケット」(→https://www.picture-book.jp/projects/halloweenvideo/rewards/39875

を出したりしながら、
「おお!これが意外と売れるんだ」とか「なるほど、これは売れないんだね」とか何とか言いながら、ニーズ(マネタイズの次の手札)を探しています。

こればっかりは「やってみないと分からない」「やらないと、次回以降の手札が増えない」といったところなのですが、僕が知る限り、多くのチームが「これまでは売ってなかったけど、販売したら売れるかもしれない商品」の掘り起こし作業を甘く見ている(というか、ほとんどやってない)印象があります。

それじゃダメよ、ダメダメ。

クラウドファンディングを自分でやったことがある人ならば経験あると思うのですが、もともと、手持ちが無いからクラウドファンディングをやっているわけなので、クラウドファンディングのリターンを設計する時は「これまで商品としては売られていなかったけど、売れるかもしれないモノ」を探す時間になるんです。

秋田のナマハゲよろしく「売れるもんはねぇかぁ〜?」と周辺を散策する(笑)

あの「ナマハゲ作業」を定期的に行うことが凄く大切です。

というのも、テクノロジーの進化によって「10年前には『商品』として出せなかったものでも、今なら出せる」みたいなことって結構あるんです。
それこそ「支援メダルNFT」とか。

イベントにしてもそう。
「昔は技術的に不可能だったけど、今なら技術的に可能なマネタイズ」はきっとあって、あるいは「昔はお客さんの理解が追いついてなくて不可能だったけど、今ならお客さんが理解してくれるマネタイズ」はきっとある。「スタッフになれる権」とか。

そして、それらは探さないと(開発しないと)見つからない。

問題は「どのタイミングで、手札の開発をするか?」です。

話を引っ張っても仕方がないので結論を言っちゃうと、「手札の開発」は、そもそも「売れるかどうか分からんモノを売る」わけで、つまるところ空振る確率がグッと上がるわけなので、「収支をトントンにしようっ!」という段階で仕掛けるべきではなさそうです。

その段階では、もっと手堅い商品を死に物狂いで売る。そこにコストをかける。

「手札の開発」は、そうやって収支がトントンになったあたり(チームの死亡が回避できたあたり)から始めるのがベターで、僕ら(えんとつ町の踊るハロウィンナイト)で言うと、いつやるの?
今でしょ。
#林先生のギャグを2023年になっても言い続けるヤツ

マネタイズの手札が多ければ多いほど、挑戦は安定するのですが、「マネタイズの手札を増やす」という作業はチームの意識を「せーの!」でそこに持っていかないと、スタッフの方から自然発生することはまず無いんです。
普通に生きていると「マネタイズを開発する」という作業をすることがないので。
ほとんどの人は、すでに確立されているマネタイズしかできない。
すでに商品化されている商品(の競合商品)しか出せない。

なので、プロジェクトが死なないことが分かったならば(黒字化が決定したならば)、そこからは「この機会にマネタイズの手札を増やそう」という話し合いをしてみてはいかがでしょうか?
さて、盆踊り大会のマネタイズは何があるのでしょうか?

いろいろ考えてみます。

そんなこんなで無事にニューヨークに着きました。
ニューヨークは、すっかり冬の装いでございます。
出国前に眼科に滑り込めたので、左目の激痛はどうにかなりました。(現代医療ビバ)
明日からはミュージカル『えんとつ町のプペル』のクリエイティブ合宿が始まります。
結果を出してきますっ!

現場からは以上です。

【追伸①】
https://salon.jp/nishino」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。

【追伸②】
《大阪平野の夜景を一人占め》HIBARI GOLF(宝塚市)のVIPラウンジ『星の絨毯』(2024年9月オープン)の【年間3日×7年分】の貸し切り利用権をお求めの方はコチラまで。
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【ギフト専用】『えんとつ町の"踊る"ハロウィンナイト』オンライン配信をギフトできる権
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