謎の”盆踊り大会”が売れている理由 ~クリエイティブチームのブランド化~

投稿日:2023.08.08 / 西野亮廣エンタメ研究所

※この記事の内容は外部に発信していただいて大丈夫です。




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おはようございます。
サロン記事のデザインから盆踊りの雰囲気を作っていこうとしているキングコング西野です。

さて。
今日は『クリエイティブチームのブランド化』というテーマでお話ししたいと思います。

 

変なコトができる環境を作る
 

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昨日、販売を開始した『えんとつ町の踊るハロウィンナイト@幕張メッセ』のチケットがすでに【4500枚】以上が売れているそうです。
(※【V I P席】は完売。【経営者席】は残り80席
→ https://www.picture-book.jp/projects/halloween-vip/rewards/36169 

誰が出るか分からないし(当日まで公表しない)、さらには、何をするのか分からないイベントなのに、この売れ行き。
お客様に感謝する一方で、理由をキチンと分析する(せめて仮説だけでも立てておく)必要がある……というか、ここを明らかにしておかないと次に続きません。

さて。
この“得体の知れない盆踊り大会”のチケットは何故、売れたのでしょうか?

理由は「キングコングが出るから」「カジサックが出るから」「西野が出るから」「西野が前々からしつこく告知していたから」「バンドザウルスが出るから」などなど、いくつかあると思いますが、そんな中、ライブ配信やお客さんとの飲み会で時々言われるのが「『テイラーバートン』を作ったチームが仕掛ける盆踊り大会がどんな仕上がりになるのか確認しに行きたい」です。

『テイラーバートン』のオンライン配信チケットは今朝時点で【6000枚】を突破していて(※勢いが止まらない!)、若干、スタッフは入れ替わってはいるものの、このチームはミュージカル『えんとつ町のプペル』(※YouTube再生回数100万回突破)や、『キングコングの武道館ライブ』や『サーカス 〜世界で一番楽しい学校〜』(※YouTube再生回数130万回突破)を仕掛けたチームでもあります。

クリエイティブチーム(スタッフの座組み)が一つのブランドになっていて、「次は、どんな世界を作ってくれるんだろう?」という期待に繋がっているように感じます。

🏮これなんて、まさに↓
https://stand.fm/episodes/64d034948a4a0c609b6718b4

『テイラーバートン』の呑み会で照明演出のイジツさんから「この座組み(劇団)の名前を作った方がいいかも」と、ご提案いただいたのですが、本当にその通りで、「キャスト」で集客するのではなくて、ブランド化した「箱(クリエイティブチーム)」で集客できるようになった方が、「無名だけれど才能あるキャスト」もキャスティングできるし、今回のような「得体の知れないイベント」も仕掛けることができます。

『テイラーバートン』のチームは、2025年にミュージカル『えんとつ町のプペル』(大劇場版)を仕掛けるのですが、「プペルが終わったら、次は(テイラーバートンみたいに)まったく新しいコメディーでも作りたいね」なんて話もしていて、それ(認知度のない新作)をやるにも、「“あのチーム”が仕掛ける新作なんだぁ。楽しみ~!」という流れを作った方が良い。

やっぱり重要になってくるのは「箱(クリエイティブチーム)」のようです。

そんなこんなで今はクリエイティブチームの名前を考えています。
「劇団四季」や「チームラボ」や「バンクシー」のような。

こればっかりは、僕が「この名前でいきましょう!」と言い切らないと決まらないと思っていて(ネーミングに正解とか無いし)、「こんな名前はどうですか?」というアイデアがあれば、コメント欄までお願いします。

今のうちからできることは「クリエイティブスタッフ」の名前を売ること(「今回は、この座組みですよ」と強めにアナウンスすること)で、手始めにミュージカル『えんとつ町のプペル』のYouTubeの概要欄にクリエイティブスタッフの名前を載せることにしました。

そして、ついさっきCHIMNEY TOWNの社員の山崎(ザッキー)に、YouTubeにアップされている「キングコングの武道館ライブのオープニング」と「サーカス(@武道館)のオープニング」の動画の概要欄にクリエイティブスタッフの名前を載せるように指示を出しました

先々、こういうところにチーム名(劇団名)を載せられるといいですね。

…すみません。ちょっと、話を戻していいっすか?
#思いついた順に一筆書きで書いているのでこういうことがある

今、特に日本の映画は「原作モノ(小説や漫画ですでにファンを獲得している作品)」がほとんどじゃないですか?

興行として成り立たせる為には仕方がないと思いますし、そもそも「小説や漫画でファンを獲得している作品は面白い」というのもあるので、理解はできます。

ですが、その一方で、『THE有頂天ホテル』や『ザ・マジックアワー』などを発表していた頃の三谷幸喜さんの雰囲気が僕はすごく好きで、「このチームは次、どんなものを見せてくれるんだろう?」とチケットと期待を握りしめてブラックボックスに飛び来んでいたんです。

ああいう空気感を作れたらいいなぁと思っています😉

とにもかくにも、ここからは「箱(クリエイティブチーム)」のブランド化に少し体重を乗せていきたいと思います。

現場からは以上です。

【追伸①】
https://salon.jp/nishino」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。

【追伸②】
舞台『テイラー・バートン』(脚本・演出 西野亮廣)のオンライン配信チケットはコチラから→https://chimneytownusa.zaiko.io/e/tayler-burton
#映像はメチャクチャ作り込みます

【限定15個】大提灯に20秒メッセージを出せる権(個人)
https://www.picture-book.jp/projects/halloween-lantern/rewards/36881

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