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バレエ『えんとつ町のプペル』

2024.08.16 / 西野亮廣エンタメ研究所



おはようございます。

サロン記事の投稿が遅くなってすみません!
朝からカロリー高めのミーティングが二件入っておりまして、やはり、そのミーティングの中からサロン記事のネタが飛び出てきました。

今日は「バレエ『えんとつ町のプペル』」についてのお話です。

さっそく本題です。

 

関さんや、バレエ業界の人のダメなところ
 

今朝のミーティングで初めて知ったのですが、来月に控えているバレエ『えんとつ町のプペル』が、集客と資金繰り面で苦戦しているそうです。

サロンメンバーさんの中には「…またかよ。いいかげんにしろよ」と思われる方もいらっしゃると思いますし、いて当然だと思います。

なぜなら僕自身が思っているからです。

僕はミスや失敗は決して責めませんが、「繰り返される失敗」は失敗でも何でもなく、ただの怠慢です。
「そこで事故が起きることは分かってるんだから、改善しとけよ」という。

先に言っておくと、今日の記事で僕はプペルバレエの代表の関さんをフォローしますし、エールを贈るし、最終的には宣伝(告知のお手伝い)に繋げるつもりでいます。

ただ、情だけで動いていると思われるのは癪に触るので、まず最初に「ダメなものはダメ!」と言っておこうと思います。

まず、業界全体の話をすると、日本のバレエ業界はかなりタチが悪いと個人的には思っていて、「バレリーナ経験者だけで会社をまわす」という素人のオママゴト経営が横行していて、可処分時間(可処分所得)の奪い合いがドレスコードとなっているエンタメ村の鬼どもの相手になっていません。

何度伝えても「お金のプロ」を入れようとしないし、「営業のプロ」を入れようとしないし、「広告のプロ」を入れようとしないし、そもそも、その重要性を本当の意味で分かっていない。

発表会をするとなると、生徒の親の財布頼みだし、公演をするとなると、助成金頼み。
「そういったお金が入ってこなかった場合の策」は何も考えちゃいなくて、「海外は国がもっと支援してくれる」というブタみたいな言い訳をかます始末。

サロンメンバーさんの中にもバレエ関係者がいらっしゃると思うので、反論があればいつでも受け付けます。
バレエ関係者が1万人束になってかかってきても、相手にならないと思いますが。

連中は、とにかく勉強をしないし、新しい選択肢(外野の意見)に対して石を投げ、自分達の選択肢を潰してばかり。
自分達で自分達の首を絞めておいて、「苦しいです!」と叫んでいるのだから、どうしようもない。

プペル代表の関さんに関しては(これは毎度のことだけど)とにかく情報を発信&共有しない。
経営者としては三流なのに(※西野もなっ!)、自分一人で球を持って、誰にも渡そうとしない。

タチが悪いのは、関さんがダンサーやクリエイター(今回かぎりの外注のスタッフも含む)や、彼らのご家族や、もちろん関さんのご家族の生活を背負っていること。

「製作総指揮」や「プロデューサー」の立場にある人間には「もう無理っす!私、降ります!」は許されなくて、そんなことをしてしまうと、本当にたくさんの人間が苦しむことになる。

その覚悟が無いなら手をあげちゃダメだし、
その技術が無いなら手をあげちゃダメな職業で、勢いであろうが何であろうが手をあげちゃったのならば、1日でも早く、1秒でも早く強くならなきゃいけない。

そして何より「強さ」を履き違えちゃいけない。
リーダーが求める強さは「チームの強さ」であって、「自分一人で何とかすること」じゃない。

…という話を毎回しているんだけれど、関さんは毎年のようにココを裏切ってきます。
これこそシステムエラーなわけですが、ここが僕のダメな部分(情)だと思います。
ごめんなさい。

バレエ業界と関さんの「オママゴト経営」に対しての悪口はもう散々言ったので(※なので皆様からの後追いダメ出しは要らないです!)、ここからは、「関さん! そこまで背負う必要はないっす!」という話をしたいと思います。

ここからは僕からのエールです。

 

そもそもデタラメな挑戦をしてるんだ
 

今朝、関さんとのミーティングには、僕とCHIMNEY TOWN代表の柳澤の二人が参加しました。

関さんの方から「集客と資金繰りが苦戦している」という報告を受けた時に、「なんで、そんな大切なことを1ヶ月前まで黙ってたの?」という先制パンチを入れた後、「そもそも、関さんは、何故いつも皆に正直に現状を話さないのですか? プペルバレエからのSOSが出ていなかったから、皆、プペルバレエは『そこそこ上手くいっている』と思っていますよ」という話をさせていただきました。

すると、関さんの方から「プペルバレエをやるようになってから、他のバレエ教室の先生方から講習会のようなものを求められる(ニーズがある)ということが分かったんです。そんな中、『プペルバレエが上手くいっていない』となると、そこの信用を失いそうで…」と。

これに関しては、僕も柳澤も「そもそもデタラメな規模の挑戦は先行投資なんだから」と同じ意見。

「赤字をかかえたから、経営者としての信用を失う」なんて言い出したら、CHIMNEY TOWNが仕掛けているエンタメなんて、基本、ウン千万円~ウン億円の赤字からスタートしているわけで…だけど、それによって、経営者からの信用も、銀行からの信用も落としていません。

問題は関さんがプペルバレエを「先行投資」として捉えきっていないところで、プペルバレエをしたことによる公演後のキャッシュポイント(それこそ講習会など)を開発していないことで、そこが設計できていれば、公演前に赤字を叩いていることはあまり問題ではありません。

「大きな挑戦」って、そもそもそういうことなのだから。

それもこれも「キチンとプロの経営者を入れる」ということをすればいいだけの話なんだけど、とりいそぎ、「そこは何も失敗していない!」ということを関さんにお伝えしました。

去年、バレエ『えんとつ町のプペル』を観ました。
前半の自己紹介ダンス(ハロウィンダンス)が長くて退屈でしたが、全体的には本当に素晴らしい舞台でした。

先人達がバトンを繋いできた「バレエ」という芸術表現に、ダンサーやクリエイターの才能と覚悟に感動しました。
ここに嘘はありません。
終わらせてしまうにはあまりにも勿体ない。

今年も上手くいくといいな。
今年の公演前は9月19日にあります。
※チケットはコチラ→https://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=2408410&rlsCd=001

バレエ関係者と関さんの頑固ジジイっぷりにはそこそこムカつきますが、すっごく頑張っているので、応援宜しくお願いします。

現場からは以上です。

【追伸①】
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【第2弾】今年もプペルバレエを大成功させたい!
https://www.picture-book.jp/projects/4665

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