バンドザウルスの微調整

投稿日:2023.09.14 / 西野亮廣エンタメ研究所

※この記事の内容は外部に発信していただいて大丈夫です。


おはようございます。
1週間毎日飲み会が入っているキングコング西野こと歌舞伎町のホストです。

さて。
今日は『バンドザウルスの微調整』というテーマでお話ししたいと思います。
  
  

皆が遊ぶ箱として丁度良い
  

CHIMNEY TOWNのインターン生のタケダに「タケダ!恐竜バンドをやるぞ!名前は『バンドザウルス』だ!」というLINEを送ったのが、たしか今年の1月の話。

当時は「どうした、西野? 気でも触れたのか?」という空気に包まれていましたが、スタッフの皆様、肉(コアファン)の皆様のおかげで、ジワジワと成長し、気がつけばCHIMNEY TOWNの稼ぎ頭の一人にまでなっていました。

もっともバンドザウルスの売上はバンドザウルスのフザけた活動(肉代)に回されるのでアレなんですけども(#困った時のアレ)、ただ、バンドザウルスがキッカケで出会った人はたくさんいて(※それこそ先日のMVのスタッフさんとか)、そういった出会いはCHIMNEY TOWNの大きな財産になっています。

経営者の仕事は「人、カネ、モノを用意すること」とよく言いますが、実はこの「良い人材を引っ張ってくる」というのが一番難しくて、そして、一番大きな掩護射撃だったりします。

あまり知られていませんが、僕は「良い人と出会う為の呑み会」を定期的に開催していて(スナック西野や、クリエイティブキャンプではなく!)、「あの人、面白いよ」という噂を頼りにサシ呑み(時々、マネージャー同席)をしているもんだから、その数たるや大変なもんで……肝臓が完全に死んでいます。

だけど、そうでもしないと「良い人材」とは、なかなか出会えなくて…「これも仕事だ!」と割り切って、酒場に繰り出しています。

バンドザウルスのMVのプロデュースをしてくださった「稲垣さん」は、そこで知り合った才人で、稲垣さんが超優秀なカメラマンさんや照明さんに声をかけてくださり、「ん? なに? 恐竜のバンド? え? なんか面白そうじゃん!」とプロジェクトに参加してくださいました。

キッカケは呑み会でしたが、そこから更に可能性を広げた(才人と繋いでくれた)のは、「バンドザウルス」でした。

バンドザウルスは「皆が遊ぶ箱」として、丁度良いのでしょう。

あ、そうそう💡

今回のMVの照明が本当にカッコ良くて、そのことを現場で連呼していたら、「バンドザウルスの照明の作り方」を教えていただきました。

聞けば、恐竜の顔は人間の顔と形が全然違うから、「ティラ様の顔面(マスク)」を照明さんが撮影前に一旦預かって、そこそこ時間をかけて「どこから光を当てたら、カッコイイ影が出るか?」のテストをされたそうです。
#お仕事が丁寧

聞けば、そんなことをしたのが初めてだったので(#そりゃそうだよね)、新鮮で面白かったそうです。

言われてみれば、スタイリストも、カメラさんも、その他のスタッフさんも、そして僕も、恐竜を扱ったことが初めてで、皆、「もっと、こうした方がいいのかな?」と現場で答えを探しながら作業を進めているんです。

その作業が楽しいんですね。

やっぱり、バンドザウルスは「皆が遊ぶ箱」として丁度良い。だから、皆、積極的に参加してくださっているのだと思います。

次から次へと手を貸してくださるトップクリエイターさん達を見て、「面白いって大事だなぁ」とあらためて思いました。
  
  

「何やっとんねん感」
  

どうやら「面白い」が大事っぽいので、ここで「面白い」の解像度を少し上げてみます。

これは、「バンドザウルス」というプロジェクトに参加してくださったクリエイター全員(梶原君も含む)が一度は感じたことだと思うのですが、バンドザウルスのクリエイティブを一生懸命やってやった、ある瞬間、“そんなことをやっている自分”に対して「…ていうか、何やっとんねんっ!」という自分ツッコミが入るんです。

その瞬間、一気に(すごく良い意味で)バカらしくなって、「こういう何の生産性もない時間も大切だな」と思えるんです。
日頃、その真逆(意味のある仕事)をやっていることが多いので。

以前、幻冬舎の箕輪さんが、世のニーズが「役に立つ仕事」から「意味のある仕事」に移動し始めて、さらには「意味もない仕事」に移動し始めている…と、おっしゃっていたのですが、バンドザウルスはまさにそれで、そこにある形容詞は「何やっとんねん」なんです。

本当にミリ単位の微調整ではあるのですが、すべてのアプローチが「時間とお金をかけて何やっとんねん」に着地することが大事で、そう考えた時に、【バンドザウルスの公式グッズ】もそっちの方向を目指した方が良いなぁと思いました。

現在、【バンドザウルスの公式グッズ(カチューシャ&ヘアピン&Tシャツ)】を作っているのですが(開発が終わって、今は業者に発注している段階)、もともとは、『ジャングルカチューシャ』と『ジャングルピン』と『ジャングルデビューTシャツ』という名前だったんです。

だけど、それだと、なんかチョットかわいいじゃないですか?
実際、カチューシャとピンはメチャクチャかわいいし。
#Tシャツはド直球でダサイ

カワイイだけのグッズを身に付けても、「何やっとんねん」とはならないわけで、それだと(良い意味で)バカらしくならない。

やっぱり、「時間とお金をかけて、ダサいオタクをやる」というサービスを提供した方が良いに決まってるじゃないですか?
#決まってるのか

というわけで、バンドザウルスの公式グッズの名前を、それぞれ、

・『ジャングルカチューシャ』
・『ジャングルピン』
・『ジャングルデビューTシャツ』

から、

・『カチューシャで草』
・『ピンで草』
・『デビューTシャツで草』

に改名してやりました。
(※ピンで草はこんな感じ↓)
https://www.instagram.com/p/CxJgsyNSUZZ/

そんなの身に付けてたら、白い目で見られちゃうじゃないですか?
その時に初めて「…ていうか、何やっとんねん!」という自分ツッコミが入る。

このライン(強制的にスベらされる)が凄く大事だと思いました。

バンドザウルスの公式グッズは今週日曜日にスタートするクラウドファンディングで発売となります。
何卒、宜しくお願いいたします。

現場からは以上です。

【追伸①】
https://salon.jp/nishino」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。

【追伸②】
明日の夜7時にバンドザウルスのYouTubeチャンネルで動画がアップされます。
ちゃんと通知が来るように、リマインダー設定(予約)を宜しくお願いいたします。

https://youtu.be/Vz-N3USAgPk?si=ql4BzB9_IVPSc0tT

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