「自分が世界で一番最初に思いつく」なんて、ありえない。

投稿日:2018.04.04 / 西野亮廣エンタメ研究所

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オンラインサロンっぽい投稿をしてみる
 

先日、ここで「あなたが考える新しいサービス」を募集したところ、上がってきたのは、『すでにあるサービス』か『すでにあったけれど、上手くいかずに終わったサービス』のどちらかだった。

新しいサービスなんて、出てこなかったのだ。

これは、「有能・無能」の話ではなくて、そういうものだと思う。
「自分が世界で一番最初に思いつく」なんて、ありえない。

大切なのは、「自分が出したアイデアが新しいハズがない」と疑うことと、よく調べた上で、それで本当に他に無いのならば、「無い理由は何だろう?」と疑うことだ。

絵本の超分業制がなかった理由は『小さすぎる絵本市場』と『大きすぎる制作費』の問題があったので、そこから解いていった。

一番、マズいパターンは「思いついた!よし、やろう!」と動き出してしまうこと。
素人さんにイベントの主催を渡した時に、出演者もお客さんも損をする(主催者だけが斬新だと思い込んでいる)演出をブチ込んでくる原因のほとんどが、これだ。 

とにかく疑った方がいい。
後で知るのは、お金と時間と信用の大きな大きなロスが伴う。

今朝、「体重計に載ると、その結果(その日の体重)が自動的にツイッターで呟かれてしまう体重計があると、ダイエットの成功者は続出するだろうなぁ。そんな体重計を作るのは面白そうだなぁ」と思って、検索してみたら、一瞬で存在した。

僕の頭も やはり平凡だ。

https://wired.jp/2009/11/12/wifi%e3%81%a7twitter%e3%81%ab%e4%bd%93%e9%87%8d%e3%82%92%e3%81%a4%e3%81%b6%e3%82%84%e3%81%8f%e4%bd%93%e9%87%8d%e8%a8%88/

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