おはようございます。
プペルのドキュメンタリーに誰よりもハマっているキングコング西野です。
※ドキュメンタリーはコチラ↓
https://youtu.be/KBurXnqGFVI?si=vpXnZ5ZiucjLI-pE
さて。
さっそく込み入ったお話をさせていただくと…、まず僕は「量より質」と言う人を1ミリも信用していません。
これまで何度も言っていますが、『量質転化』(※【量】を積み重ねていくとで【質】が生まれる)が基本で、【量】から逃げた人間には【質】は出せないからです。
そして【量】をこなす為には物理的な問題として【スピード】が必要になってくるので、ビジネスシーンで求められる順番は…
①スピード
②量
③質
です。
とは言うものの「西野が求めている【スピード】ってどんなもんなのよ?」という疑問はあると思うんです。
「速い」「遅い」は主観で決まりがちなので。
そんな中、昨日、『スナック西野』が僕の地元で開催されまして、その会に同席したスタッフ(モリ糞)が「西野のスピード」の話を持ち出し、皆で【西野のお仕事(質より量、というかスピード!)】を確認する時間がありました。
皆で確認した『西野のお仕事』って何?
昨日のサロン記事を読まれていない方は先にそちらを読んでいただきたいのですが、昨日は朝に『神戸クリスマスマーケット2025(仮)』の初回ミーティングがありました。
「どんな感じで進めます?」というザックバランな話し合いが1時間ほどあり、「12月まで時間もありませんし、とりあえず叩き台レベルの企画書を書いて、お送りしますわ」と西野が言って会は終了。
その後に(昨日)サロン記事を書き、サロン記事を書いた1時間後に企画書を送ったのですが(企画書は30~40分ほどで書きました)、その【スピード】が「プロのお仕事の基準」ということで話題になりました。
スナック西野に参加した皆で「西野がミーティング直後にパパッと書いた企画書」を見たんです。
…というわけで今日は、「これぐらいのスピード感で、これぐらいの企画書(の叩き台)を書くよ」(プロのスピード)を皆様に共有させていただこうと思い、昨日のミーティング直後に書いた西野の企画書をコチラにコピペさせていたまきます。
この企画書を書いた時の条件は以下のとおり。
①顔合わせミーティング終了後から2時間以内に提出。
②企画書を書く時間は30分程度。
③前々からやりたかった企画でもなく、モチベーションは「まぁ、ちゃんとやったら面白そうだな」程度(=モチベーションを動力源にしていない)。
…以上の条件で書かれた「西野の企画書の叩き台」をご確認ください。
西野の企画者の叩き台 ~プロの現場で求められているスピードはこれぐらいだよSP~
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【(仮)CHRISTMAS TOWER 】企画書
(※第1稿 2024.9.6)
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【 1.企画概要】
•《イベント名》
『CHRISTMAS TOWER 』
(※ポスターにするときはカタカナ表記も入れる)
• 《主催》
株式会社おとぎ町(またはフェリシモさん?)
• 《開催場所》
神戸ポートタワーおよびポートタワー周辺
• 《開催期間》
2024年12月19日〜12月24日
•《目的》
神戸の各所で開催されているクリスマスイベント(クリスマスマーケット)が集客した観光客や地元住民を、最終的にポートタワーへ誘導し、「神戸のクリスマスイベントの象徴(ゴール地点)」としてポートタワーを活用する。
• 《戦略》
各イベントとお客さん「奪い合う」のではなく、各イベントのお客さんが「帰り(次に)立ち寄る場所」というポジションを取り、最終的にどのイベントよりも集客する。
• 《テーマ曲》
Fairytale of New York
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【2.メインターゲット】
• 《観光客と地元住民》
カップル、家族連れ、インスタ映えを狙う若者層を中心にターゲット設定。
• 《他のイベントを訪れるお客様》
神戸市内のクリスマスマーケットやイベントに来たお客様が、最終的にポートタワーを訪れるような流れを作る。
•《西野亮廣の支持者》
2024年夏におこなったビアガーデンに参加してくださったような「セカンドクリエイター(作りたい人達)」
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【3.イベント内容】
🗼ポートタワーを「神戸のクリスマスイベントのモニュメント」としてシンボル化🗼
①ポートタワーをクリスマス仕様にデコレーション
→タワーの外はもちろんのこと、館内もクリスマス仕様に変える。館内に「モミの木の森」なんかがあっても面白そう!
#ここは要相談
②クリスマスマーケット
→タワー周辺はクリスマス仕様にデコレーションされた「キッチンカー」や「移動販売の屋台」をタワー中心に同心円状に駐車。
(※出店屋台のデコレーションには「【緑】を20%以上入れること」を条件とする)
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【4.クラウドファンディングを使った資金繰り&プロモーション】
クラウドファンディングの主な目的は「イベントの早期集客」
《クラウドファンディングリターン内容》
・タワー入場チケット付きグッズ
→クリスマス限定のグッズ(ポートタワー関連アイテム)を制作し、クラウドファンディングの返礼品として提供。
グッズを「現地で手渡し」とすることで、イベントに足を運んでもらうようにする。
《 クラウドファンディングのスケジュール》
・ 立ち上げ時期: 2024年10初旬〜11月中旬
・目標金額: 1,000,000円
・ リターン例:
◾️ 5,000円コース:タワー入場チケット+限定グッズA
◾️ 10,000円コース:タワー入場チケット+限定グッズB
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【5.クラウドファンディング以外での予算作り】
①《 スナック西野》
西野亮廣による「スナック西野」をポートタワー内で期間中に2回開催。20名限定イベントで参加費75,000円。事前販売で早期の収益確保を目指す。
ースナック西野の利益計画ー
o 2回開催で総収益: 3,000,000円
o 経費: 700,000円
o 最終利益: 2,300,000円
②《限定アートパネル販売「ルビッチ(クリスマスカラー版)」》
• 限定アートパネル販売: 西野亮廣氏が(2025年カレンダー用に)描いた「ルビッチ」のクリスマスカラー版アートパネルを限定10枚、1枚150,000円で販売。売り上げの20%を(IP利用料として)株式会社CHIMNEY TOWNに支払う。
ーアートパネルの利益計画ー
o 総収益: 1,500,000円
o 経費: 450,000円
o 最終利益: 1,050,000円
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【6.プロモーション戦略】
①『お客さんをイベントの作り手に』
→ メインビジュアルのデータを共有: なるべく急ぎでメインビジュアルを作成し、誰でもダウンロードできるようにしておく。神戸中のお店にポスターを貼ってもらったり、フライヤーを配るところからイベント化していく
②『クラウドファンディングでの集客』
→クラウドファンディングで「現地受け取り」のグッズを積極的に出し、早い段階から「最低来場者数」を増やしていく。
③『地域イベントとの連携』
→神戸のクリスマスマーケットや商業施設とのコラボレーションを通じ、ポートタワーが「最終目的地」であることを強調。各マーケットでのプロモーションと合わせて、タワーへの誘導を行う。
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【7.収益計画】
①『クラウドファンディング収益』
• 目標資金:500,000円〜1,000,000円
• グッズ制作費(1点あたり1,500円)✖️ 200セット = 約300,000円
• 手数料(約10%として)= 50,000円〜100,000円
• 最終利益: 150,000円〜600,000円
(※クラウドファンディングは主に集客目的であり、利益は二の次)
②『スナック西野』
• 総収益: 3,000,000円
• 経費: 700,000円
• 最終利益: 2,300,000円
③『アートパネル販売』
• 総収益: 1,500,000円
• 経費: 450,000円(※パネル制作費+IP使用料20%)
• 最終利益: 1,050,000円
④『フードブース(出店料)』
• フードブース収益見込み: 800,000円〜1,152,000円
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【8.予算と経費】
①『ライトアップと装飾費用』
• ポートタワーをクリスマスツリー化するための装飾およびイルミネーションの設置費用。
②『フードブース運営費』
• フードブースの運営にかかる材料費、設備費。
③『広告宣伝費』
• SNSキャンペーン、デジタル広告、ポスター作成などの広報活動にかかる費用。
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【まとめ】
クラウドファンディングを早期に立ち上げ、「タワー入場チケット付きグッズ」をリターンとして用意することで、イベントの早期集客と認知拡大を図りつつ、「スナック西野」や「アートパネル」などの事前販売で、早期の売り上げ確定を図る。
西野亮廣(キングコング)
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…とまぁ、こんな感じです。
ここでは「質(クオリティー)」はそれほど重要ではなくて、それより何より、いち早く皆が「ここは、アレじゃない?」「ここは、こうした方がよくない?」と言い合える状態になることが重要で、これ(たたき台)は、その為のガイドラインのようなものです。
#イメージ画像はネットに落ちているのを拾ってきてチョチョっと加工しました
こんなものを作るのに3日も4日もかけているようじゃ、プロの現場では話にならないし、こんなものを作成するのに「モチベーションが…」と言っているようでは話にならない。
プロのお仕事のスピードの参考までに。
現場からは以上です。
【追伸①】
「https://salon.jp/nishino」と「#レターポット」を付けて今日の記事の感想をXでポストした後、この記事のコメント欄に“ご自身の”レターポットのリンクを貼ってくださった方に5レター(ciao!)を贈らせていただきます。
【追伸②】
《大阪平野の夜景を一人占め》HIBARI GOLF(宝塚市)のVIPラウンジ『星の絨毯』(2024年9月オープン)の【共同オーナー】(年間3日×7年分の貸し切り利用権)をお求めの方はコチラまで。
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メインビジュアルは早急に作りましょう。
(※イベントタイトルは要相談)
ポートタワー&海洋科学博物館が元々持っている「クリスマスカラー」を
タワーの下のクリスマスマーケットのイメージ
\公式LINEができました/
▼西野亮廣 公式LINEはコチラ↓
https://lstep.app/q7b4Mlz