アパレルブランドを立ち上げる

投稿日:2023.02.13 / 西野亮廣エンタメ研究所

※この記事の内容は外部に発信していただいて大丈夫です。


おはようございます。
クラウドファンディングのリターンの『飲み会』に行って、酔っ払って、財布の中身を全部あげてしまったキングコング西野です。
#1円も残ってません
#もう二度とお酒なんて呑まない
 
さて。
今日は(昨日の記事でフワッと出ました)『アパレルブランドを立ち上げる』というテーマでお話ししたいと思います。
またもや悪フザケです。
 
 

「創造」をお客さんに委ねたことによって生まれた選択肢
 

とにもかくにもAIの進化が凄まじいことになっています。
今年は、ついに『動画生成AI』まで誕生し、多くの「クリエイター」は、その立ち位置を見直さなければいけない時期にあります。
 
「AI時代に、クリエイターはどう生きるか?」という大きなテーマです。
 
プライドや肩書きに興味が無くて、「面白い」にしか興味が無い西野亮廣は早々に「AIと共創する」に舵を切り、現在、クリエイティブはお客さんに委ね、お客さんがクリエイトしたくなるゲーム(枠)作りに精を出しています。
 
その一つが『バンドザウルス』です。
 
#バンドザウルス
https://www.ctdao.io/bs/
 
限定900枚で販売を開始した『肉活タオル』(¥5000)が4~5日で完売し、NFTのオークションも盛り上がっています。
 
面白かったのは、「ピンク」「緑」「青」と三色展開した『肉活タオル』の、それぞれの残数を公表した瞬間に、「ピンクを応援する人」「緑を応援する人」「青を応援する人」が現れ、それぞれのタオルのイメージキャラクター(人間)を自分達でAIを使って作る…という動きが見られたこと。
 
言っちゃあ悪いですが、「頼んでもいないのに」です(笑)。
 
現代の最大の娯楽が『クリエイティブ』であることを再確認できました。
 
ここで、忘れてはいけないことがあります。
 
そもそもバンドザウルスのNFTのキャラクター(便宜上『バンドザウルス・ミニ』と呼んでいます)も、バンドザウルスのInstagramに投稿する「恐竜バンド」を作っている途中で、派生して生まれたものであります。
 
それを見て、「NFTはバンドザウルス・ミニで行こう!」と西野が言ったわけですが、そもそもバンドザウルス・ミニを作ったのも「お客さん」です。
 
クリエイティブをお客さんに委ねると、こういった「派生から始まるプロジェクト」があったりするので、かなり面白い。
 
今からでもCHIMNEY TOWN DAOの参加は全然間に合いますので、是非一度チャレンジしてみてください。
(#参加方法→https://mimi-channel.com/shinzo-nft/)
 
さて。
そんな『バンドザウルス』ですが、とにかく大切なのは「熱狂(ノリ)」を作ることです。
 
「どうすれば、お客さんにもっと役割を与えられるか?」
「どうすれば、お客さんが主役になれるか?」
「創造を委ねるには、他にどんな方法があるのか?」
 
最近はそんなことばかり考えているのですが、考えて考えて考えた結果、「バンドザウルスのアパレルブランドを作ろう」というところに着地しました。
 
 

なんで、アパレルなの?
 

アパレルブランドを立ち上げようと思った理由は二つです。
 
一つ目は、「お客さんがAIで作った肉活タオルのイメージキャラクター(人間)がシンプルにカッコ良かったこと」。
 
これは大きかったです。
 
デザインを自由(無制限)にしてしまうと、ブランドとしてまとまりが無くなりますが、「恐竜×ファッション」という“縛り”が上手く機能していたのです。
 
縛りが強ければ強いほど、個性が出る一方で、一人のデザイナーを強烈に苦しめることになります。
いわゆる「ネタ切れ」ですね。
 
ところが、そこをAIに任せてしまえば、無尽蔵にアイデアが出てくるわけですから、「縛りが強いブランド×AI」というのは、ものすごーく相性が良い。
というか、AIでしかできないことをやっているので、イイ。
 
アパレルブランドを立ち上げようと思った理由の二つ目は、今なら「売らないブランド」を作れるから。
 
サステナブル(地球環境保護)を突き詰めていくと、「作らない」「売らない」という答えに辿り着くわけですが、それだと「ファッション」という娯楽が無くなってしまう。
 
地球の為に、人生から娯楽を無くすぐらいなら、人間なんて存在しない方がいいわけで…理想を言えば「娯楽(ファッション)を残して、地球に優しく生きる」ができれば、それが一番イイ。
 
ファッションを作る以上、「素材」は確実に発生します。
込み入った話をすると、そこで働く人達の給料も用意しなきゃいけないので、何かしらを売らなきゃいけない。
 
そんなことを考えていた時に「AI」という選択肢がポンッ!と飛び込んできました。
 
AIを使って、お客さん(大衆)をブランドデザイナーに迎えて、皆で「ファッション」を作る。
それは、売る服でもなく、着る服でもなく、「ファッションの提案」です。
 
AI時代の今なら「売らないアパレルブランド」を作ることができて、せっかくそんな時代に立ち会っているのだから作ろうと思いました。
 
ブランド名は『Plus Sustaina(プルス・サステナ)』です。
 
「サステナブルの向こう側」という意味を込めた“造語”です。
 
「バンドザウルスはアパレルブランドもやっているらしい」ということがバレた時に、そのアパレルブランドがゴリゴリにイケていたら面白いなぁと思って、ギャグは一切抜きにして、ゴリゴリにイケているブランドを作ります。
 
『GUCCI』の店の隣に『Plus Sustaina』の巨大看板を出したり、ファッション誌に『Plus Sustaina』の広告を出したりすると、皮肉が効いていて面白そうです。
 
バンドザウルスの売り上げはそういうこと(ノリの創造)に使っていきたいな。
 
「売らないブランド」の未来がどうなるかは分かりませんが、とりあえずInstagramのフォローはお願いします。
 
あと、Plus Sustainaのデザイン(縦長の4:3が嬉しいです)ができれば、「#バンドザウルス」でツイートしてください。
西野が拾って、Instagramにあげます。
 
面白くなってきました。
大AI時代です。
 
現場からは以上です。
 
【追伸】
 
https://salon.jp/nishino」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。
  
【西野亮廣最新刊】
 
『夢と金』(幻冬舎)
https://www.amazon.co.jp/dp/4344040503
  
【親子で学ぶ!】西野亮廣オンライン勉強会『夢と金』
https://www.picture-book.jp/projects/yume-kane
 
【Plus Sustaina公式インスタグラム】
https://www.instagram.com/p/ColAk9YS8J_/
 
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