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最新AIの情報をキャッチして、あれやこれや考える

2023.11.07 / 西野亮廣エンタメ研究所

おはようございます。

さて。
今日は『最新AIの情報をキャッチして、あれやこれや考える』というテーマでお話したいと思います。

さっそく本題です。
  
  

共感or創造
  

皆様の後押しのおかげで、『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』のオンライン配信チケットが昨日の時点で【1万2000枚】を突破しました。

本当にありがとうございます。

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「オンライン配信チケットが1万5000枚売れて、ようやく収支がトントン」といったところなので、もちろん、まだまだ仕掛けますが(※今日も新しい手を打ちます)、とはいえ、オフラインと合わせると、すでに【2万5000人】が体験した大盆踊り大会となっております。

僕は昔からアレやコレやと(大きいのも小さいのも)イベントを仕掛けている人間なのでよくよく分かるのですが、今回ぐらいの規模のイベントは「共感」では作ることができないんです。

というのも、僕のメッセージや生き様に興味がない人も巻き込まないといけないので。

そうなってくると、集客装置は「創造(圧倒的なクリエイティブ)」しかなくて、「再生回数や『いいね数』で“主に『共感』が装置化される時代”に、どうバランス良く『共感』と決別し、『創造』に振るか?」という、人ならぬ判断(共感世界の人間からすると痛くてたまらない判断)をしていかないといけません。

このテーマについては僕の大好きなオリラジ中田とジックリ喋りたいのですが、今のオリラジの攻め方だと頑張って武道館を埋めることはできたとしても、それ以上の規模になってくると少し難しい気がしています。

くれぐれも言っておきますが、「可能性が無い」と言っているわけではなくて、「オリラジには可能性があるから、攻め方をもう少し見直すと、もっとイイかも!」という話です。
#僕はオリラジファンです

『創造』に振れば振るほど、お客さんからすると異次元の所業(よう分からん話)になり、「もう、私が支えなくても、大丈夫じゃん」になってしまうので、どうしたって『共感』の値は下がってしまうのですが、ただ、『創造』に振らないかぎり獲得できないモノは確実にあって、その一つが「僕のメッセージや生き様に興味がないお客さん」。

そして、もう一つが、(乱暴な言い方をすると)『今、イケてるクリエイター』です。
  
  

『創造』というコミュニケーションツールと、AIのこと
  

先日、アメリカのAIのトップチームとの会食があったのですが、彼らとのコミュニケーションツールは『作品(仕事内容)』なんです。

「フォロワー数」の話になんてならなくて、一言目には「普段、どんなのを作ってんの?」で、互いの作品を見せ合いっこして、「いいね!一緒にやろうよ!」という感じ。

これは国内のトップクリエイターさんでも同じで、やっぱり「何を作っているか?(何を作れるか?)」が全てで、そこで「コラボの可能性」を見せない限りパートナーにはなりえない。

これは「卵が先か、鶏が先か?」みたいな話なのですが、圧倒的なクリエイティブは【クリエイターの力】がほぼ100%で、優秀なクリエイターを集めないかぎり『創造』に振ることはできなくて、『創造』に振らないかぎり、「僕のメッセージや生き様に興味がないお客さん」を巻き込むことはできない。

なので、「共感村の住人」から「創造村の住人」へのお引っ越しはグラデーションで、ジワジワと創造の匂いを出して、一人、また一人と優秀なクリエイターを集めていくしかない。

ここのお引っ越しには大きな覚悟が必要だけれど、「覚悟を決めたところで、かなり時間がかかる」というのが実際のところです。

広島のご当地アイドルだった『Perfume』が、トップクリエイター達の待ち合わせ場所になるまでに時間がかかったように。

『共感』から『創造』に振る際、「再生回数(共感の値)」などは一旦確実に落ちるので、「共感村の住人」が、その成長痛に耐えられるか?というのが分かれ目です。

オリラジも新しい楽曲をYouTubeにアップした際、再生回数は(いつもの動画に比べると)ガクンと落ちちゃうんだけど、創造村に引っ越すのであれば、この儀式を続けることが、すごくすごく大事。

https://youtu.be/KMeEABc8G-E?si=FrLd3_cVqgDpwtRg

さて。

ついさっき話に出てきた「アメリカのAIのトップチーム」ですが、彼らは【AIを使った3Dアニメーションの民主化】を進めていて、世界中の誰もが3Dアニメーションをサクッと作ることができる世界を作ろうとしています。 

さっそく彼らの技術を体験させていただいたのですが、本当に“誰でも”サクッと3Dアニメーションを作ることができて、「くるところまできたなぁ」という印象です。

この波に抗っても無駄で、共存していくしか道は残されておりません。

さっきから「創造、創造!」と言うとりますが、AIが創造できるものを創っても仕方がないわけで、最新AIの情報をこまめにキャッチして、「AIの不得意領域(人間にしかできない仕事)」をリストアップ&常にアップデートして、そこに張っていくのが宜しいかと。

『盆踊り』や『コマ撮りアニメーション』は、ここから更に価値を出してくると思います。

このあたりはオンラインサロンでも、こまめに共有していくので、常に情報を仕入れる姿勢でいてください。

現場からは以上です。

【追伸①】
https://salon.jp/nishino」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。

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