おはようございます。
灼熱のラスベガスで唯一、外をジョギングしているキングコング西野です。
#ラスベガスに来ました
さて。
今日は『僕らのNFTの現在地の共有とこれから』というテーマでお話ししたいと思います。
チムニータウンDAO(CTD)に入られている方は「知ってるよ」という話かもしれませんが、再確認をかねてご一読いただけると。
実はすっごく盛り上がっているゴミNFT
世間一般的には話題になっていませんが(…というかNFTを知らない人がほとんど)、今年の8月29日にスタートしたゴミNFTコレクション「Poubelle(プベル)」が盛りに盛り上がっています。
(※ツイッターとかのアイコンに使われる画像のNFTです)
初日から高値がついて、「まぁ、これは立ち上げバブルだろう」と思っていたら、どっこい、勢いそのまま今日の今日まで来てしまいました。
#毎日1個ずつ販売しています。
「いやいや、高値ってどれくらいよ?」という方もいらっしゃると思うので、参考までにお伝えすると、昨日の『TORUKO-GAMACHO』は、4.479ETH(イーサ)で落札されました。日本円で「約85万円」です。
サロンなので「数字」を全部お伝えした方がいいですよね。
ゴミモンスターのNFTの裏で0.01ETH(イーサ)で販売していた「心臓のNFT」は1万個が完売して(1万個ずつしか売れないのよ)、今は1万個を追加発注(?)して、そちらも続々と売れています。
#マーケットを世界に広げた時のインパクトを知りました
10月31日に1万個限定で出すプペルのNFT(0.01ETH)も、おそらく販売開始1分ほどで完売すると思われます。
もしかすると、一般販売前に無くなるかも。
「そんなに調子が良いのなら続けろよ」という声もあるのですが、目的は「NFTを広めること」であり、「面白いこと」であって、一人勝ちすることではありません。
新しい可能性にベッドするなら今で、それに「データ」もバッチリと取れたので、今が「引くタイミング」です。
話が脱線しますが、ここで「引き際」の話を少ししておきます。
とても大切な話なので。
挑戦を続けようと思うなら、1にも2にも「引き際」が大切です。
「挑戦が途絶えてしまう人(会社)あるある」として、「勝ちパターンに長居しすぎる」がありますが、全ての物事は諸行無常で、栄えたものは必ず衰えます。
勝ちパターンが勝ちパターンではなくなり、衰えれば衰えるほど、僕らは次の一手に「一発逆転」を狙ってしまいます。
なので、衰える前提で栄えておくことが大切で、次のネタを仕込むなら(気持ちに余裕がある)その時。
とにもかくにも博打をしたら負けなので、心が博打を選ばない時に挑むことが重要です。
そして、もう一点。
調子が良い時に引いて、次のチャレンジを始めると、ついつい前(調子が良い時)と比べてしまいます。
比べるのは結構ですが、前のプロジェクトは試行錯誤の上で調子が良くなったわけですから、基本的には、新しく始めたプロジェクトは(売上から何から)落ちます。
なので、「落ちるものだから、落ちても気にしない」が大事です。
ここに心を持っていけない限り、勝っている時に、新しいことは始められない。
ちなみに西野はテレビの世界でバキバキに勝っている時にテレビを辞めて、「絵本」を選び、そこから10年ぐらい土に潜っています(笑)。
そういうもんです。
話を戻します。
とにもかくにも「ゴミNFT」の引き際は今で、10月30日に「ファーストシーズン」を終えます。
今回分かったのは「ゴミNFTは、ビジュアルに値段がキチンと紐づいている」ということ。
皆が「かわいい」と言ったキャラクターには、ちゃんと高値がついたんです。
(※キャラクターの「目の焦点」を値段に照らし合わせてみると面白いよ)
なので、慌てて量産することはなく、ちゃんと時間をかけて、可愛くて、キモくて、可愛いキャラクターをシッカリと作る(かんかんサンが)。
セカンドシーズンを始めるのは、それらが出揃ってからでも遅くありません。
チムニータウンDAO(CTD)の今後の展開の提案
CTDが気をつけなきゃいけないのは、とにかく「セコイ投機筋にドヤらせない」ということ。
#これ大事
NFTに限った話ではなく「セコイ投機筋」というのは、もれなく「目先のお金」を取りにきます。
つまり、「目先のお金」が取れないものを叩きます。
自分の取り分を考えるのは大いに結構なのですが(僕もゴリゴリに考えています)、彼らは長期的な視点で物事を見ることができません。
#だからセコイまま
「目先のお金」と「面白い」は対極にあるので、CTDを「目先のお金」を取りに行くコミュニティーにしてしまうと、もれなく面白くなくなります。
そんなこんなで、昨日、僕とCTDの架け橋となってくれているインターン生の「たけだなな」に伝えた『CTDが仕掛けるNFTの展開例』がコチラ↓
①
「ボトルジョージの予算を出して、映画の最初に『CHIMNEY TOWN DAO』というクレジットを出す。(※法人を立てる必要がある)
→CTDの代表作としてDAOメンがドヤれるし、CTD自体がブランドになる」
②
「歴史的なアニメーション作品や漫画作品でパブリックドメイン(誰でも使っていいよ)になったモノを『CHIMNEY TOWN CLASSIC(仮)』として、NFTで出す。
→『オズの魔法使い』や『リトルオードリー』とかもイケるし、『歴史を受け継いでいくチーム』というポジションもとれる」
③
「映画公開前から『えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』のNFT(PFP)を出す。
→ホルダーさん(CTD)一丸となって映画を応援するようになるし、映画が当たればCTDが更にブランドになる」
いずれの打ち手も、「回収」は後回しで、まずは「CTDを確固たるブランドにする」が先。
ブランドになりさえすれば、回収なんて後からいくらでもできるので。
無名コミュニティーの「ゼロ→1」には誰も興味がありませんが(無理矢理価値を釣り上げて暴落するのがオチ)、ブランドの「ゼロ→1」には興味があります。
まずはブランドになることが重要なので、「現在のブランドが、どうやってブランドになったのか?」をCTDの皆で議論されるといいと思います。
こういう時に必ず出てきますが、マクドナルドが誕生するまでを描いた『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』という映画は超オススメです。
あれはブランドの一つの答えですわ。
#関西弁
現場からは以上でーす。
【追伸】
「https://salon.jp/nishino」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。
【追伸②】
『見上げる家』の予約サイトを少しずつアップデートしています(楽しい!)。今日はどこが変わったか気づきました?
↓
https://iookup.base.shop/
※予約ページを『見上げる家』から『キンコン西野の家』に改名しようかしら。
※今夜放送です↓
https://youtu.be/-1xPxYJ2pIM