『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』に関するトピックを二つお届け

投稿日:2023.07.03 / 西野亮廣エンタメ研究所

※この記事の内容は外部に発信していただいて大丈夫です。


 
 

こんにちは。
東京・立川の街中を競泳水着で歩いたキングコング西野ことシンプルな変態です。
#タチヒビーチに騙された

(詳しくは→https://r.voicy.jp/kaK50x0qVBN)

さて。
今日は10月28日(土)に幕張メッセで開催される『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』に関するトピックを二つお届けしたいと思います。

僕一人で「なるほどなー」と思っている(自己完結している)話です。
 
 

報酬設計
 

『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』は14時~21時過ぎまであるのですが(長い?)、その時間を埋めるとなると出演者の数も多く、「出演ギャラ」が意外とバカにならないなぁと思っています。

運営として気になるのは「はたして、その出演者がどれだけのお客さんを呼んでくれるのか?」という部分で、今回に関しては、「出演者がお客さんを呼ぶイベント」ではなくて、「空間がお客さんを呼ぶイベント(空間でお客さんを呼ばないといけないイベント)」だと思っています。

なので、たぶん、「出演者」は公式発表しないと思います。
#各々のSNSで各々のファンの方に向けて発表していただく分にはOK

そうなってきた時に、「正規のギャランティー」をお支払いするのもチョット違うような気がしていて(出演者のお膳立てをしすぎな気がしていて)、「ギャラ」の問題は「えんとつ町の踊るハロウィンナイト仕様」に考えないといけないなぁと思っています。

一旦、出演者側に立って考えてみたのですが…「自分が呼んだお客さんじゃない」にしても、食わせていかなきゃいけない家族やスタッフがいるので、仕事として稼働する以上は、やっぱり「報酬」は貰わないといけません。

一方で、「とんでもねーステージでパフォーマンスができる」というのは、自分の活動の大きな宣伝になります。

そう考えた時に、えんとつ町の踊るハロウィンナイトのギャランティは

「『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』のステージでパフォーマンスしているところをクレーンカメラなど数台のカメラで撮影した動画をお渡しする(※その動画は自身のYouTubeチャンネルにアップしてオッケー)」

というのが、運営側と出演者側の良い落としどころなんじゃないかなぁと思います。

自分でその動画(宣伝動画)を撮ろうと思ったら、撮影費が1億円近くかかるわけで、ギャランティーは普通に「現金」で支払われるより、「動画」で支払われた方が嬉しいんじゃないかと。

もちろん、「動画とか要らないっす」という方もいらっしゃると思うので、各出演者さんとの交渉になりますが、「現金での交渉」に的を絞らず、せっかく「面白い場所」を作っているのだから、「面白い場所」を使った交渉がありそうです。

ていうか「ギャラは動画でイイっす!」という人にだけ声をかけるとか?

とにもかくにも『えんとつ町の踊るハロウィンナイト仕様』のギャランティーは考えた方が良さそう。
 
 

気がつけば資産となっているもの
 

お気づきかもしれませんが、CHIMNEY TOWNが仕掛けるエンターテイメントは毎度毎度、採算度外視です。
#トチ狂ってる

当然、予算を回収しないとエンタメを続けられませんので、いつも死にものぐるいで(あの手この手で)回収しているのですが、“本当の回収”は、まだまだ先だと思っています。

“本当の回収”というのは自分達が命懸けの先行投資で生み出した「IP」を利用したお金作りのこと。

細かいところで言うと、今でも「えんとつ町のプペルのスマホケースを作らせてください」というようなオファーがあったりして、たとえば、こういうのってCHIMNEY TOWNの持ち出しはゼロ円なんです。
#CHIMNEY TOWNにはリスクが無い

「自分達でお金を出して、自分達で(エンタメを)作って、自分達でどうにかこうにか回収する」という、これまでの流れとはまったく違います。

CHIMNEY TOWNの投資(狂ったエンタメ作りの数々)を回収するのは、まだまだ先だろうなぁと思っているのですが、そんな中、「あ。ちょっと回収できてんじゃん」「気がついたら、資産になってんじゃん」と思うことが、『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』の中でありました。

『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』のプログラムの後半(『毎週キングコング公開収録』の後。『バンドザウルス』の前)に、『えんとつ町のプペルSP』という30分ぐらいのコーナーがあるのですが、ここで何をするかというと、ミュージカル『えんとつ町のプペル』のナンバー(※もしかすると『映画 えんとつ町のプペル』の挿入歌も)を歌うんです。

お芝居シーンは無くて歌だけ。
(※映画の挿入歌も歌う場合はフィルムコンサート形式?)

ミュージカル『えんとつ町のプペル』が、こういった形で「30分コンテンツ(資産)」になっていることに、少し感動を覚えました。

イベントの30分を埋めるというだけでも凄いのに、『毎週キングコングの公開収録』の後に出してもパワー負けしていないのが凄い。

毎度毎度ヒーヒー言いながら作っていますが、どうやらキチンと資産になっているので、これからもめげずに作り続けていこうと思いました。

『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』は、まだまだ見えないことばかり。
分からないことばかり。壁ばかり。

大変なお仕事ですが、必ず勝ちきってみせます。
今日はこれから『映画 えんとつ町のプペル』の会議です。

やるぞーー🔥

現場からは以上です。

【追伸①】
https://salon.jp/nishino」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。

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