おはようございます。キングコング西野です。
さて。
今日は『こうやって戦うんだよ』というテーマでお話ししたいと思います。
熱い回となりそうです。
本題に入る前にお知らせです。
九頭竜商会のボス『ホイ・コーロー』のギットギトの名刺ができました
先日のサロン記事でも書かせていただきましたが、僕はよく舞台を観に行くのですが、鞄を持ち歩かないので「フライヤー」を渡されても困っちゃうんです。
だけど、イベント運営サイドからすると「お知らせしたいこと(どうしても知って欲しいこと)」があるわけで……さて、どうしたものか?
舞台『テイラー・バートン』の場合、運営には「オンライン配信チケットの存在(販売リンク)を一人でも多くの人に知ってもらいたい」という想いがあります。
この「お知らせ」を不快感なくお渡しするにはどうすればいいか考えたところ、「フライヤーを売っちゃおう!そうすれば欲しい人にしか渡らない!」というビックリ仰天なプランを立ち上げ、『買いたくなるフライヤー』の開発に入りました。
そうして完成したのが今回の物語に出てくる九頭竜商会のボス『ホイ・コーロー』の名刺です。
#この名刺は劇中に一瞬だけ出てきます
#名刺の裏に配信チケットのQRコードが載ってるよ
今回、「劇場には行けないけど、名刺は欲しい」という方に向けて、オンラインショップの方で『ホイ・コーローの名刺(50枚セット)』をご用意させていただきました。
#劇場は一枚単位で販売します
興味がある方はコチラから是非↓
【ホイ・コーローの名刺】
https://chimneytown.us/ja/products/50-namecard-tylar
それでは本題です。
舞台『テイラー・バートン』の現在地
隠したって仕方がないので正直に白状しますが、昨日、舞台『テイラー・バートン』のプロデューサー仕事を引き継ぎました。
もともと、舞台『テイラー・バートン』は、CHIMNEY TOWN USAの瀬戸口が「チーフプロデューサー」、ミュージカル『えんとつ町のプペル』の東京公演でもメチャクチャ助けてくださった笠井あかねサンが「プロデューサー」というポジションで入っていました。
泣いても笑っても、この舞台『テイラー・バートン』の「統括」は瀬戸口で、そして、舞台『テイラー・バートン』は「CHIMNEY TOWN」が主催ではなく、瀬戸口が代表を務める「CHIMNEY TOWN USA」が主催する公演となっています。
つまり、舞台『テイラー・バートン』で、たとえば2000万円の赤字になれば、その赤字分を出さなきゃいけないのは、「CHIMNEY TOWN USA」となります。
現実的なことを言うと、このタイミングで「CHIMNEY TOWN USA」が、どうにか赤字を埋められた(2000万円を工面できた)としても、会社の財布には確実にダメージが残ってしまうわけで……現在、ニューヨークで仕掛けているミュージカル『えんとつ町のプペル』の進行は完全にストップ(来年1月の投資家向けの公演は延期)となってしまう。
#というか会社が普通に倒産する
…という大きなリスク(自分達の未来を終わらせてしまう可能性)が孕んでいるプロジェクトなのにも関わらず、去年末から今の今まで、まともに「資金繰り」をしていなかった(「配信チケットが売れたらイケるっしょ」という希望的観測で動いていた)ので、「これは流石に危ないっ!」と判断し、大事故が起きる前に横からブレーキをかけました。
#事故前にブレーキを踏んだので
#大阪プペルの時のJアラート程じゃないです
#ご安心ください
生々しい話をすると「プロデューサー」というのは朝から晩まで「お金」と「集客」のことを考え行動する(行動しなきゃいけない)生き物です。
僕が知っている「プロデューサー」は毎日いろんな人のところに行き、毎日毎日「お金を出してください」と頭を下げまくっています。
もちろん「門前払い」を受けることも少なくありません。
キャスト&スタッフの身代わりとなり、あらゆる「惨め」を受け入れ、「負けるもんかっ!」と歯を食いしばって足を前に進めているから、そのプロデューサーにはキャスト&スタッフからの感謝やリスペクトが集まり、その人がチームのボスとなります。
舞台『テイラー・バートン』における瀬戸口の立ち振る舞いからは、(彼のサロンメンバーに甘やかされて育った)『お坊ちゃん臭』しかしなくて、戦場に立つクリエイターに必要な「正しい不安」と「正しい恐怖」、そして、肝心要の「血の匂い」が漂っていなかったので、舞台『テイラー・バートン』の「チーフプロデューサー」を降りてもらうことにしました。
新体制として、引き続き笠井あかねサンに「プロデューサー」として立っていただき、(HPにクレジットは出ませんが)僕が「なかなか積極的なアシスタントプロデューサー(あるいは戦略アドバイザー)」として参加することが決まりました。
そんなこんなで、昨夜、さっそく予算会議を組んでいただいたのですが……収支表を見るかぎり、今年2月の予算会議(オンライン配信した回)で出した数字(現在地)からほとんど進んでいなくて、「手つかず」どころか、あの日の予算会議で僕が話した
「すべての収入を、『変動性が高い・低い』で分けて、『変動性が高い支出』は予定よりも高く見積もって、『変動性が高い収入』は予定よりも低く見積もり、『一番最悪の状態が出てもプロジェクトが死なない』を目指そう」
というアドバイスがまったく活かされておらず、「配信チケットが6000枚売れたらクリアだー!エイエイ・オー!」という収支表になっていました。
#何を聞いていたんだ
先に言っておきますが、今日の記事は「現在地の共有」が目的であって、瀬戸口を責めることが目的ではありません。
西野の「何やってんだ」に追随するコメントも一切求めていません。
#本人には僕から散々言ってますので
#ニューヨークの酒場で叱ったよ
話を戻します。
予算に関しては、2月の予算会議から4ヶ月間ほぼ「手付かず」でした。
ここで「プペルの制作が忙しかったんだよね? しょうがないよね」と言うつもりは一切なくて、「そんな言い訳を持ち出す奴が、軽々しく他人の生活や夢を背負うな」という話だと思っていて、背負いきれないのなら(逃げるんだったら)背負わない方がいい。
瀬戸口にとっても、瀬戸口のサロンメンバーさんにとっても、今回は良い勉強になったと思います。
おままごと(傷の舐め合い)をやりたいのであれば、もっと平穏に暮らせる場所が他にあって、少なくとも西野亮廣に近づいちゃダメ。
ここはエンターテイメントで世界を獲る鬼の待ち合わせ場所です。
参加するなら血の匂いを出しておかないと会話ができません。
瀬戸口には猛スピードで巻き返していただくとして(西野の後輩ならできるでしょ?)、『西野亮廣エンタメ研究所』のサロンメンバーの皆様には西野亮廣の力(挽回力)をお見せします。
「こうやって戦うんだよ」という見本です。
参考にしてみてください。
そんなこんなで、『テイラー・バートン』のクラウドファンディングを秒速で立ち上げてみました。
面白いリターンが揃っているので、一度覗いてみてください。
お弁当を支援していただけると現場の雰囲気が良くなるので嬉しいです🍙
現場からは以上です。
【追伸①】
「https://salon.jp/nishino」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。
【追伸②】
舞台『テイラー・バートン』(脚本・演出 西野亮廣)のオンライン配信チケットはコチラから↓
https://chimneytownusa.zaiko.io/e/tayler-burton
#映像はメチャクチャ作り込みます
【お弁当の差し入れ】
https://www.picture-book.jp/projects/taylorburton/rewards/35081
\公式LINEができました/
▼西野亮廣 公式LINEはコチラ↓
https://lstep.app/q7b4Mlz