共創力を身につける

投稿日:2024.03.23 / 西野亮廣エンタメ研究所

※この記事の内容は外部に発信していただいて大丈夫です。




おはようございます。
昨日は筋トレとプールを死ぬほどやって、たくさんご飯を食べて、たくさん寝たキングコング西野こと中学生男子です。

さて。
今日は『共創力を身につける』というテーマでお話ししたいと思います。
社会実験回です。

さっそく本題です。
 
 

共創力
 

オンラインサロンメンバーさんや、CTDメンバーさんにこの話をするのは、もはや釈迦に説法ですが…

① 生成AIの進化
② 高齢化
③ 役割がなくなる(暇になる)

…の3拍子が揃い始めている現代に求められているものの一つに『共創』があります。
このことは先週の絵本『夢幻鉄道』の共創で確認されたかと思います。

文化祭のように皆で一つのモノを作って、「あなたがいて良かった。ありがとう」と声をかけあえることが(※「この世界には私が必要」と思えることが)どれだけ尊くて、そして今、そのニーズがどれだけ高まっていることか。

ちょっとエグい話をすると、チャンスというのは「若い人」「若い頃に結果を出した人」に優先的に与えられます。
なので、「『若い頃に結果を出せなかった人』には、一発逆転のチャンスが基本的にはまわってこない」というのが現実です。

こういうことを言うと、「そんなことは無い!チャンスは何歳からでもあるっ!」という人が必ず現れるのですが、ここでしているのは「確率」の話であって、「例外」の話ではありません。

なので、僕らには「高齢化社会に突入して、役割がなくなる人が増える」という、なかなかシビアな未来が待っている…ハズだったのですが、ここにきて「生成AI」が爆誕しまして、少しムードが変わりました。

「素人のオジサンがAIでデザインした恐竜に子供が熱狂する」という謎ムーブが起きています。

こうなってくると、「そんなことは無い!チャンスは何歳からでもあるっ!」は、まんざら間違いでも無くなってきます。
ただ、それ(何歳からでもチャンスがある)には【ある条件】が必要です。

ここからが今日のパンチラインです。

今日は僕が「コッチの方向に持っていけば、まだ可能性はあるぞ」と思っていることを皆さんに共有させてください。
#キチンと言語化してコミュニティーメンバー全員に落としこんじゃう

それは、「『チャンス(綺麗に解けば大きなリターンのある問題)を持ってこれる人』がチャンスを持ってきて、その問題をコミュニティーの皆で協力して解く」というスタイルの共創です。

漁師と料理人のような。

この時、漁師にあたる人(チャンスを持ってこれる人)が弱かったら(漁師が釣ってきた魚が小さかったら)どれだけ共創したところで、コミュニティーは痩せ細ってしまう。

一方で、漁師が釣った魚が大きくても、協力して調理をする力(共創力)が弱かったら、魚の身の大部分を腐らせてしまい、やはりコミュニティーは痩せ細ってしまう。

ここからのコミュニティーは「①漁師の力量」と「②共創力」の二つが必要なんだと思います。

「でっけぇ魚を獲ってきたんだから、良い感じに捌けよ!」というのと、「良い感じに捌いてやるから、でっけぇ魚を獲ってこいよ!」という信頼関係ですね。

『西野亮廣エンタメ研究所』や『CHIMNEY TOWN DAO』だと、僕が漁師になるのだと思います。

なので僕は『えんとつ町のプペル』や『ボトルジョージ』や『夢幻鉄道』や『美術館ホテル』や『レターポット』やブロードウェイ案件やハリウッド案件を持って来なくちゃいけない。

この魚が小さかったら、皆の役割を作り続けることができない。

一方で、コミュニティーのメンバーは『共創力』を身に付けなきゃいけない。
向いていないのに、ポジションを手放さない人はいるし、嫌われたくないから損切りもできないし、責任をとりたくない人達はすぐに多数決を始めるし、「船頭多くして船山に登る」なんて日常茶飯事。
『共創』は簡単じゃありません。

だけど、これは何度失敗しようとも、身に付けた方が良い力だと思います。
この力を身に付けないかぎり、役割に満ちた未来は無い。

そこで、ちょっと実験をしてみようと思います。

『グッドデザイン賞』というコンクールがあるのですが、CTDの皆さんで話し合って、『レターポット』でエントリーしてみてください。

エントリーにかかる費用は僕が出します。

そして、稼働してくださった方への報酬として、僕からタケダの方に【1万レター】を送っておきますので、それをイイ感じに分配してください。

本当は今の時点で、「こういう風に進めるとイイと思います」があるのですが、失敗することも大事だと思うので、これぐらいの状態で丸投げしてみます。

てなわけで、宜しくお願いいたします。

共創力を身に付けましょう。
現場からは以上です。

【追伸①】
https://salon.jp/nishino」と「#レターポット」を付けて今日の記事の感想をXでポストした後、この記事のコメント欄に“ご自身の”レターポットのリンクを貼ってくださった方に5レター(ciao!)を贈らせていただきます。

【追伸②】
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