おはようございます。
「シャインマスカットに勝てるフルーツがあるもんか！」と怒鳴ったことがあるキングコング西野です。
さて。
今日は『美術館とNFTの話』というテーマでお話しさせていただこうと思います。
三度、『AKIHIRO NISHINO MUSEUM』のお話です。
#昨日と一昨日の記事をまだ読まれていない方は先にそちらをお読みください
美術館を運営するゾ
昨日、「なんで、AKIHIRO NISHINO MUSEUM のオーナー権は、150枠～200枠しか売り出さないんですか？ イベント期間や、展示作品の入れ替え&美術館のメンテナンス用の予備日ということは分かるのですが、それにしても、もっと売れません？」という質問をいただきました。
#貴重なご質問ありがとうございます
これに関しては、先日の伊豆大島合宿で話し合っていて、
「MUSEUMの大きさから考えて、『掃除』にメチャクチャ時間がかかるのと、急かされるようにチェックアウトするのはツライので、(前のお客さんの)『チェックアウトの日』と(次のお客さんの)『チェックインの日』は別日にした(1日ズラした)方がイイっす」
という宿のプロの意見(ヨースケさん)をいただき、「チェックアウトが急かされるのは嫌！」には共感しかなかったので、『チェックアウトの日=半日かけて掃除をする日』とさせていただきました。
なので、「1組につき、『掃除の日』が必ず1日入ってくる」という計算です。
#こういう共有って大事だね
個人的に考えているのは、水回りだけの掃除(アメニティーの入れ替え)なんかを済ませて、「あとはメインフロアだけの掃除をすればイイ」という状況にすれば、「水回り(主にお風呂)の利用」を条件に『掃除の日』の夕方～22時頃までのイベントを入れられるなぁと思いました。
そのあたりのパズルは、予算の問題を含めて、ここから詰めていこうと思います。
市場の成長が追いついていない
今日の本題はここからです。
『AKIHIRO NISHINO MUSEUM』の運営方法として「NOT A HOTELみたいな形を計画している」というお話を以前させていただきました。
「NOT A HOTELみたいな形」というのは、「ホテルの1日オーナー権をNFTで販売して、そのNFTを持っている人は、自分が使わない時は誰かに売れる」というもの。
#若干ニュアンスが違いますが気にしないでください
すごく便利な仕組みで、NFTの絡め方も上品なので、「これがいいよねー」となっていたのですが、外野から眺めていると、「NFTを絡めることで生まれる面倒もありそうだなぁ」という雰囲気になってきた感があります。
「事業拡大のペースに合わせて、NFTプレイヤー(ウォレットを持っていて、日常的にNFTを売り買いしている人)が増えていないから」という理由です。
#今後も雲行きが怪しい
最初の一周は「ホテルオーナーになれるのって面白そう！」で買ってもらえても、NFTプレイヤーが増えない限り、「使わない時は誰かに売る(貸し出せる)」がどんどん厳しくなってくるわけで、意外とこのあたりがネックになってきそうです。
「『AKIHIRO NISHINO MUSEUM 』は普通にキャッシュ(カード)で分割払いできた方がいいんじゃね？」というのが最近のCHIMNEY TOWNの流行りです。
美術館とNFT
一方で、「展示作品のオーナー権をNFTで売る」というのは可能性しかないなぁと思っています。
#これ思いついた時は天才だと思った
『AKIHIRO NISHINO MUSEUM 』に展示されている作品の下にはキャプション(QRコードで飛べるようにする？)があり、そこには「作品のオーナー名」が必ず記載されている。
それらはNFTで管理されていて、ワンチャン、「いや、この作品、買いたいんだけど！」となった人がいれば、その作品のオーナーに「◯◯イーサで売ってもらえません？」と直接交渉ができる。
こちらに関しては…
①購入した美術品は多くの人に知られれば知られるほど価値が出る(認知度－普及度の法則)。
②自宅で保管していたら、いつまでたっても価値があがらない。
③そもそも、自分が買った作品は一人でも多くの人にドヤりたい
④AKIHIRO NISHINO MUSEUMに展示して、展示しながら売り続ける
という流れに一縷の無駄もないので、『展示作品のオーナー』はNFTを絡めた方が良さそう。
というわけで、AKIHIRO NISHINO MUSEUMは、Web2(現金決済)とWeb3(NFT)のハイブリッド運営になってきそうな気配です。
個人的には『ボトルジョージ』のメインビジュアルの超巨大な絵を展示したいなぁと思っております。
登る山は高いですが、頑張るぞ🔥
現場からは以上です。
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