おはようございます。
地元の子供に「プペルさん」と呼ばれているキングコング西野です。
さて。
今日は「『星の絨毯(じゅうたん)』の進捗状況と覚悟」というテーマでお話ししたいと思います。
さっそく本題です。
世界一夜景が綺麗な部屋を作る
昨日までは伊豆大島に建設する泊まれる美術館『AKIHIRO NISHINO MUSEUM』のお話でしたが、今日は、僕の地元に作るVIPラウンジ『星の絨毯』のお話。
御存知、机上論ではなく実際に事業を走らせてアレやコレやを語る「説得力の男」でございます。
🌠
「『星の絨毯』とは何ぞや?」という方もいらっしゃると思うので、まずは、今日までの経緯を駆け足でお伝えします。
僕は1999年の夏に友達の梶原雄太君と『キングコング』を結成しました。
今思うとメチャクチャ恥ずかしいのですが、コンビを結成した場所が僕の地元の『HIBARI GOLF (旧 雲雀丘ゴルフ倶楽部)の駐車場』でして、ナントここは、地元民ですら知らない人が多い穴場の【夜景スポット】なんです。
【夜景】と聞くと、函館や神戸や長崎をイメージされる方が多いかと思いますが、この場所からは(住宅が敷き詰められた)『大阪平野』が一望できるので、光の面積が、上の三都市とは比べ物になりません。
僕は、地元だし、コンビ結成の地であるし、てっきり「思い出補正」のようなものがかかっているのかと思っていましたが、どっこい、世界中をまわって、ここに帰って来た時に、「ここより綺麗な夜景は無い」と確信しました。
※キングコングのMV(えんとつ町のプペル)にも使われました↓
https://youtu.be/8Y_f_XpjaM4?si=eGAWchiw6YAeCrVh
「自分の家を建てるなら、ココに建てたいなぁ」と、ずーっと思っていた西野ですが、ココには既にゴルフ場があり、『明月記』という料亭があるので、僕の家を建てるスペースなどありません。
そんな中、『行列のできる相談所』(日本テレビ)で東野幸治さんが地元を強襲して来た時に、番組スタッフさんの方から「地元で行ってみたい場所はありますか?」と聞かれ、当時、敷居が高くて入れなかった(入る勇気を持てなかった)料亭『明月記』さんを訪れることとなりました。
『明月記』さんから見る夜景はやっぱり最高で、「ここが自分の場所だったら、いいのになぁ」てなことを考えていたところ、なんと、『明月記』のオーナーさんから「実は、奥のスペースを持て余してるんです…」と相談を持ちかけられたのです。
さて。
気になる「奥のスペース」ですが、そこは『明月記』の“大食堂(メチャクチャ広いスペース)”となっておりまして、片面は全面ガラス張り。
あの夜景(光り輝く大阪平野)が一望できます!!
「な、なぜ、こんな素敵すぎる場所を持て余すことがあるのですかっ!?」と聞いたところ、
「ここに、たくさんの人を呼ぼうと思って大食堂を作ったのですが、そのタイミングでコロナがやってきて、団体客が来なくなっちゃった(団体でゴルフに行く文化が消えた)んです。…なんとか、ならないですかね?」
と明月記(兼ゴルフ場)オーナー。
そんなチャンスを逃すわけがない西野先生は「お客さんをたくさん呼ぶのではなくて、ここを、もっと贅沢空間にリノベーションして、(少ない)VIPで回しましょう」と提案させていただき、HIBARI GOLFの一棟貸しのVIPラウンジ(お隣は料亭)『星の絨毯』プロジェクトがスタートします。
#腹が減ったら部屋から料亭まで30秒ですわ
『星の絨毯』の名前の由来は「星が絨毯のように敷き詰められているから」と、そのまんま。
僕が命名しました。
『星の絨毯』プロジェクトにおけるCHIMNEY TOWN の立ち位置
善は急げです。
#オーナーの気持ちが変わる前に
すぐにスタッフを集めて、北海道で素敵な宿を運営&『AKIHIRO NISHINO MUSEUM』でも、ホテル運営面をサポートしてくださっている(AKIHIRO NISHINO MUSEUMの名付け親)のヨースケさん(https://youtu.be/EjnV_Kse00s?si=r-YuKykOW6qO3SIu)に、「夜景がメインコンテンツになるVIPラウンジを設計してください」とお願いしました。
具体的なポイントを言うと、「夜景明かりが部屋に最大限入ってくるように(夜景がより美しく見えるように)、部屋のライトは極力無くしてください」といった感じで。
あとは「鏡の位置を徹底的に探って、夜景に囲まれるような(その日の夜景が壁紙になるような)空間を作ってください」とか、そんなお願いをしました。
ついでに言っちゃうと「桜の木は切ってください」とお願いしました。
#桜があるとオフシーズンが生まれてしまうので
#by黒西野
『星の絨毯』プロジェクトにおけるCHIMNEY TOWNの役割は「プロデュース」と「販売のお手伝い」といったところです。
さて。
「やるからには確実に勝ちに行く」でお馴染みの西野は、『星の絨毯』の利用券…とある3日の向こう7年間(例:向こう7年間の1月1日~3日の権利は◯◯さん)を事前に販売して、「損益分岐点まで売れたらGO」「損益分岐点まで売れなかったら返金対応して撤退」という手を打つことを考えたのですが、大きな工事は、そう簡単にはいきません。
大工さんのスケジュールを押さえなきゃいけないので、「もし、売れなかったら、この話はナシね」が許されないのです。
…的な話し合いがありまして、昨日、チームとして「大工さんのスケジュールを確保しなきゃいけないので、何が何でも『星の絨毯』を作ることを決めちゃおう!そして、根性で売り切ろう!」という覚悟が決まりました。
それしか方法が無いのなら、その方法を選んで、死ぬ気でクリアするまでの話。
見積もりを出して(※こちらは既に出ていました)、
《例》
【A枠】「向こう7年間の『1月2日の朝8時~1月4日の15時まで』」
【B枠】「向こう7年間の『1月5日の朝8時~1月7日の15時まで』」
【C枠】「向こう7年間の『1月8日の朝8時~1月10日の15時まで』」
といった感じで、一枠300万円(税抜き)で、約120枠を販売することが決まりました。
同席していたスタッフや友人が「いや、僕、普通に一枠買います!」と言ったりなんかしてくれて、残りは118枠ぐらいです。
ちなみに、このVIPラウンジの下には、これまたCHIMNEY TOWNがちょっとだけ絡んだサウナ施設もできます。
自分達とIPと影響力を使って、ちゃんと自分達もリスク&リターンを背負う形で、上手に地方創生を進めていきたいと思います。
持て余している地元の資源をお持ちの方はCHIMNEY TOWNまで、御一報ください。
#具体的にグイグイ進めていきます
現場からは以上です。
【追伸】
「https://salon.jp/nishino」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。
▼『星の絨毯』のイメージ↓
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