おはようございます。
1月24日に宮崎で開催される講演会の主催者さんのクラウドファンディングの企画概要が、読み手(お客さん)の気持ちを圧倒的に無視した「スクロールすること約1メートルの長文(もはや巻物)」で、講演会当日がメチャクソ不安になっているキングコング西野です。
(※コチラ↓)
https://faavo.jp/miyazaki/project/3391
どうか、お客さんに優しい会になってくれることを願っています。
僕がやれることであれば、いくらでもお手伝いしますので。何卒ー!
さて。
以前、「技術や情報を売っている『習得系』のオンラインサロンはスケールしない(拡大しない)」ということを、公式ブログの方で書かせていただきましたが、そのことについて、昨日、ボンヤリ考えていたところ、『習得系』のオンラインサロンがスケールしない理由が、もう一つ見つかったので、今朝はそちらを皆さんに共有したいと思います。
※ちなみに、その時に書いた公式ブログはコチラ
https://ameblo.jp/nishino-akihiro/entry-12430782586.html
『稼げる』を売り文句にしているオンラインサロンが短命な理由
多くの人が「お金の使い方」ではなくて、「お金の貯め方」に興味を持っているので、『稼ぐ方法を教えます』的なオンラインサロンは、サロンオーナーにそれなりの実績があれば、スタートダッシュに成功します。
ですが、ある程度のところまでサロンメンバーが増え続け、3ヶ月~半年ほど経った頃に、サロンメンバーの数が減り始め、そのままフェードアウト。
『習得系』のオンラインサロンの会員数の増減グラフは、すべり台のような形になることがほとんどです。
その理由をブログに書きましたが(これ、けんすうサンの受け売りね)…
①サロンに入っているけど、稼げる身体になっていない→「よし、辞めよう!」
②サロンに入ったおかげで、稼げる身体を手に入れた→「よし、辞めよう!」
と、どちらの結果に転んでも、「サロンを辞める」に着地するわけです。
…と、ここまでが前回までの話。
今日は、ここから…
昨日、①について、ボンヤリ考えていて、思ったのですが、人はどのタイミングで、「サロンに入ってるけど、稼げる身体になってない」と判断するのでしょうか?
1ヶ月?
3ヶ月?
6ヶ月?
それとも1年?
サロンメンバーは千差万別。
住んでいる場所も違えば、職業も、生活環境も全部違います。
そんな中、『期限』で区切るのって難しくないですか?
1ヶ月経っても稼げる身体になっていなくても、2ヶ月目で稼げる身体になることもあるし、1年経ってようやく稼げる身体になることもあります。
「何時何時(いついつ)までに結果が出なかったら、それはサロンの責任だ」と判断するのって、なかなか難しいですよね。
しかし、実際、「このサロンでは結局、稼げる身体にならない!」と判断するメンバーがいる。
それが『期限』じゃないとしたら、そのメンバーは、どこで(何で)判断しているのでしょうか?
答えは、
自分以外のサロンメンバー……つまり、「まわりにいる人達」じゃないかしら?(突然のオカマ)
『稼げるようになりますよ』を売り文句にしているサロンでは、稼げる身体を手に入れた人は卒業していきます。
サロンに残るのは、稼げる身体を手に入れていない人達です。
そして、オンラインサロンは、サロンオーナーから、サロンメンバーの一方通行の発信だけでなく、サロンメンバー同士の交流がある訳じゃないですか?
つまり、稼げる身体を手に入れていない人同士で会話が生まれる。
そこで、気づくわけです。
「え? お前も稼げてないの? 実は俺も…」
「ちょっと待って。あなたも稼げてないの?私もよ」
「俺も!」
「僕も!」
「アタイも!」
「おいおい、このサロン……実は稼げる身体なんて手に入らねぇんじゃね?」
「そんな気がしてきた!」
「絶対にそうだ!」
サロンメンバー同士の横の繋がりが、答えを出してしまうわけですね。
これがメルマガなら、講読者同士の横の繋がりが薄いので気づかないんです。
「俺、あんまり稼げてないけど、まぁ、講読者の中には稼げている人がいるだろうし、俺の努力が足りねぇんだな」といった感じで。
喩えで『稼ぐ』にしましたが、『習得系』のオンラインサロンすべてにこれは言えて、『習得系』のオンラインサロンの会員数がある地点で頭打ちして、そこから緩やかに減っていく理由は、メンバーの同士の交流が一つのコンテンツとなっている『オンラインサロンだから』という結論に至りました。
どうっすかね?
くれぐれも言っておきますが、僕は「稼ぐノウハウ教えます」には一切興味がありません。
青臭いですが、今後も夢と感動を売って生きていきまーす。
それでは、今日も一日、お互い頑張りましょう(*^^*)