おはようございます。
「【Q】『答えが分かっても、すぐに分からなくなるものなぁ~んだ』【A】『挑戦』」というナゾナゾ史上もっともハンサムなナゾナゾを思いついたキングコング西野です。
#暇かよ
さて。
今日は『西野亮廣のInstagramの活用方法が分かった【後編】』をお届けしたいと思います。
昨日の記事の続きになるので、昨日の記事を読まれていない方は、先に昨日の記事を読んでください。おなしゃす。
西野、インスタを始める
昨日は「リソースの分配」についてお話しさせていただきました。
藤原和博さんが提唱する『100万人に1人の存在になる方法』で、「3つの分野に1万時間ずつ費やして、『100人に1人』の存在になり、その3つを掛け合わせろ」というのがあって、僕も(ホリエモンも)とっても参考にさせていただいているのですが、上辺だけ(職業を掛け合わせるところだけ)都合よく参考にして、「その分野の『100人に1人』にもなれていないのに、別の分野との掛け算を始める(=ただのイッチョ噛み)」になってしまっている人を時々見かけます。
絵も、料理も、トークもブッチギリに下手な人が、「僕、『イラストレーター✖️料理✖️トーク』でいきます! 100分の1✖️100分の1✖️100分の1=1万分の1ッス!」みたいな。
説明するまでもありませんが、「業界の100分の1」というのは、同じ業界の人間をランダムに100人集めて、バトルロワイアル(殺し合い)をさせて、最後に生き残る人間のことです。
大学入試の倍率で考えると「100人に1人」の難易度がイメージしやすいと思います。
リソースを分配しすぎると「各業界の最下位の掛け算」になるので、全くもって無駄です。
各業界の「イイ位置」につけられるぐらいの(リソース)の割き方が理想です。
ちなみに、僕個人がYouTubeに割いている時間は、1ヶ月に2時間程度。
2時間でリターンを最大化するには、ハナから「再生回数」や「チャンネル登録者数」そして「広告費」という戦いを捨てて、「有料放送」に全張りするのが(今のところの)正解で、僕のチャンネルの月の利益は大体400〜500万円です。
#そこから僕は1円も受け取らず全額エンタメ投資にブチ込んでいます 。
基本的には、そんな調子で「自分のリソース」と「獲得ポイント」の睨めっこです。
そんな僕は、手持ちのリソースのほとんどを「作品制作」に割いています。
というか、「手持ちのリソースのほとんどを作品制作に割かないと、世界では何者にもなれない」といったところ。
昨夜も、「リーディング公演@NY」の脚本の手直しを朝までしていました。
他のプレイヤーのようにYouTubeをやる時間は僕にはありませんし、SNSを頑張る時間もありません。
そんな中、Instagramに目をつけている西野です。
「なぜ、今さらInstagram?」という疑問もあると思いますが、理由はシンプルです。
「ブロードウェイの皆さんとのコミュニケーションツールがInstagramだから」です。
Instagramをやっていないと、彼らとの仕事外での付き合いが無くなっちゃうんですね。
演出のWillとのやりとりもInstagramのDMです。
#LINEみたいな感じ 。
そこでキチンと繋がっていたら、また仕事も頼みやすくなるので「ちょっと真面目にインスタをやろう」となり、今に至ります。
条件を正しく見極めて、正しい手を打つ
さて。
日本だと「劇団ひとりサンに肛門に指をブチ込まれる人」というイメージの僕ですが、ニューヨークで御一緒させていただくキャスト&スタッフさんの前に行くと、「『えんとつ町のプペル』の世界を作った人」という感じで、ものすごーくリスペクトされます。
「御神体が日本からやって来た」ぐらいの勢いです(笑)
彼らのInstagramの投稿を僕のストーリーズでシェアしようものなら、なんか「キャーキャー」言ってもらえるんです。
#すっごく喜ばれる
だからこそInstagramをキチンとしなきゃいけないなぁと思うのですが、どっこい、Instagramの運営に充てる時間は無く、加えて、僕は写真を撮られる&自撮りがすこぶる苦手です。
できるなら自分の顔は出したくありません。
何をやる時でも同じですが、「面白がれること(面白がれそうなこと)」をやらないと、良いパフォーマンスはできないので、やはりInstagramも「どういう風に進めれば、(この仕事を)面白がれるかな?」を考えます。
ここからが今日の本題です。
Instagramを始めることを決めた僕の「条件」は、
①時間がない
②自分が面白がれることしかやれない
です。
そこで、「最小コストで、メチャクチャ面白がれるインスタ運営」を思いついたので、今日は、そちらを共有します。
皆さんも一度や二度は観たことがあると思いますが、『町』や『商店街』の公式Instagramってあるじゃないですか?
#あなたの町にもあるはず
その町にある店や、その町でおこなわれたイベントの情報が載っている「町の公式アカウント」です。
ほとんどの町の公式アカウントはズルズルにスベっているのですが、さすが『京都』や『横浜』の公式アカウントはキチンと作り込んでいて、キチンとフォロワーも抱えています。
→ https://www.instagram.com/soudakyoto_official/
そこで考えたのですが、僕は基本、写りたくないので「西野亮廣」の個人アカウントはとっとと辞めて、西野亮廣が運営する「えんとつ町」の公式アカウントを作ろうと思います。
#個人の発信はストーリーズでやればイイ
#ていうか昨日から試験的にスタートさせています
【えんとつ町の公式アカウント↓】
https://www.instagram.com/p/CfY_HuIr6sF/
ルールは一つ。
「(写真を加工するのはOKだけど)イラストは使わない」です。
つまり、世界中に実際に存在するする『えんとつ町っぽい景色(やお店)』を紹介する、『えんとつ町』のキュレーションサイトにする。
嘘とホントの間ぐらいのInstagramです。
こうすれば、僕がわざわざその地に出向いて写真を撮らなくても、「西野さん、ウチの店、すっごく『えんとつ町』っぽいので、よかったら使ってください」といった感じで、DMで、お店の写真(これは本気のやつを撮ってもらう!)と、お店の情報(&カメラマンのアカウント)なんかを送ってもらえれば、皆が『WIN』になる形で、手間をかけかずにInstagramの運営を続けることができます。
これから名前を売っていくタレントさん達も、えんとつ町っぽい背景で、えんとつ町っぽい服装(コスプレすぎるのはNG)で、写真を送ってもらえれば、『場所』と一緒に、『人』も紹介することができる。
あとは、「選ぶセンス」だけですね。
「コスプレすぎる(嘘すぎる)とアウト」という絶妙なラインを守って、『えんとつ町』を本当に存在する町のように紹介していく。
ここからしばらく僕のInstagramをチェックしてみてください。
「ああ、こういうことね」というのが伝わると思います。
そして、世界観を捉えたら、是非、チャレンジしてみてください(DMで「えんとつ町っぽい」写真をください)。
その人や、その場所の宣伝のお手伝いができるかと思います。
現場からは以上です。
【追伸】
「https://salon.jp/nishino」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。
※『えんとつ町』の公式Instagramはコチラ(※まだまだ個人アカウント感があるので少しずつ修正していきます)↓
https://www.instagram.com/japanesehandsome/