おはようございます。
「上演時間2時間半の舞台」の話になった時に、「2時間半も舞台を観るほどエンタメ好きじゃない」と言い放ったキングコング西野です。
#お前が言ったらダメだろ
さて。
今日は『何の為に努力をするのか?』というテーマでお話ししたいと思います。
仕事に向かう時の姿勢(仕事の背骨)のような話です。
本題に入る前に今日の報告です。
クリエイティブキャンプ4日目終了
ミュージカル『えんとつ町のプペル』のクリエイティブキャンプ(4日目)が終わりました。
各々の宿題を済ませた後に、毎日11時に集合し、そこから18時まで、1日7時間ブッ通しの議論が4日続いているわけですから、さすがに皆の疲労も見えてきました。
一度作り上げたモノを分解して、再構築する気苦労や、日本語と英語が飛び交う会議特有の苦労もあるのでしょう。
しかし、悲鳴をあげる人間や妥協をチラつかせる人間は一人もいません。
「とことんやったるで!」と、日米スポ根チームは世界戦に向けてまっしぐら。
今日も随分と進みました。
そうそう。
今日は少し面白い話になりました。
今回の合宿では「ベラール(敵役)をドラッグクイーン的な少しギャグキャラ(だけど怖い)にしよう」という話が浮上していたのですが、今度(6月)は投資家を募っておこなうお披露目公演になるので、確実に勝ちに行くために、ドラッグクイーンを諦めて、過去2度のリーディング公演でベラール役を努めてくれた(冷酷なベラールとしてはドンピシャだった!)ローレンにお願いすることになったのです。
ドラッグクイーンにしてハマればそれが一番最高なのですが、「やってみたけど、ハマらなかった」という可能性も多分にあるわけで、そのリスクをキチンと見越して、チームは、「今回(投資家を呼ぶ公演)は、冒険をする(テストをする)回じゃなくて、確実に勝ちに行く回だから、90点であろうと確実に勝てる方を選ぼう」という判断をしました。
過去のリーディング公演(テスト公演)の意味がココで効いてきて、最高でした。
勝負事で必要なのは、「負けてもいいから、データを取りに行く」と「データは取れなくてもいいから、勝ちに行く」をキチンと使い分けることで、今回は後者です。
確実に投資家を口説いて、次のステージに向かいます。
そんなこんなで本題です。
『夢と金』の発売まで、あと1ヶ月半
そんな中、最新刊『夢と金』の発売が1ヶ月後に迫ってまいりました。
もちろん、ニューヨークに来てからも、そのことは忘れていません。
現在、確定している部数(手売り)は以下のとおり↓
【4月16日】200人BBQ(東京)
→1000冊
【4月17日】100人飲み会(大阪)
→600冊
【4月18日】100人飲み会(大阪)
→600冊
【4月19日】西野の直接配達(大阪)
→500冊(※50冊×10件)
【4月20日】西野の直接配達(東京)
→500冊(※50冊×10件)
【4月21日】講演会(相模原)
→100冊 (※18時30分~)
#講演会の主催者が購入してくださっている
【4月22日】西野の直接配達 (東京二日目)
→500冊(※50冊×10件)
【4月23日】沖縄BBQ大会
→1000冊
【4月24日】名古屋BBQ大会
→1000冊
【4月25日】ZOOM呑み会
→300冊
【4月30日】(浜名湖BBQ・佐原さん)
→1000冊(18時~)
【日程調整中・上村さん】
→1000冊
【日程調整中・高橋さん】
→1000冊
【6月講演会・細野さん】
→1000冊
【クラウドファンディング×NFT 学生支援】
→1000冊
《合計11100部》
紀伊國屋書店さんで50冊購入してくださる方を対象とした『Zoom呑み会(6名限定)』が新たに追加されて、プラス300冊。
#うっかり購入のキャンセルが7件もありました
加えて、CTDのタケダ(バンドザウルスのタケダP)が仕掛けた「クラウドファンディング×NFT」がスマッシュヒットをブチかまして、1000冊が新たに追加されました。
こちらは、シングルファミリー支援においてパートナーシップ契約を締結している「ハートフルファミリー」さんを通じて、学生さん達に贈らせていただきます。
発売日までは、まだまだ時間があるので、やれることは全部やりますが、現時点で言えることは二つ。
一つ目は、「NFTなどの選択肢も増えたので、やれることはまだまだある」ということ。
二つ目は、「本を届ける為にやれることはまだまだあるのに、多くの作者はやっていない」ということ。
僕は「努力」と呼ばれるものを選ぶ時に、時々、「何の為に努力をするのか?」と考えることがあります。
それは、「ダメだった時に納得する為」です。
「ここまでやってダメだったんだから、今回は運が無かったんだな(笑)」という。
かれこれ20年以上、エンタメに身を捧げていますが、さすがに「全勝」は無理なんです。
負ける時は負けるんです。
その時に大事なのは、火(次に向かう気持ち)を消さないことで、「負けました→落ち込んでます→気持ちが回復するまで、しばらく休みます」なんて、やってられない。
負けたら、「畜生!負けた!仕方ないっ!はい、次っ!」となることが大事で、その為には早々に「仕方ないっ!」が挟まることが大事。
二流と一流の違いは「ムラの有無」で、二流の人間にはムラがあり、僕の知る一流の人間は総じて、勝とうが負けようが淡々と次の仕事に手をつけています。
「淡々と努力をする」というよりも、努力をするから「負けたけど、仕方ない」という踏ん切りが生まれて、「淡々」が生まれる。
この繰り返しだなぁと思います。
『夢と金』が届くかどうかは分からないけれど、届ける為に努力をやりきるかどうかは分かるので(自分次第なので)、とことんやりきります。
ニューヨークは夜の22時。
今日は、ここからまだまだ頑張ります。
現場からは以上です。
【追伸】
「https://salon.jp/nishino」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。
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