『テイラー・バートン』と数字

投稿日:2023.07.31 / 西野亮廣エンタメ研究所

※この記事の内容は外部に発信していただいて大丈夫です。



 
おはようございます。
現時点で声が1ミリも出ないキングコング西野です。
#夜の講演会までには間に合わせる
#千秋楽の翌日に講演会が入っているヤツ

さて。
昨日、舞台『テイラー・バートン』の幕が無事に閉じましたので、今日は「『テイラー・バートン』と数字」というテーマでお話ししたいと思います。

「これぐらいの結果(数字)が出ましたよー」という御報告です。
 
 

スタンディングオベーション
 

あらためまして、舞台『テイラー・バートン』の幕が無事に閉じました。

(普段は絶対にやりませんが)昨日は千秋楽ということもあって、カーテンコールで二度ステージに戻りました。
二回目のカーテンコールでステージに出ていく前に、TKOの木下さんが「やっぱり、ファンタジーのまま終わらせたいよね」と言って、これにはキャスト全員が賛同。
ステージに戻りはしましたが、ステージ上で「いかがでしたか~?」と話すことはなく、深々と一礼をして、おしまい。

僕が大好きなエンターテイメントの閉じ方でした。

お客さんの笑顔に、笑い声に、カーテンコールで見たスタンディングオベーションに、大きな大きなエネルギーを頂いたので、今日からまた走れそうです。

次は『えんとつ町の踊るハロウィンナイト@幕張メッセ』(10月28日)!!
やるっきゃないです!

🏮『名入れ提灯』のリターンが限定100個追加されました。(※追加分はコレが最後です)
https://www.picture-book.jp/projects/halloween-lantern/rewards/36293

さてさて。
そんな舞台『テイラー・バートン』の裏では、たくさんの数字が動いていたので、「あのクオリティーの舞台をやると、どういった副産物が生まれるのか?」も含めて、舞台『テイラー・バートン』の“数字”を共有させていただきます。
 
 

舞台の数字
 

まず、舞台『テイラー・バートン』の総製作費ですが(※こういうのが言えるからサロンは面白い)、もろもろひっくるめると『約4300万円』です。
#予算を見直して少し削減しました
#クオリティーは下げないままね

ドンブリ勘定ではありますが、あのキャパ(2日公演)でやる演劇の10倍近い予算がかけられました。
くれぐれも言っておきますが、マネは絶対にできないので、マネはしない方がイイです。

開幕1ヶ月前までは収支は『-1700万円』でしたが、そこから徹底的に予算を見直して、クラウドファンディングを立ち上げ、ECサイトを強化し、NFTやらVIP戦略やらの合わせ技で、収支はプラスにのせることに成功。

オンライン配信チケットの売り上げに体重を乗せること(捕らぬ狸の皮算用)をやめて、オンライン配信チケットの売り上げ目標は「1万枚」から「3000枚」に下方修正をしたのですが(下方修正をしても収支がプラスになるように予算を組み直したのですが)、昨日の時点で、オンライン配信チケットの売り上げ枚数は「2800枚」。

このあと、オンライン配信チケットを売る為の“後追い宣伝”が控えているので、目標の「3000枚」は、まず間違いなくクリアできるでしょう。
#よかったよかった

ザックリとまとめると「舞台『テイラー・バートン』は予算的にも狂った規模で仕掛けましたが、打てる手を的確に打って、キチンと黒字化しましたよ」といったところです。

クラウドファンディングやNFTの知識を仕入れておいて良かったです。
#この日の為に実験を繰り返しています

んでもって、ここからが「嬉しい誤算」の部分になるのですが、その一つとして、「劇場で販売していたCHIMNEY COFFEEのカフェオレベースが飛ぶように売れた(完売した)」というのがありました。

「舞台とコーヒーって繋がりがあるんだっけ?(舞台を観た人がコーヒーを買って帰ろうと思うんだっけ?)」と半信半疑で販売していたのですが、思いの外、『CHIMNEY』がブランドになっていて(#立派になったもんだね)、「CHIMNEY TOWNの舞台を観にきたんだから、おみやげでCHIMNEY TOWNの商品を買って帰ろう」という動機に繋がっていたようです。

この流れでいくと、コーヒーとは何の関係も無さそうなバンドザウルスのライブ(幕張メッセ)でも、CHIMNEY COFFEEが思いの外、売れるのかもしれません。
#なのでちゃんと在庫を準備しておかなくちゃ

そして、もう一つ。
これは「嬉しい誤算になるかもしれない」という段階(今日から実験開始)なのですが……

舞台『テイラー・バートン』のステージを使って(照明もワザワザ作ってもらって)、バンドザウルスのアーティスト写真(プロフィールなどに使うヤツ)の撮影をさせていただいたのですが、これが、メチャクチャいいんです!!

🦖ちょっと見てよ、これ↓
https://chimneytown.net/collections/norasaurus

客席で撤収作業をしていた『テイラー・バートン』のスタッフが「カッケー!」と声をあげるほどの出来で、とにもかくにも、メチャクチャカッコイイ。

あんまりにもカッコイイもんだから、その中から厳選した20点をアートパネル(バンドザウルス×テイラー・バートンのコラボアート)として販売することになったのですが、このアートパネルが全て売れたら、「これだけの利益を出そうと思ったら、数百円のグッズを何個売らなきゃいけないのよ!」という話で、そりゃもう大変なことです。

イベントはいつも打ち上げ花火で、あの夢のような空間は翌日には消えて無くなります。
#その儚さが良いんだけども

ただ、その空間に『バンドザウルス』と『アート』を掛け合わせることで、思い出を収益化することができて(まだ、売れるかどうかは分からないけれど)、これがハマれば、「今後のイベント会場には毎回『バンドザウルス』を連れていき、そのイベント会場を背景にアートパネルを製作&販売」という流れに持ち込める。

面白いもので、これが「キングコングのアートパネル」だと要らないんです。
※よっぽどのコアファンじゃないと、そんなの家に飾りたくない

『バンドザウルス×テイラー・バートン』のコラボパネルの売れ行きに関しては、結果が出れば、また共有させていただきますが、完全に悪フザケで始めたバンドザウルスでしたが、「アート」との相性がすこぶる良くて、結果的に、いろんなイベントを助けてくれる存在になりそうな気配です。

舞台『テイラー・バートン』は現時点で収支はプラスになっていますが、「回収」の本番はココからかもしれません。

作品の内容は勿論のこと、ビジネスとしてもキチンと勝ちにいきます。
引き続き、応援宜しくお願いいたします。

現場からは以上です。

【追伸①】
https://salon.jp/nishino」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。

【追伸②】
舞台『テイラー・バートン』(脚本・演出 西野亮廣)のオンライン配信チケットはコチラから→https://chimneytownusa.zaiko.io/e/tayler-burton
#映像はメチャクチャ作り込みます

🦖すべて一点モノの『バンドザウルス×テイラー・バートン』のアートパネルが20作品出ました。(※追加販売はありません)
興味がある方はこの機会に是非↓🦖
【NORA SAURUS 】
https://chimneytown.net/collections/norasaurus
 









































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