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短編映画×体験(観光)の可能性

2025.02.28 / 西野亮廣エンタメ研究所

おはようございます。
スキージャンプで大記録を期待される井上尚弥選手になる夢を見たキングコング西野です。
#ここまでブッ飛んでいるのになんで夢ということに気がつかないのだろう

さて。
『短編映画×体験(観光)の可能性』というテーマでお話したいと思います。

さっそく本題です。

 

短編映画で食っていける世界を諦めない
 

コマ撮り短編映画『ボトルジョージ』が毎日上演されている専用劇場『東京ボトルジョージシアター』が好調です。
3月分のチケットは残すところ3月31日だけで、【劇場オープンから160日間連続満席】と記録を伸ばしています。

《チケットはコチラ》
https://chimneytown.net/collections/bottle-george-theater

わずか「15席」しかない小さな小さな劇場なので、「来場者数」で見るとまだまだインパクトは小さいのですが、上映後に劇場に残ったお客さんがそのまま「スナックCANDY」で呑み、呑んだ勢いそのまま年末の『天才万博』のチケットを購入する…という流れが生まれていて、目に見えないところで経済が動き、ファンコミュニティーの熟成が進んでいます。

お客様に足を運んでいただくことの意味の大きさは痛感するばかりでして……やっぱり「せっかくここまで来たんだし」「次はいつ来るか分からないから」は商品やサービスの購入動機としてあまりにも大きい。

CHIMNEY TOWNは今ここ(東京ボトルジョージシアター)に「ガチャガチャ」と「ポストカード」といった《販売人件費がかからない商品》を置く準備を進めています。

チリツモの売上は勿論のこと(1日の売上が2000円増えるだけで、年間で+73万円)、たとえば「ミュージカル」のグッズを公演前からジワジワと販売できたり、新グッズのテストマーケの場所として使えたりして、何かとイイんです。

昨日、フランスの映画配給会社から「『ボトルジョージ』の上映権を買いたい」という話があったのですが、そこには「映画館での上映だけでなく、配信やテレビ放送、はたまたDVD化の権利も買わせて」と記されてあったので、「映画館上映以外はNG」と返しました。

「お客さんの手元に『ボトルジョージ』が残ってしまうことで、(僕らが)失ってしまう機会」を考えると、5000万円でも安すぎるところだけれど、短編映画の予算を「×体験(観光)」で回収したことがない前時代的な業界関係者は「200万~300万円で、その権利を買わせて」といった調子だ。
僕には、彼らが短編映画の新しいマネタイズ方法の開拓を放棄しているように見える。

お客さんの手元に『ボトルジョージ』が無ければ、たとえば今後、ドワーフさんやトンコハウスさんが個展を開催する時の目玉(客寄せパンダ)の一つとして『ボトルジョージ』を使い続けることができる。
「ドワーフの個展に行けば『ボトルジョージ』を観られる」となれば、個展の集客増に繋げられるだろう。
「堤監督が登壇するイベントに行けば『ボトルジョージ』を観られる」となるのもイイ。
#なんかタメ口になってきた

ここでもモノを言うのは「×体験(観光)」だ。

『ボトルジョージ』というプロジェクトは最初から「クリエイターが短編映画で食っていける世界を作る」という目的があったので、「ボトルジョージのチケット」だけでなく、「ボトルジョージが観れる個展のチケット」が売れたら(結果的にクリエイターにお金が落ちたら)それでいい。
当然、ドワーフさんやトンコハウスさんから「個展での上映料」のようなものを貰うつもりは1ミリも無い。

確認してみたいのは「オフラインでしか観ることができない短編映画の行く末」で、今はココ(×観光)に可能性を感じている…というか、今のところココ以外の未来は見えない。

「短編映画で食っていける未来」は、もうほとんどの人が諦めているけれど、まだまだ試せていないことが残っているので、諦めるには早すぎる。

さて。

『ボトルジョージ』および『東京ボトルジョージシアター』はこの先どうなることやら。
末長く見守っていただけると幸いです。

現場からは以上です。

【追伸①】
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【追伸②】
3月9日にCHIMNEY COFFEE(渋谷BTB店)で、CHIMNEYTOWN オリジナルバインダーの手渡し&ツーショット撮影会をおこないます。

お時間あれば是非↓
https://chimneytown.net/products/2025-3-9

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