CHIMNEYTOWNの業務連絡

投稿日:2022.09.16 / 西野亮廣エンタメ研究所

※この記事の内容は外部に発信していただいて大丈夫です。




おはようございます。
社員旅行中で二日酔いが確定しているので、目的地に向かうまでの移動中(前日の午後)にサロン記事を更新したキングコング西野です。

さて。
今日は『CHIMNEYTOWNの業務連絡』というテーマでお話しさせていただきます。

「またチムニーの若手が無茶振りされてる(笑)」という目で見届けてやってください。



20代を捨てるな


僕は42歳なのですが、(20代や30代を死ぬ気で生きて)この年齢になると、まわりの人間もそこそこ決定権を持っている偉いオジサンばかりで、いろんなゲームがかなり有利に進められる状況にあります。

そんな状況下で「楽に勝てる相手(楽に勝てるゲーム)」を選んでも仕方ないので、照準を完全に世界に絞り、世界のエンタメをクオリティーでタコ殴りにすべく、毎日せっせとアトリエに籠っているわけですが、同時に、エンタメの明るい未来を願うなら「若手教育」も無視できません。

それもこれも、たぶん自分の為だったりするのかもしれませんね。

自分が50歳になった時に、30歳でバキバキにやっている若手から色々教えてもらいたいので。
#西野は一生面白くなりたい

そんな未来を迎えるには「30歳でバキバキにやる若手の20代の頃」のデザイン…というか後押しが必要です。

20代のうちにどんな情報(体験)を飲み込ませるか?で、その後の人生が大きく変わるからです。

20代を平々凡々と過ごしてしまうと、その子が30代になった時に付き合うのは「20代を平々凡々と過ごしてきた人」で、そこから(その人間関係から)の逆転劇はかなり難易度が高くなる。

なので、ウチの若手(とくに僕にベタ付きの若手スタッフ)には「もっと頭を使え」「物量で全員を黙らせろ」的な檄を飛ばしています。
「その程度の覚悟で俺に近づくな」と言わんばかりの男塾です。

ときどき、「…お前、まだ『人間』みたいなこと言ってるな」と凄む時もあります(笑)
#鬼の詰め方

僕自身、20歳からロケットスタートを切った人間で、20代の重要性(ここで頑張れば後々かなり有利)をよくよく知っているので、目の前にいる20代の若手を見ては「20代を捨てて欲しくない」とそこそこ本気で思っています。

こう見えて、意外とお節介オバサンなんです。

 

学生インターンが二人入ってきたよ


自分の世代を反面教師にして育った世代に対して「教育」というのもおこがましい話で、「教えてやれることはあまりないなぁ」が僕の本音です。

しかし、「教えてやれること」は、あまりありませんが、「与えてやれること」は、そこそこあります。
それこそ「自分の打席(チャンス)を譲る」は僕にもできます。
「お前、打ってみる?」みたいな感じで。

僕ができる「若手の成長に繋がるアクション」は、それぐらいかもしれません。
なので、どんどん若手に打席を譲って、空振りして帰ってくる姿を見てはバカにして笑う…という酷い趣味ができました。

そんなこんなで今日はCHIMNEYTOWNのインターン生に業務連絡です。

今期は、「ななちゃん」と「宮君」という二人のインターン生がウチに入ってきました。

ななちゃんはすでにDAOにベタ付きで、毎日ヒーヒー言うとります。
苦労も多いかとは思いますが、コミュニティーの最前線を肌で学ぶ経験は、後々、必ず財産となるでしょう。

一方、暇を持て余してるのが宮君です。
#失礼だろ

フットサルイベントのハンドリングなどをしていますが、現在、西野の中では「そんなぬるいことで終わらせてたまるか!逃がさねーぞ、テメエ!」と謎のスイッチが入っています。

そこで今日は宮君に業務連絡です。

(※ここからは宮君への手紙です。お楽しみください)



宮君へ


伊豆大島に「飛行機をブチ込んだホテル」を作ろうと思ってて、先日、スリランカに停めてあった飛行機の「輪切り」作業が無事に終了しました。
※船で運ぶ為に「輪切り」する必要があったんだ。

今は、輪切りにした飛行機を巨大なコンテナ(8本~10本)に詰め込んでいるところ。

箱詰めが終わったら、スリランカから横浜港まで運んで、そこから、もう少し小さめのコンテナに詰め直して、伊豆大島まで運ぶことが決まってる。

…でもさ、よくよく考えてみてよ?

「スリランカに停まっている飛行機を輪切りにして、伊豆大島に運ぶ経験」って一生に一度だと思わない?

ていうか、ほとんどの人間が、そんな経験をせずに生涯を閉じるじゃん?
そんな貴重な経験を僕たち(運営)だけで一人占めするのは、ちっとも面白くないと思うんだよ。

というわけで…

『飛行機を運びたい』というクラウドファンディングを立ち上げて、リターン(返礼品)には、何かしらの形でお客さんが「飛行機の配送」に参加できる(立ち会える)ものを用意してみてー。

目標金額の設定も、リターンの設定も、宮君に任せる。

「学生時代に何をしましたか?」と聞かれた時に「スリランカから飛行機を運びました」と返すネタは一生使えるので、すっごく良いと思う。

クラファンの設計は、自分で全部やると確実に事故るからサロンの先輩方に聞いてみてー。

というわけで、飛行機の配送クラファン、宜しくでーす。

現場からは以上です。

【追伸】

https://salon.jp/nishino」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。

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