丁寧に仕込む

投稿日:2023.07.11 / 西野亮廣エンタメ研究所

※この記事の内容は外部に発信していただいて大丈夫です。


おはようございます。
お蕎麦が炭水化物であることを昨日知ったキングコング西野です。
#長年騙されていた

さて。
今日は「丁寧に仕込む」という話をしたいと思います。

 

プロジェクトを殺すリーダーの特徴
 

「人の振り見て我が振り直せ」じゃないですが、“仕事が上手くいかない人”の共通点をリストアップして、その轍を踏まないようにしています。

自分がプロジェクトリーダーとして旗を振る人が、そのプロジェクトを殺してしまう時にやっていることは結構共通していて、3つ挙げるとしたら…

①シンプルに量が足りていない
②価格設定に根拠がない
③仕込まない

といったところだと思います。

「①シンプルに量が足りていない」に関しては、ニシノコンサルに裏技(逆転の秘技)を求めてやってくる9割の人がこれで、「『素振り』の練習とかしたことないっすけど、どうすればメジャリーガーになれますか?」という人。

これには、「…いや、まず、素振り練習をしてください」としか言いようがありません。
#話がそこで終わっちゃう

僕はよく「裏技とか無いっす」と言うのですが、とはいえ「○○をする場合は、ココとココは押さえておいた方がイイ!」という“基本の型”のようなものはあります。
ただ、それは「基礎体力がついている」というスタートラインに立っていることが前提です。

「バットスイングのテクニックを教えたところで、あなたは握力が20しかないんだから、バットコントロールができないじゃん…」というケースが少なくありません。

仕事が上手くいかない人の共通点は「シンプルに圧倒的に努力量が足りていない(圧倒的に努力量が足りていないことに気がついていない)」というのがある。これが1つ目。

2つ目は「価格設定に根拠がない」です。

「何に基づいてその値段になっているのか?」を明確に説明できないでいる。

CHIMNEY TOWNの元インターン生のダー君が「今って、皆、メルカリやら何やら商品を売っていたりして、『送料』のことも『サイト手数料』のことも『人件費』のことも、皆が分かっている『国民総商売人時代』じゃないですか? なので現代のサービス提供者は『商売人にモノを売っている』わけだから、根拠の無い価格設定は信用を失うだけっすよね」的なことを言っていて、まったくその通りだと思います。

言い方を少し変えると「なんで、お客さんが原価計算できない前提やねん。お前がイタズラに利益を出そうとしている下心までモロバレだぞ!」といったところ。

なので価格設定を「当てずっぽう」でやっている人は、あるいは自分の中で正当な理由(根拠)があっても、他人からすると「いや、それ、全部お前のことしか考えてないじゃん」にしか見えない理由(根拠)でもって価格設定をしている人は、徐々に人が離れていって、総じて手詰まりになっています。

そんでもって、3つ目が今日の本題です。

 

丁寧に仕込む
 

プロジェクトを殺すリーダーの共通展の3つ目は『仕込まない』です。

「スピード」の意味を履き違えて、普段応援してくださっているお客さんの温度も、一番の味方であるスタッフさんの温度もガン無視で、商品や情報を出してしまって、結局、誰もついてこない(誰にも見つからない)…という。

その逆は、「丁寧に準備をする」と口で言っているだけで、まともな準備はせずに、ただただ時間をかけてサボっているだけで、無駄にリリースのタイミングを遅らせる…というアレ。

ちょっと具体的な話をすると、商品には「取りあえず棚に並べておいてジワジワと売っていく商品」と「初動(先制パンチ)でクリティカルヒットをさせなきゃいけない商品」があって、ぶっちゃけ前者は「スピード重視」で出品しても大丈夫なのですが、後者は「タイミング」と「爆殺させる仕掛け」が大切で、「後者の商品を取り扱っているのに初動の設計がされていない」という商品(および、その商品を取り扱うリーダーもどき)をよく見かけます。

「初動でいかなきゃいけない商品(あるいは販売期間が短い商品)は丁寧に仕込め」といったところです。

「じゃあ、具体的にどんなのがあるのさ? あなた、批評家じゃなくて、実践家でしょ?」という話になると思うので、この記事の最後に添付しているクラウドファンディングの仮ページ(※まだ準備中)をご覧ください。

こちらは「経営者席」と「VIP席」の“販売”ページなのですが、こちらのクラウドファンディングを出した2週間後ぐらいに『バンドザウルス×えんとつ町の踊るハロウィンナイト』の【コラボNFT】が1週間(毎日1点ずつ)出るんですね。

ラグジュアリー商品の価値というのは「認知度-普及度」ですから、コラボNFTの価値を上げようと思ったら、コラボNFTができるだけたくさんの方に知られておいた方がイイ

というわけで、この“販売”ページに差し込んでいる画像を『バンドザウルス×えんとつ町の踊るハロウィンナイト』の【コラボNFT】の画像にしてみました。

「お前、あの恐竜、ゲットしたの?」という会話が生まれるように。

「丁寧に仕込む」というのはこういうことだったりします。
参考にしてみてください。

現場からは以上です。

【追伸①】
「 https://salon.jp/nishino 」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。

【追伸②】
舞台『テイラー・バートン』(脚本・演出 西野亮廣)のオンライン配信チケットはコチラから→ https://chimneytownusa.zaiko.io/e/tayler-burton
#映像はメチャクチャ作り込みます

『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』の【経営者席】と【VIP席】を作りたい!
→ https://www.picture-book.jp/projects/halloween-vip?p_token=fa5f81ebac634420ac740afcc94d438c

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