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『観光地化』を考える

2024.06.21 / 西野亮廣エンタメ研究所



おはようございます。
パッと見ただけでもLINEの未読が400件を超えているキングコング西野です。
#絶対に誰かに嫌われている

さて。
今日は「『観光地化』を考える」というテーマでお話ししたいと思います。

僕のエンタメオタク心をゴリゴリにくすぐってくる内容です😋

本題に入る前に、コチラの共有から。

 

手を止めない
 

2025年8月9日~30日に上演するファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』(日本公演)に3000名のシングルファミリーや多子世帯の子供達を無料招待するために立ち上がったクラウドファンディングに、現在【1187名】の支援者様から【1828万8000円】のご支援が集まっています。

たくさんのご支援&シェアを本当にありがとうございます。

目標金額の『1800万円(3000人分)』を突破しましたが、本来の目的は「経済的な理由で普段なかなかエンターテイメントを受け取ることができない子供達(および親御さん)を一人でも多く招待すること」なので、「クリアした感」を出すのはチョット違う気もしてきました。

昨日、アシスタントのタケダから「クラファンのサムネイル&文言、差し替えますか?」と質問されて、「差し替えなくていいんじゃね?」と答えましたが…いやいや、やっぱり差し替えた方が良さそう。

クラファンのタイトルは、「経済的な理由でエンターテイメントを受け取ることができない子供達をミュージカル『えんとつ町のプペル』に無料招待したい」に変更だな。
#本文も少し差し替えよう
#タケダさん宜しく

救いきれていない人達がまだまだいるので、コチラのクラファンは期間いっぱいまで丁寧に手をかけて走らせ続けようと思います。

引き続き応援宜しくお願いします。

※子供チケットの支援はコチラから↓
https://www.picture-book.jp/projects/2025poupelle-musical-gift

…とはいえ、製作総指揮の僕のリソースにも限りがありまして、「支援の伸びが鈍化したクラウドファンディングの告知を延々と続ける」と「次の手を打つ」は、やはり天秤にかけなければいけません。
#急に生々しい話

子供支援のクラウドファンディングは引き続き走らせるとして、ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』の成功に向けて、僕の重心は次の打ち手に移動させるべきかなぁと思います。

そんな中、今、準備を進めているのが7月3日(僕の誕生日)にスタートさせる『星空支援』のクラウドファンディングです。
今回のミュージカルでは客席に10万個の照明を仕込んで客席まるごと星空にするのですが(#狂っとんのかい)、僕の誕生日につけこんで、そちらの「星」を支援していただこうと。

ただ、せっかくなら「支援した証」が楽しい形で残った方が良いと思うので、今回はCHIMNEY TOWNが発行する『星空支援証明書』をリターンとして贈らせていただくことにしました。

是非、額縁に入れて飾っていただきたいのですが、その証明書のデザインが無茶苦茶ステキなので(デザインは美術の佐藤さん)、サロンメンバーの皆様にはフライングで共有させていただきます。
この記事の最後に画像を添付しておりますので、御確認ください。
#支援した星の数によって紙の色が変わります
#星の数は目安です
#西野のサインは仮です

次から次へと手を打っていきますので、お楽しみに!!

そんなこんなで本題です。

 

作品の観光地化を進める
 

ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』を未来永劫続く定番コンテンツにする為に、「食」や「エロ」や「暴力」といった“人間のニーズ"を絡めたものにしていかなきゃいけないなぁと思い(※人間には「ミュージカルを観たい」というニーズは無いので、そこに体重を乗せない)、「ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』とは何か?」を考えてみた結果、「ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』は【旅行】だ!」というユニークな結論に至りました。

「旅行だ!」というよりも、「旅行にする!」と言った方が正しいかもしれません。

舞台作品を舞台作品として届けるのではなくて、「旅行・観光」として届けるという打ち手は、町にキャラクター性(町がIPになっている)『えんとつ町』ならではの打ち手で、この角度からの攻撃にはかなりの手応えを覚えています。

こうなってくると、「既存の舞台作品」からではなく「観光地」から学ぶことが増えてくるのですが、「町を観光地たらしめているものは何だ?」と探し始めます。

そんな中、昨夜(夜中)のYouTube生配信で、お客さんから(コメント欄)大きな大きなヒントをいただきました。

曰く、「えんとつ町に行ったら、えんとつ町から手紙を出したいです」

これには衝撃が走りました😁
そういえば、観光地に「この郵便局から手紙が出せます」はあったりしますもんね。
#海の底の郵便局もあるよね

先日行った中国の武隆というド観光地のド谷底にも谷底郵便局があって、「ここから手紙が出せます」という案内がありました。
#谷底郵便局の消印がつく

面白い話ですよね。
手紙って「誰に出すか?」についつい目を奪われますが、「どこから出すか?」というニーズも確かにある。
https://youtu.be/IJkvQa1VQHA

観光地に昔からあるということは、「どこから出すか?」のニーズの普遍性を証明しているわけで、それこそディズニーランドにもあります。

ただ、「ミュージカルの劇場から手紙を出したい」と考えた人は、これまであまりいません。
それは、ミュージカルを観光地化した人がいないから。

メチャクチャ面白いなぁと思いました。

ロビーの物販ブース(縁日)でレターセットを販売して、その隣に、『えんとつ町郵便局(仮)の郵便ポスト』を設置して、そこに入れていただいた手紙には『えんとつ町郵便局』のスタンプを押して、(近所のポストに投函し直して)お送りする。
#天才万博でも見上げる家でも踊ハロでも展開できる

現実とファンタジーの境界線が曖昧になりまくってて最高じゃないですか。
こんなバカみたいなの絶対にやっちゃうしかない。

さて。
これも「お客さんとの対話」から始まった企画です。
そう考えると、これまで「お客さんと対話」を安く見てしまって、取りこぼしてきたアイデアが星の数ほどあるんだろうな。

取り返しにいこうと思います。

たくさん対話を繰り返して、ブッチギリに面白い面白いエンターテイメントを、観光地を作ります。

現場からは以上です。

【追伸①】
https://salon.jp/nishino」と「#レターポット」を付けて今日の記事の感想をXでポストした後、この記事のコメント欄に“ご自身の”レターポットのリンクを貼ってくださった方に5レター(ciao!)を贈らせていただきます。

【追伸②】
《大阪平野の夜景を一人占め》HIBARI GOLF(宝塚市)のVIPラウンジ『星の絨毯』(2024年9月オープン)の【年間3日×7年分】の貸し切り利用権をお求めの方はコチラまで。
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https://chimney.town/hoshino-jutan/

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