ひたすら勉強する日々

投稿日:2023.12.25 / 西野亮廣エンタメ研究所

※この記事の内容は外部に発信していただいて大丈夫です。



 

おはようございます。
明日から始まる『天才万博』の飲酒活動に備えて、「明日から連絡がしばらくとれません」という業務連絡を関係各位に送ったことで知られているキングコング西野です。
#本気だぞ

さて。
今日は『ひたすら勉強する日々』というテーマでお話ししたいと思います。

本題に入る前にコチラの情報共有から。
 
 

NY公演の金銭的リスクを着々と潰す
 

キンコン西野のマーケティング講座2024【上級編】の受講者数が着々と伸び続け(※現在は2085名)、来月ニューヨークでおこなうミュージカル『えんとつ町のプペル』のプレゼン公演の赤字が着々と減っております。

現在、赤字額は『4852万5553円』で、今週中には、4600万円台にしてやろうと思っております。

【キンコン西野マーケティング講座2024】
https://www.picture-book.jp/projects/marketing

現在、プレゼン公演で投資家やプロデューサーに渡す台本(バインダー)を製作中で、こちらはデザインからしっかりと作り込んでいるのですが、せっかくの記念品なので、完成したらクラウドファンディングのリターンで出そうかと思っています。
#英語バージョン

『テイラーバートン』にしても、『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』にしても、今回のプレゼン公演にしても、「赤字を一気に潰す裏ワザ」なんて絶対に存在しなくて(#世の経営者さんに言ってます)、「コツコツと返していく根気を持ち合わせているか、否か」です。

その時、大切になってくるのが先日の記事でお伝えした「精神力(メンタルへの投資)」で、まずは、ココを安定させる必要がある。

「狼狽えずに、淡々と対応する」ということですね😁

オンラインサロンでは、その様子をリアルタイムでお届けしていきたいと思います。
#こんなにも生々しい教材があるか
 
 

ドラマの脚本執筆ZOOM飲み会
 

そんな中。
先日、現在執筆(準備)中の民放ドラマの脚本の進捗状況を共有するZOOM飲み会が開催されました。

言うまでもありませんが、このZOOM飲み会の売上も全額、ニューヨークのプレゼン公演に充てさせていただきます。

ニューヨークのプレゼン公演の資金繰りの一手ではあるのですが、僕としては「二毛作」で、やっばり「喋ることで、整理されること」はあるし、先日は、今回のドラマの舞台となる『夕張』に住まれている方(住まれていた方)が二人も参加してくださって、夕張の生々しい現状(地元の声)を聞かせてくださいました。

これは本当に大きかったです。

「ドラマの脚本執筆の進捗状況を共有するZOOM飲み会」とは言うものの、待ち合わせ理由が『ドラマの脚本執筆の進捗状況』というだけで、蓋を開けてみたら、「地方の現実」や「まもなくガチで迎える高齢化社会対策」についての雑談(情報交換)がメインで、とても学びの多い時間となりました。

僕の個人的な話になりますが、やっぱり「脚本を書くための情報収集」なので、鼻息がフンフン鳴っていまして、「自分が住んでいる街を『ゴーストタウン』と紹介された時は、どんな気持ちになるのですか?」といった「感情」の収集までする始末。

こんなのはネットで探しても、チャットGPTに聞いても出てこない情報で、もう一度言いますが、メチャクチャ(ホントにメチャクチャ)学びがありました。

そう考えると「脚本の執筆段階を共有する(自分の考えを喋って頭を整理したり、体験者から直にヒアリングをしたり…)」は、どう考えたって、自分にとってプラスで、この活動は続けていきたいと思いました。

また、12月30日(の昼)にZOOM飲み会をやろうと思います。
#天才万博前だから呑んでも大丈夫

その際、前知識を共有していた方が話がスムーズに進む(いきなり本題に入れる)ので、最後に、現時点の『あらすじ』を共有させていただきます。
#前回からアップデートしてみました

こんな物語を書こうと思っております。
 
 

キンコン西野が手掛ける民放ドラマの『あらすじ』
 

ドラマ『ぼくらの未来(仮)』

あらすじ

━━━━━━

【1】(←第1話というわけじゃないです)

「高学歴の無駄遣い」をキャッチコピーに、『コンテンポラリーダンサーの中に混じって、最後まで「素人」だとバレずに踊り抜いたら10万円!!』(視聴回数230万回)や、『「学生時代に影が薄かったから忘れられている奴」という設定で、全然知らない学校の同窓会に参加してみた!!』(視聴回数180万回)といった体当たり企画を次々にヒットさせ、「高学歴YouTuber」の草分け的存在として注目を集めた田野美羽(29)。

あれから3年。
個人だけではなく企業や著名人もYouTubeに続々と参入し、高学歴YouTuberの競合も増え、田野のYouTubeチャンネル『たんみゅ~チャンネル』(チャンネル登録者数110万人)の直近3ヶ月の視聴回数は全て「3万~5万回」止まり。

以前は視界にすら入っていなかった「企業に就職した(敷かれたレールの上を走る)同級生達」が、最近は少し羨ましく見える。
田野は、日々激化するYouTubeの椅子取りゲーム&自転車操業から抜け出す為に、「自分のポジション(自分にしかできない情報発信)」を探していた。

そんなある日。
飛騨高山(岐阜県)に遊びに行った会社員の友人から『Gattan Go!!(ガッタンゴー)』の話を聞く田野。
『Gattan Go!!』は“廃線になったレールの上を自転車で走るアクティビティー”で、開業から17年たった今もチケットがとれない人気っぷりだという。

この逆転の発想に感銘を受けた田野は、少子高齢化が進む日本でこれから更に需要が高まる「まちおこし」に目をつける。
田野は持ち前のYouTuber魂を燃やし、「実際に移住した方が面白いし、どうせ飛び込むなら、一番ネタになる場所でしょ」と、(自分とは縁もゆかりもない)『財政破綻で苦しむ北海道・夕張市』の「地域おこし協力隊」に応募する。
もちろん、自分の「学歴」と「発信力」が田舎町で高く買われることも折り込み済み。

田野は夕張移住の一部始終を撮影し、YouTubeに公開。
公開した動画『港区女子が財政破綻した街に移住します』は、公開後まもなく急上昇ランキング入り。
視聴回数は瞬く間に120万回を突破し、大きな話題となる。
YouTuber田野の「読み」は見事に当たったのだった。

【2】

夕張市に移住した田野。
噂には聞いていたが、聞くと見るとでは大違い。
人がいない市役所前。人が乗っていないバス。
夕張市は、完全に「ゴーストタウン」と化していた。

市役所に出入りするようになった田野は、『財政再建団体』の現実を目の当たりにする。
市の負債は353億まで膨らみ、大幅な人件費カットにより、市職員の給与は平均30%削減。「退職希望者」は予定を大幅に回り、定年退職予定者や自己都合退職者を含めると、医療職を除く全職員の4割に上った。

「鉛筆一本買うにも、国の許可がいる」と皮肉を飛ばされる市役所では、経費削減の為に夕方5時には暖房が切られてしまい、市職員はスキーウエアで仕事にあたっていた。

最盛期は12万人近くいた人口も、今は6400人。
若い働き手は街を去り、人口の54%が65歳以上。
市役所の壁に貼られた「人口ピラミッド」を見て唖然とする田野。
税収はまるで期待できなかった。

行政サービスは続々カット。
市内に複数あった小中学高は各1校に統合され、図書館も廃止。
金融機関の店舗は次々に撤退。総合病院も終了。
水道料金は全国で最も高い月平均6800円。
そこは「全国最低のサービス、最高の負担」を強いられる街だった。

そんな中。
田野は『夕張ファンタスティック映画際』のクラウドファンディングのサポートを任される。
同映画祭は、夕張市の財政破綻をきっかけに、夕張市が再生するまで民間主体で継続することになっているが、コロナの煽りも受けて、近年は綱渡り運営。
今年は特に支援の集まりが悪く、発信力のある田野に白羽の矢が立った。

田野は、自身のYouTubeを使って「財政破綻した街」の現状を包み隠さすに発信した。
移住後一発目に公開した動画『借金353億円!廃墟だらけのゴーストタウンの生活』は、またもや急上昇ランキング入りを果たし、同動画の視聴回数は90万回を突破。

田野のYouTubeチャンネルの移住企画は『ゴーストタウンシリーズ』として人気企画となる。
ここにきてチャンネル登録者数も増え始め、田野は「YouTuber」としても「地域おこし協力隊」としても手応えを感じていた。

【3】

先輩職員が準備を進めるクラウドファンディングのページ作りのお粗末さ(素人臭さ)に溜息を漏らす田野。
「このサムネイルでは興味を持ってもらえないので、もっと、こうした方が…」と提案するも、まともに取り合ってもらえない。
他にも「夕張市を盛り上げる為にアレをしましょう。コレをしましょう」と、まちおこし案を出してみるが、まるで相手にされない田野。

動きが遅い田舎職員に、次第に田野の苛立ちが積もっていく。

話し合っていてもラチがあかないので、こうなったら「論より証拠」と、田野は独自の夕張プロモーションを開始。
帰り道に見つけた「夕張グルメ」を自身のYouTubeで紹介する。

しかし、YouTubeの視聴者が求めていたのは「ゴーストタウン」であり、「廃墟」であり、ポジティブなPRはまるで響かなかった。
同動画の視聴回数はあからさまに伸び悩み、コメント欄も「そうじゃない感」で溢れていた。

田野は視聴回数が伸び悩んだ動画のアナリティクス(どのタイミングで視聴者が離れたか?)を解析し、視聴者が「自分よりも不幸な人」を求めていることを再確認。
認知拡大の為に、夕張の「負の部分」を発信し始めるが、地元住民はそれらの発信を快く思っていなかった。

田野がYouTubeで紹介した「夕張グルメ」にアンチコメント(嫌がらせ)が集まり、ネット批判の免疫がない店主は心を痛め、それをキッカケに「地方移住の洗礼」が始まる。。。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

…とまぁ、こんな感じっす。

自分が「地方創生」で見てきた地方の現実を散りばめてみました。

ここから、どんどん内容を詰めていきます。
また、話が前に進んだら共有させていただきますね。
お楽しみに。

現場からは以上です。

【追伸①】
https://salon.jp/nishino 」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。

【追伸②】
《大阪平野の夜景を一人占め》HIBARI GOLF(宝塚市)のVIPラウンジ『星の絨毯』(2024年9月オープン)の【年間3日×7年分】の貸し切り利用権をお求めの方はコチラまで。
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