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現在制作中のコマ撮りアニメーション『ボトルジョージ』の課題

2023.11.10 / 西野亮廣エンタメ研究所



おはようございます。
昨夜、バンドザウルスのプロデューサーに「次は、顔が恐竜で、身体が忍者の『忍者恐竜』を作って、光GENJIの『勇気100%』のMVを作ろうっ!」と大真面目にLINEをしたキングコング西野です。
#疲れとんのか
#忍者恐竜って何やねん

さて。
今日は現在制作中のコマ撮りアニメーション『ボトルジョージ』の課題を皆さんに共有させていただこうと思います。

さっそく本題です。
  
  

「ハロウィン」と「バンドザウルス」の無敵感
 

一昨日、アメリカのAIクリエイター集団(3Dアニメーション制作の民主化を進めている人達)と、『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』を観ながら(呑みながら)アレやコレやと話し合いました。
#彼らとの会食は今週だけで二回

「個々で動いたところで大きなウネリは生まれないから、寄せ鍋的に各々の才能を持ち寄るべきだ」というのが僕や彼らの根本的な考えです。

その観点で見た時に『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』は、そもそも『えんとつ町のプペル』という“定番(スタンダード)となった絵本”が入り口になっていて、子供を集客し続けるから圧倒的に強い。

『定番絵本』と『未就学児無料』の二つを押さえているので、自分達のエンターテイメントに初体験(生まれて初めて観る◯◯)を捧げられ続けるわけですね。

彼らとは「『新しい盆踊り大会を作る!』だけでは、その“新しい盆踊り大会”は、お客さんと一緒に歳をとってしまって、いずれ古くなってしまうので、“毎年毎年、新しい子供が来てくれる場所”に自分達のリソースを割こう」という話になり、僕らはそういう場所を提供するので、彼らには最新のAI技術を提供していただくこととなりました。

僕たちは自分達のチームの才能を信じていて、同時に、その限界も知っています。
なので、全部自分達だけやるのではなくて、組んだ方がいい(相乗りした方がいい)局面ではキチンと組みます。

そして、そういったパートナーはSNSでは見つからないし、ホームページで募集したところで来てくれないので、眠い目をこすりながら、会食に出かける。
「出会い」にキチンと投資する。
もう、これに尽きるだ!
#東北

そんなこんなで『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』には、国内外のいろんな才能が集まってきているわけですが、『えんとつ町』の強さもさることながら、異なる世界観の混ぜあわせ(仮装)を歓迎している『ハロウィン』の強さ、そして、さらに何でもアリなアイドル(実際はDJ)『バンドザウルス』との掛け合わせは本当に強い。

『えんとつ町のプペル』でファミリー層を集客して、恥も外聞も捨てて、その世代その世代に合わせた(媚びへつらった)選曲を堂々とする『バンドザウルス』。

「お客さんの流れ(毎年新規顧客が訪れる流れ)」というものがキチンとあって、そこにコンテンツを落としているので、回を重ねるごとに、コンテンツがちゃんと成長し続ける。

『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』という箱を通じて、『えんとつ町のプペル』と『バンドザウルス』が綺麗に繋がりました。

一方。

この「流れ」に絡められていないのが、コマ撮りアニメーション『ボトルジョージ』です。

現状、『ボトルジョージ』は、『ボトルジョージ』の宣伝をしないと知ってもらえません。

バンドザウルスのように、「『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』の流れで自然と知ってもらえる」というシナジー(相乗効果)が作れていないんです。

ただ、そんなことを言い出したら、ほとんどの作品・商品・サービスの出発点は“ココ”で、ここから「ならば、どうするか?」と考え始めることが大事!

その為には「現時点ではシナジーが作れていないよね」ということを明らかにして、チームの皆に共有することから始めなければなりません。

今日は僕の話をしてしまいましたが、これは、どのチーム(どのプロジェクト)でも置き換えられることなので、一度、ご自身のプロジェクトを振り返ってみてください。

はてさて。
どのように設計すれば、『ボトルジョージ』に人が流れ続けるのでしょうか?

ちょっと、いろいろ考えてみます。

現場からは以上です。

【追伸①】
「 https://salon.jp/nishino 」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。

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