おはようございます。
どうやら本当に嬉しい時に、両手で両頬を押さえるらしいキングコング西野です。
さて。
今日は「『海底ウイスキー』で地方創生」というテーマでお話ししたいと思います。
限界集落を救え
先日、幼稚園からの幼馴染みの楠本君に連れられて、静岡県・松崎町という縁もゆかりもない町に行ってまいりました。
酔っ払っていたので覚えておりませんが、楠本君経由で楠本君の友達から「松崎町を盛り上げて欲しい」と頼まれたらしく、酔っ払っていたので二つ返事でOKを出したらしいです。
その日は丸一日「松崎町視察」というスケジュールが入っていました。
ところで、静岡県・松崎町とは一体、どんな町なのでしょうか?
Wikipedia先生に言わせると、以下の感じです↓
・松崎町(まつざきちょう)は、静岡県賀茂郡にある町。伊豆半島南西部の海岸沿いに位置する。
・町内には史跡も多く、「なまこ壁」造りの建物が特に印象的である。また、温泉もあり、中心部の松崎温泉、東部の大沢温泉、南西部三浦温泉(岩地温泉・石部温泉・雲見温泉)等、夏の海水浴などを含め、多くの観光客が訪れる。
(出典:Wikipedia)
僕の方でも少し調べてみたのですが、松崎町の総人口は、1980年の1万13人から一貫して減少していて、2020年に6250人。2045年には3820人まで減少することが想定されているそうで、「静岡県で最も人口が少ない町」だそう。
「温泉はあるけど、温泉なら熱海や別府を選ぶなぁ」「海水浴場はあるけど、海水浴なら他の海を選ぶなぁ」「棚田など、日本の原風景が残っているけど、それを観るなら白川郷に行くなぁ」といったところで、「第一目的にはなりにくい町」という印象を受けました。
あとはメチャクチャ個人的な感想ですが(※でも、これが一番信用できるでしょ?)「お刺身がベラボーに美味しかった!」というのがあります。
これは本当っに美味しかった!
マイナス面は「遠い!」といったところで、「三島駅(新幹線)から車で2時間」という修行のような移動を求められます。
#三島駅に行くまでも遠いというのに
まぁ、それだけ「都会の喧騒から離れている」「自然に囲まれている」とも言えるのですが、そこまで移動に時間をかけても良いのならば「もっと自然の中に行ける地域」はあります。
そんな「松崎町」をどう盛り上げていけばいいというのでしょうか?
もう、まったく打つ手が無いのでしょうか?
このまま限界集落道を進むしかないのでしょうか?
…いえいえ。
「松崎町」にもイイトコロはたくさんありました!
中でも、「町長や行政がキチンと危機感を持っていて、仕掛けようとしている」という体制であったこと。
僕は仕事柄、いろんな市町村にお邪魔しては、その地域の行政の方とお話しさせていただく機会が少なくないのですが、皆さん口では「どげんかせんといかんっ!」と言いつつも、実際にプロジェクトを動かすとなると急に消極的になることが珍しくありません。
そんな中、松崎町はソッチではなくて、「悠長なことは言ってられないから、面白いことは、どんどん仕掛けて行きます!」といった感じでした。
町長さんも若手起業家っぽい雰囲気で最高。
そこで僕らの方から松崎町に提案させていただいたのが、松崎の綺麗な海を使った『海底ウイスキー』でした。
まだまだ提案段階なので、頓挫する可能性もあります。
頓挫してしまうと、世に出ないまま終わってしまうので、現時点で、サロンメンバーの皆さんの方にもアイデアを共有させていただきます。
海底ウイスキー
「海底ウイスキー」というのは、ウイスキーを海の底に沈めて、海の底で(波に揺られながら)熟成させるウイスキーのことで、この試み自体は、すでにいくつかの地域でおこなわれています。
海の底で寝かしたウイスキーは、ちゃんと海の底で寝かしたウイスキーの風味がするらしく、結構人気なんです。
面白いのは、海の底で寝かしているので、ボトルの表面に様々な「付着物(フジツボ的)」が付くところで、世の中に二本と同じボトルがありません。
これは「使いどころ」だと黒西野がニヤリ。
『えんとつ町のプペル』に出てきた“一旦は海に沈み、そして海から上がってきた「ブルーノの船」”に引っかけて、松崎町の海で熟成させる海底ウイスキーの名前を『Bruno』にして、(毎年)限定1000本で「ふるさと納税の返礼品」として出す。
「世の中に二本とないボトル」なので、「インテリア(えんとつ町のプペルのオリジナルグッズ)」としての需要もあるでしょう。
ボトルには付着物が付くので、ラベルを貼ることはできません。
となると、大切なのは「パッケージ(箱)」で、デザイナーの「かんかんサン」に投げたところ、「箱に“型押し”で、フジツボみたいなデザインが入っていたら最高っすね」という天才みたいな返信がありました。
さて。
松崎町は、この話にのるのでしょうか😁?
のらないのであれば、「海がある他の町」に話を持っていくだけ。
個人的には、『えんとつ町のプペル』のストーリーと上手く絡められた時点で「勝ち」を確信しています。
#アイデアの引き出しの数がレベチだぜ
話が前に進めば、またサロンの方で共有させていただきます。
現場からは以上です。
【追伸①】
「 https://salon.jp/nishino」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。
【追伸②】
参加者は経営者と個人事業主とクリエイターだけ!
泊まり込みで、ひたすら濃密な悩み相談&情報共有をする会合『クリエイティブキャンプ(9月15日開催)』はコチラから↓
https://www.loveandtravel.co.
\公式LINEができました/
▼西野亮廣 公式LINEはコチラ↓
https://lstep.app/q7b4Mlz