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映画は『ヒット』から『運用』の時代へ

2025.01.16 / 西野亮廣エンタメ研究所



サロン記事の更新が遅れてしまって申し訳ございません!
朝からバキバキに働いていたキングコング西野です。
#このあともミーティング!

さて。
今日は「映画は『ヒット』から『運用』の時代へ」というテーマでお話させていただきます。

本題に入る前に御報告です。
  
  

『RED MOVIE AWARDS🇫🇷』にノミネート!
  

フランスのランスで開催される『RED MOVIE AWARDS』の【年間セレクション】にボトルジョージがノミネートされました👑
https://redmovieawards.com/event-2025
https://www.instagram.com/p/DEZzVLLCuva

この映画祭は、シーズン制のコンペティション形式をとっていて、『ボトルジョージ』は秋セレクションで選ばれたのですが、その後、年間セレクションのベストアニメーション8作品に選出された形です。

2025年5月23日と24日に、フランスのランス オペラ座(Opera of Reims)でレッドカーペットや授賞式などのイベントが開催されますので、お近くにお住まいの方は是非是非ご参加ください。

そんなこんなで、国内外の映画祭で暴れ倒している『ボトルジョージ』ですが、「そろそろ映画祭のエントリーを控えようかしら?」という空気になり始めています。
#主要な映画祭にはエントリーしますが

「アカデミー賞以上のタイトルは無いでしょ」というシンプルな理由なのですが、それとは別で「映画祭で話題になった」ということで、仕事をしている感(結果を出した感)が自分の中に出ちゃうのは嫌だなぁという思いもありまして…

やっぱり映画は「観られてナンボ」なので、映画祭で賞を取ることが「観られるコト」に繋がるのであれば、いくらでも映画祭へのエントリーを続けますが、「アカデミー賞以降は自己満足」となるのであれば、そこにかける労力はキチンと「観られるコト」に割きたいと思っています。

そんなこんなで、アカデミー賞以降はもうあんまり映画祭のニュースは耳にしなくなると思うのですが、「次の段階に進んだ」と思っていただけると幸いです。

【ボトルジョージ・シアターの予約はコチラ】
https://chimneytown.net/collections/bottle-george-theater
#直近でチケットが取れるのは2月19日です
  
  

映画は「運用」の時代へ
  

昨夜は『アイスクリームフィーバー』の千原監督とMEGUMIちゃんと呑み、その後、『映画 えんとつ町のプペル』の北米の配給会社の社長と呑むという、なんとも映画漬けな夜でございました。

そこで盛り上がった話が、今の時代を捉えていて、かつ、他にも転用できるお話だったので共有させていただきます。

「映画をどうヒットさせるか?」という話から、昨年(2024年)にヒットした映画を並べてみたのですが、そこに『スラムダンク』と『サマーウォーズ』が入っていたんですね。

説明するまでもありませんが、『スラムダンク』は2022年に公開された作品で、『サマーウォーズ』にいたっては、2009年に公開された作品です。
どちらも「リバイバル上映(復活上映)」だったのですが、「映画館で観たい」という需要から、ヒットに繋がりました。

これは「面白いか面白くないか分からない(ブラックボックス的な)新作映画に2時間は割けないけれど、面白いことが確定している旧作には2時間割けちゃうよ」という人が相当数存在するという結果です。

この結果から、「バカみたいなお金をかけて新作を作るぐらいなら、そのお金を『旧作を掘り起こして、運用すること』に充てた方が良くね」と考えるのは至極当たり前な話で、「映画は『ヒットさせる』から『運用する』時代に入った」というのが僕らの見解です。

だからと言って、「新作は作りません」と言いきれるほどのビジネスマンではないので、結局、僕らは今日も新作を作るのだけれど、ただ、「運用できるように作らないと話にならん」というのは確実にある。

「運用できるように作る」というのは、つまるところ…

①古くならないモノを作る
②権利を握っておく

の二つを押さえるという話です。

①に関しては、意識さえしていればそれほど難易度は高くないのですが、②に関しては「制作費を自分達で出す」あるいは「制作費を出してくださった方と『柔軟な運用』に関する契約を巻く」というところまでがセットだったりするので難易度が高いです。

ただ、この①と②を握っていない新作を作ったところで、供給過多の現代では埋もれて終わるのが関の山。
特に②に関してはリスクも大きくなるし、なによりクソ面倒くさい作業がついてくるのですが、①と②を絡めていない新作は「作った」とは呼ばないぐらいの感覚でいた方が良さそうです。

「『ヒット』から『運用』へ」というのは映画に限った話ではなくて、すべてのサービス・商品における(コンテンツ過多時代の)生存戦略で、「いつまでプペルをしがんどんねん」というツッコミを入れてしまう人は全員○ぬでしょう。

その昔、『オリジナル作品』について定義したことがありました。
それまで僕らは「オリジナル作品=自分が生み出した作品」と呼んでいましたが、これだけコピーが簡単にできてしまう時代だと、「コピーの方が有名」「コピーの方を最初に見ました」は可能性として全然ある話なので、僕は「オリジナル作品=コピー不可な作品」と定義しました。

それと似たような話で、『作品を作る』を再定義したいと思います。

「作品を作る」というのは、つまるところ「運用できるコンテンツおよび状態を作ること」で、運用できないコンテンツを作ったところで、「作った」と思っているのは本人だけで、世間は「作った」とカウントしません。
「世間に知られていない作品(この先も知られることがない作品)」は「世間に存在していない」のと同義です。

このシビアな現実と向き合いながら、新作を作っていきたいと思います。

現場からは以上です。

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