おはようございます。
映画やミュージカルやホテルやゴルフ場のラウンジを作っている裏で、なぜか作曲をしているキングコング西野です。
#職業を見失った
今日は『ディスカッション&プレゼンというエンタメ』というテーマでお話ししたいと思います。
映画やミュージカルの制作でクソ忙しい時に、なぜか仕掛ける新しい試み(#こんなことをやっている場合じゃない)についてのお話です。
潜在ニーズ(インサイト)
今朝のVoicyでは「潜在ニーズ」と「潜在ニーズの探し方」についてお話しさせていただきました。
※コチラ→https://r.voicy.jp/0dVBwAbdKgq
「課題解決型ビジネスはもう飽和状態(競合だらけ)だから、お客さんの潜在的なニーズ(顧客自身が気づいていない顧客の課題)を探して、それを解決するビジネスを作ろう!」というだけではなく、「そもそも潜在ニーズって、どう探したらいいの?」というところまで。
よくもまぁ毎朝毎朝話すことがあるもんだなぁと自分でも感心しちゃいますが、「焼肉奉行」「鍋奉行」から「差し入れ」「千羽鶴」、はては「ハトに餌をやるオッサン」までを並べて、「お客さんは(お金を払ってでも)『役割』を欲している」とまとめた西野先生。
「役割」はつまるところ、「この世界に自分は必要なんだ」という確認作業であり、社会の窓際に追いやられている人からすると、報酬以外の何物でもなく、僕自身、被災地ボランティアなどに行くと、この報酬にやられます(ニマニマしちゃいます)。
多くの人が暇や孤独を抱えている時代において、「役割を与えるサービス」の可能性は明らかにあるのですが、今現在、どの業界を見ても、ここの開拓があまり進んでいません。
(※進んでいるのは「推し」がある業界ぐらい)
僕のオンラインサロンのメンバーさんからすると「役割サービス」「役割エンタメ」は今さら感のある話だと思うのですが、ここに来て、「役割エンタメ」について、ちょっとオモロイことを思いついたので共有させてください。
役割エンタメの雄『バンドザウルス』
ほとんどの人がその魅力に気づいていない(そもそも知らない)と思うのですが、僕らが仕掛けているエンタメで圧倒的に新しくて面白いのは『バンドザウルス』です。
AIネイティブ世代に爆誕した絶滅系アイドルグループ、バンドザウルスのインスタアカウントでは今日も「お客さんがAIで生成したアーティスト写真」と「お客さんがAIで生成したNFT」がアップされ続けています。
お客さんがAIで生成したアーティスト写真をもとに、プロの美術さんが実際にマスク(ティラ様やカジカジなど)を作り、そのマスクをお客さんがかぶってステージに立ち、そのステージをお客さんが観に行く…という「役割」だらけ。
プロに残された仕事は、お客さんが走る道のガードレール作りで、ちなみに今は、ORICONランキングで11回か12回ほど1位を獲得している売れっ子作曲家&プロデューサーのヤナエルさんがバンドザウルスの曲を3曲ほど制作(編曲)してくださっています。
※ヤナエルさんはTWICEの楽曲なども手掛けられています。
コチラ→https://www.youtube.com/watch?v=HuoOEry-Yc4
そんなバンドザウルスの「新たな役割」を作ってやろうと考えていた黒西野が先日、CHIMNEY TOWNのオフィスの白壁を見て、変なことを言い出しました。
プレゼンエンターテイメント(プレゼンから始まるコミュニケーション)
その日は昼間から『アップルビジョンPRO』で遊んでいたのですが、アップルビジョンPROにデフォルトで入っているソフトで「プレゼンテーションのレッスンができるソフト」があるんです。
ボタンひとつで、スティーブジョブズシアター(劇場)のステージの上に移動することができて、背中に巨大スクリーン(自分が用意した資料を出せるスクリーン)を背負って、そこでプレゼンの練習ができるんです。
プレゼン慣れしていない人や、ステージ慣れしていない人からすると、なんとも有難いソフトですが、聞けば、「プレゼンする予定がない人」もこのソフトを使うことがあるそうな。
近くにいた後輩に聞いてみると、「わかります!僕も、大きなスクリーンを背負ったり、TEDのステージとかで喋ってみたいですもん!」と返ってきました。
よくよく考えてみれば、「これが何の数字か分かりますか?」というクソ面倒くさいクイズから始めてしまう若手起業家のプレゼンも(※いいから早く本題に入れ!)、ジョブズやザッカーバーグのモノマネで、「ジョブズのプレゼンが正しいと思っている」というよりも、「ジョブズみたいなプレゼンをしたい!」という願望が勝っちゃっているのだと思います。
どうやら、「プレゼンをするのは緊張するけれど、人前でプレゼンをしてみたい」という気持ちを腹の底に抱えている人は一定数いるみたいで、そこに目を付けた黒西野は、「バンドザウルスの次のネタ(次に仕掛けるプロジェクト)をお客さんから『募集』するのではなくて、お客さんに『プレゼン』してもらおうよ」と言い出しました。
毎日販売されているバンドザウルスのNFT『バンドザウルス・ミニ』を3個以上持っているバンドザウルスのお客さん(通称:肉)を、限定20名でCHIMNEY TOWNのオフィスに招いて、4チームに分かれていただき、各チームのプレゼン内容を45分ほどディスカッションしていただき、後半45分はチームごとにプレゼンをする。
「勝ち負け」は特になく、各チームがまとめた内容について、そこにいる皆(西野亮廣を含む)で「それをやるなら、○○にした方がいいんじゃない?」と、また話し合う。
各チームごとに、ディスカッションの進行の役割があったり、タイムキーパーの役割があったり、アイデアを出す役割があったり、出されたアイデアに味付けをする役割があったり、それらをまとめて模造紙に文字起こしをする役割があったり…役割だらけ。
そこに流れている時間というのはきっと幸せで、今、多くの人が求めている時間なんじゃないかなぁと思います。
そこから本当に面白い企画が出てきたら、本当に実現に向けて動き出すのも最高。
『バンドザウルス経営会議(仮)』については、追ってご案内させていただきますが、とりあえずCHIMNEY TOWN DAOの方でも日程を調整して進めておいてください。
今月末には日本に帰ってくるので、そのあたりのタイミングで第一回『バンドザウルス経営会議(仮)』ができれば最高です。
役割エンターテイメントの可能性を感じている今日この頃です。
暑い日が続きますが、ご自愛ください。
現場からは以上です。
西野亮廣(キングコング)
【追伸①】
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