ラオス滞在記③
子供らと綱引きやサッカーをして、山登りをして、滝を登って、川に飛び込んで、ゾウとたわむれて……子供の夏休みのような生活をしている。
夜、プラプラ散歩していたら、橋の真ん中でギターを弾いている子供がいて、仲間に入れてもらった。
勝手に日本代表として歌った『オーシャンゼリゼ』が大ウケ。
東京に戻ったら、また数字との戦いで、もちろん勝ちに行くけれど、それが『幸せ』かどうかは考えてしまう。
自分が一体何の競争をしていて、何を信仰しているかを知る為にも、たまにはこうして、まったく違うルールで回る世界に飛び込んでみるのもいいな。
一つ見えてきたのは、今の時間割りで生きていると、極端に面白いモノなんて生めないということ。
『忙しい』の実態は、リスクヘッジ、リスクヘッジ、リスクヘッジ…で、賭け額を分散してしまっている。
大きくスベらないが、大きく当たることもない。
考えもんだな。
考えよう。
ラオスは夜中の2時半です。