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『使われる会社』になるには

2020.05.25 / 西野亮廣エンタメ研究所

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おはようございます。
学生から「こんなことを思いついたんですけど!」とビジネスアイデアを提案される度に、「…そのビジネス、もう世の中にあるよ。ちゃんと調べな」という返事、これまでに700回ぐらい繰り返しているので、そろそろ、
『…そのビジネス、もう世の中にあるよ。ちゃんと調べな』
というタトゥーを額に彫ろうと思っているキングコング西野です。

さて。

今日は、昨日の記事の延長戦みたいな感じの話をするので、まだ昨日の記事を読まれていない方は、先にそっちを読んでもらえると嬉しいっす。

今日は『使われる会社』について深掘りします。


『使われる会社』になるには… 

『西野亮廣エンタメ研究所』には現在約6万人の会員が在籍していて、そのうちの半分ぐらいが「経営者さん」です。(群馬流氷科学センター調べ)

なので、何回かに一度は、経営者さんや、経営者を目指されている方に向けた記事を投稿させていただいています。

たとえば「キングコング西野みたいな絵を描く方法」といった話は再現性が低いと思うのですが、「会社運営の方法」「部下の活かし方」といった話は【自分事】として聞いていただける部分がありそうなので、日々、自分の身体(会社)で人体実験を繰り返し、その結果を、ここで共有させていただいております。

ウチの会社に新入社員&インターン生が入ってきてからというもの、上司1年目の僕が一貫して発信しているのは、「『社員を使う会社』ではなく、『社員に使われる会社』になる」です。

「社員」と「会社」という関係を、「ユーザー」と「プラットフォーム」という関係に近づける作業ですね。
先日も少しお話ししましたが、「社員にとって使い勝手の良い会社とは何か?」を、ひたすら追及しています。

僕を含め、社員一人一人が「べつに、いつでも独立できるけど、この会社を使った方がもっと面白いことができるから、ここにいる」という状態でいた方が、「会社」も(社員から利用されるように)成長し続けなきゃいけないので、健康的です。

どうやらこれは、稀代のモテ男・西野亮廣による「男と遊んできていいよ。どうせ最後は僕に惚れるんだから」という思想が下敷きになっています。
激烈ハンサムに生んでくれた親に感謝します。

そんなこんなで、株式会社NISHINOは社員の副業はOKですし、OKどころか副業の宣伝を手伝ったりします(笑)。
社員一人一人が発信力を持った方が、『使われる会社』にとってはプラスなので。

ちなみに、来月の頭にウチの新入社員&インターン生がオンライン勉強会(講演会)を開催するのですが、そのチケットが、それぞれ1500枚~2000枚ぐらい売れているみたいで、それぞれのネットショップが、BASEの人気(トレンド)ランキングBEST3を独占したそうです。

https://setochan.thebase.in/items/29546684

https://maachanomise.thebase.in/items/29548692

https://beyamafitne.thebase.in/items/29547483

ちゃっかり小銭を稼いでやがるので、サロンメンバーの皆様におかれましては、彼らを見かけたら全力で“たかって”ください。

#こんなクソ若手のイベントを面白がってくださって本当にありがとうございます


社員の副業を加速させる

今回のオンライン勉強会に限らず、彼らは自身のYouTubeチャンネルで、それぞれ自主的に発信をしています。

『使われる会社』を目指すのならば、ここも応援してあげた方がいいので、昨日、会社の経費で、彼らの(個人の)配信環境を整えることを決定しました。

こうなってくると、彼らの中で、「副業(個人プレー)に熱を出しちゃっていいのかなぁ…」という【申し訳なさ】が発生してくることが予想されます。

そこで「発信」に自主規制をかけてしまうことが、『使われる会社』にとってはマイナスなので、会社は、社員が個人プレーに走る「言い訳」を設計してあげた方が良さそうです。

ここの設計は結構カンタンで、彼らのYouTubeチャンネルの備考欄に『西野亮廣エンタメ研究所』の入会リンクを貼ることを義務付ければいいと思います。

そうすると、個人プレーが盛り上がれば盛り上がるほど会社に還元されるし、会社としても、社員の個人プレーが盛り上がってくれた方が会社の宣伝になるので、積極的に社員の副業を宣伝できます。

「社員」と「会社」で、お互いの『株』(のようなもの)を持ち合って、社員の副業が加速すればするほど、会社にメリットがあるように設計しておくと良さそうです。

あと、ここからは社員&インターン生への業務連絡です。

YouTubeチャンネルは、登録者数1000人以上、総再生時間4000時間以上になると「広告」が付けられるようになります。
きっと、今、「広告を付けて、収入を得てもいいのかなぁ…」みたいな遠慮が僅かにあると思いますが、そんな遠慮はとっとと捨てて、広告を付けてください。

僕が作りたいのは「いつでも余裕で独立できる社員が使いたくなる会社」です。

そこんとこ、宜しくです。

『使われる会社』への挑戦はまだまだ続きます。

現場からは以上でーす。

【追伸】
サロン記事の感想を呟かれる際は、文章の最後に『salon.jp/nishino』を付けて《本垢》で呟いていただけると、西野がネコのようになつく場合があります。

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