現在、『(株)にしのあきひろ』と『(株)おとぎ町』という会社を2社持っていまして(小谷にあげた『(株)スナック』を入れると3社)、そのうち、『(株)にしのあきひろ』は、このオンラインサロンとレターポットを運営していて、かなり実験要素の高いサービスに手を出しているんですね。
言ってしまえば、
「この際、利益は後回しで(スタッフさんの給料分は確保する!)、ハズレてもいいから、とにかく実験を繰り返して、ホームランが打てるゾーンを探っていこう」
という会社が『(株)にしのあきひろ』。
今度、『えんとつ町のプペル』に関係する作品(作家)さんしか展示しないワンコンセプトのギャラリー兼アトリエ『poupelle』も、この会社でやろうかと思っています。
一方、『(株)おとぎ町』は、今は『しるし書店』の運営。
こんなことを言うのもアレですが、『しるし書店』は普通にヒットすると思います。
「しるし本のマッチング」は世界中が見落としていましたが、ニーズが確実にあるので。
あとは取締役の矢崎さんとも相談ですが、(僕の過去作をまとめた)絵本BOXなんかも『(株)おとぎ町』で販売していきたい。
その他のグッズなんかも。
これまた、そこそこニーズがあると思います。
で、最近になって、この『(株)おとぎ町』の方は「会社の売り上げをメチャクチャ出したい」と思うようになってきました。
厳密に言うと、「メチャクチャ売り上げを出した、ということを経験してみたい」です。
「会社が大きくなって、身動きがとりにくくなる」というのを一度、経験してみたいのです。
あいかわらず金欲はなく、食欲もなく、贅沢欲もないので、会社の売り上げは会社を大きくする為だけに使いたいです(それか社会貢献)。
これもまた別の意味での実験ですね。
ちなみに「こんなサービスを作りたいけど、お金がなくて…」という声は随時募集しています。
「それ、ほぼ100%コケるけど、面白そうだからやってみよう!」
というのは『(株)にしのあきひろ』が出資しますし、
言い方が吉本興業的ですが、
「それ、儲けられそうだから、やってみよう」
というのは矢崎さんと相談の上『(株)おとぎ町』で出資したいです。
最先端の信用経済も、ゴリゴリの資本主義も、
両方経験してみたくなっている最近の僕です。
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複数の会社経営の話

2018.03.02 / 西野亮廣エンタメ研究所
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