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バーチャルヒューマンの進め方

2022.07.06 / 西野亮廣エンタメ研究所


 

おはようございます。
「(西野亮廣の)モノマネ芸人の『ニセ野』に似ている」と最近よく言われるキングコング西野です。
#僕が偽物なのかもしれない
 
さて。
今日は『バーチャルヒューマンの進め方』というテーマでお話ししたいと思います。
仕事の話というよりも、ほぼ遊びの話です。

 

刹那的な生物の時間を止める
 

先日の記事でお伝えしましたが、最近、Instagramにハマっています。
 
※さっき新しい写真を投稿したよ→https://www.instagram.com/p/CfptZg_vq7n/
(引き続き皆様からの「えんとつ町風」の写真をお待ちしております。DMで)

「えんとつ町のお店やイベントなどを紹介する『えんとつ町の公式Instagram』」という、特に仕事に繋げるつもりもない“悪フザケ”です。
#だから楽しんでやれているのだと思います。
 
「町の風景を紹介するんだったら、人も写っていた方がいいじゃん」「どうせ、人が登場するのであれば、ときどき『ルビッチ』を登場させた方が良くね?」という話になり(一人で話しています)、「だったら、『ルビッチ』のバーチャルヒューマンを作ろうよ!」ということで、話がまとまりました(一人で話しています)。
 
ここで「バーチャルヒューマンの今」について少しだけ情報を共有すると、今年の4月に『I Like That』という曲でアーティストデビューした「ハン・ユア」は、実在する人間ではなくて、韓国初の「バーチャルヒューマン」です。
 
こちらをご覧ください →https://www.youtube.com/watch?v=xsYpBeJkZik
 
何年か前にバーチャルヒューマンを作ろうとした時に、「髪の毛の表現が結構難しいんですよ」と言われたのですが、こうして踊っている「ハン・ユア」を観るかぎり、今はもう、その問題はクリアしているようです(※もちろんお金もかかるでしょうが)。
 
バーチャルヒューマンの良いところは、「場所」と「時間」を飛び越えられるところで、「中の人」を入れ替えれば、どこにでも行けます。
日本語も、英語も、ギリシャ語もいければ、歌を歌うことも、踊ることもできて、そして、歳をとることが無い。
 
とくに「歳をとること(成長すること)が無い」という部分が面白くて、この部分を最大限活かすには、「成長スピードが速い生物」の時間を止めた方が良いと思っています。
そう考えた時に、「若い女性」のバーチャルヒューマンは、ちょっとだけ勿体無い。
というのも「若い女性」というのは、「メイク」と「写真の加工」で延命できてしまうからです。
 
つまり、「若い女性」という打ち出し方は、頑張れば「20年ぐらい」粘れちゃう。
モデルさんや、女優さんが、日頃やっていることですね。
 
つまり、(見た目上は)20年間時間が止まっている生物の、時間を止めても仕方なくて、もっと刹那的に生きている生物(1ヶ月後には存在していない)の時間を止めた方が面白いと思っています。
#なんか変態みたいな話をしてる気がする
 
そこで「子供」です。
 
子供は、数週間で形が変わってしまうので(※先日、2ヶ月ぶりに会った姪っ子が巨大化してました)、その一瞬の形を未来永劫残した方が、バーチャルヒューマンの最大の強みである「歳をとらない」と活かせる…というのが僕の考えです。
 
 

バーチャルヒューマンをどう作るか?
 

ところで、「バーチャルヒューマン」はどうやって作られるのでしょうか?
作り方は色々あって、ゼロから作るパターンもあれば、モデルさんの顔を撮影して、そこから手を加えていくパターンもあります。
 
そして、僕が知っている「バーチャルヒューマン」は、「身体は実際の人間」というパターンがほとんどです。
 
つまり、『ルビッチ』のバーチャルヒューマンをInstagramに登場させるなら、「まずは、子供を撮影して、顔を入れ替える」という段取りです。
なので、スタイル(身長と体型)を指定しておく必要がある。
 
この時、ルビッチを「抜群のスタイル」に設定してしまうと、そのスタイルの子供を探さないといけなくなるので、「標準よりも、ちょい良いぐらい」のスタイルで設定したおいた方が良さそうです。
 
そして、今、なんとなく思っているのは、最終的にバレてもいいのですが、最初はコッソリ始めたいなぁと思っています。
つまり、Instagramを観た何割かの人達が「実在する子供」と思っている状態が望ましい。
これは、ただ僕がサロンメンバーの皆さんと一緒にニヤニヤしたいだけです。
 
なので、「バーチャルヒューマンを作る為のクラウドファンディング」とかをやるつもりはなくて、 CHIMNEYTOWNのECサイトで「講演会(あるいは15名限定呑み会)を主催できる権」とかを出して、その売り上げでバーチャルヒューマンを作ろうかなぁと思っています。
#売り上げの使い道はサロンメンバーさんにしか言わない
 
悪フザケに時間とお金を使ったらどうなるのか?
そんなテストをしてみようと思っています。
 
現場からは以上でーす。
 
【追伸】
 
https://salon.jp/nishino」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。

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