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「劇団」か「都市インフラ」か 〜常設劇場が残る条件〜

2025.04.07 / 西野亮廣エンタメ研究所

おはようございます。
2025年にFacebookを始めようとしている梶原さんがツボに入っているキングコング西野です。
#毎週キングコング
#今週もメチャクチャわろた

さて。
今日は『「劇団」か「都市インフラ」か 〜常設劇場が残る条件〜』というテーマでお話したいと思います。

本題に入る前にコチラの共有です。
 
 

玄関プペル
 

『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』の前売券を50枚以上購入してくださった方の御自宅or職場に、西野亮廣が直接前売券(引換券)を配達に伺う『玄関プペル』の予約枚数が昨夜の時点で【1万2200枚】になりました。

4月15日にいよいよ映画の情報が公式公開されます。
様子を見て、表でも「玄関プペル」をしようと思うのですが、まずはサロンメンバーさんを優先させていただこうと思っておりますので、「ウチにも前売り券の引換券(50枚)を配達に来てください」という方は、下記CHIMNEY TOWNの問い合わせフォームよりご連絡ください。
よろしくお願いします。
https://support.chimneytown.com/hc/ja/requests/new

そんなこんなで本題です。 
 
 

「劇団」か「都市インフラ」か 〜常設劇場が残る条件〜
 

先日、13歳の男の子から「舞台の脚本を書いてみたのですが、上手く書けません。どこをどう直せば良いのか教えていただけませんか?」という丁寧なDMをいただいたので、家庭教師ボランティアとしてお手伝いさせていただきました。

脚本のブラッシュアップを終えた後には、「運営」にまつわる話もさせてもらったのですが、思考が凝り固まったまま年齢だけを重ねてしまった大人よりも、よほど論理的で柔軟な会話ができ、僕にとっても非常に心地よく、学びの多い時間となりました。
#人と普通に対話できることの喜びよ

そうした対話の中で、彼(※この記事の最後にInstagramアカウントを記載しています)が語ってくれた夢があります。
それは、「いつか、自分の常設劇場を中心に据えた“エンタメの街”をつくりたい」というもの。

トークテーマ(思考実験の題材)として非常に面白いと思ったので、「どうすれば実現できるか?」「なぜ、ほとんどのカンパニーは実現できていないのか?」を真面目に考えてみました。

今日はその思考実験の結果を共有させていただきます。





日本には数多くの劇団があります。
しかし、時代を超えて“常設の劇場”を持ち続けている劇団となると、極端に数が絞られます。

残っているのは、劇団四季と宝塚歌劇団…そして、それらに並ぶのは老舗の演舞場や、地域文化として組み込まれたごく一部の例だけ。

この現象には明確な法則があります。

それは…すべての劇団は「劇団」か「都市インフラ」かに分かれるということ。
 
 

「劇団」はいつか終わる
 

多くの劇団は“自力”で成り立っています。
作品をつくり、宣伝し、チケットを売り、舞台を成立させる。その営みは尊く、可能性に満ちています。
ですが、それは同時に「一本一本の公演を当て続けなければ維持できない」という、極めて不安定なゲームでもあります。

観客が減れば終わり。
家賃が払えなければ撤退。
劇団という存在は、常に綱渡りの上に立たされています。
 
 

「都市インフラ」は終わらない
 

一方、劇団四季や宝塚は、そもそもの存在の構造が違います。

彼らは“演劇”というジャンルの中で戦っておらず、“都市開発の一部”として存在しています。

四季はJR東日本のまちづくりに組み込まれ、宝塚は阪急電鉄の経済圏そのものであり、もはや鉄道とセットで回っています。

彼らの劇場は「駅直結」であることが多く、都市の再開発や商業施設の起爆剤として、企業や行政に“必要とされる存在”となっています。

彼らは「コンテンツ」ではなく、「装置」として都市に埋め込まれていて、これが、常設小屋が残る劇団の正体です。
 
 

常設劇場を夢見る全ての劇団へ
 

「次の劇団四季になりたい」
「次の宝塚をつくりたい」
そう語る新興団体は少なくありません。

だが、その大半は“演目のクオリティ”や“演出の革新性”だけで勝負しようとしています。
そこには、「なぜ彼ら(劇団四季や宝塚)が常設劇場を持てるのか?」という問いへの理解が決定的に欠けています。

尊敬するクリエイターに浅利慶太や小林一三を挙げるクリエイターは極めて少ない。
ですが(今朝のVoicyにも通じる話ですが)、「行政と癒着関係にあった興行師の作品しか後世に残っていない」という身も蓋もない現実がある。

「カンパニーの中に優秀なビジネスマンを入れない」なんて論外中の論外です。
#おままごと

常設小屋の本質は“インフラ化”にあります。
都市や交通、観光、経済に対して、どれだけ影響を及ぼせる存在になれるか。

作品をヒットさせることも大事です(当たり前!!)。
ですが、それだけでは“たまたま当たった団体”に過ぎず、本当に目指すべきは、「街の機能に組み込まれた劇団」です。
それしか後に残らない。

劇団はアートであり、文化です。
だけど、同時に「経済」でもあります。

次の常設劇場をつくりたいと願うなら、目を向けるべきは舞台の上だけではありません。
繰り返しますが、舞台の外…街の構造に自分たちがどう組み込まれるか?
舞台の“演出”はそこからスタートさせることがプロの仕事だと考えているオイラです。
#ひろゆき

現場からは以上です。

【追伸①】
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