本当に分からないから、外からグチグチ言ってないで、中に入ってみる

投稿日:2023.04.05 / 西野亮廣エンタメ研究所

※この記事の内容は外部に発信していただいて大丈夫です。




おはようございます。
皆がイメージしている「月9のキムタクの部屋」は『ラブジェネレーション』のキムタクの部屋であることがおおよそ分かってきたキングコング西野です。

さて。
今日は「本当に分からないから、外からグチグチ言ってないで、中に入ってみる」というテーマでお話ししたいと思います。

今朝のVoicyでお話しした内容の、もっとエグイ部分です。
サロンなので(サロンメンバーを信じているので)言葉を選ばずにお話しします。

 

自分を基準に考えない
 

昔から「西野の当たり前は、普通の人の当たり前じゃないから、気をつけな」とよく釘を刺されていました。

たとえば、学生時代にゲーム(ファイナルファンタジーなど)にハマった時なんかは一日中コントローラーを離さなかったじゃないですか?
当時、「好きな仕事を選んだ人」はそういう人(コントローラーを四六時中握っている人)ばかりだと思っていたら、意外とそうでもなくて、同業者と呑みに行って「エンタメ」の話をしたら、「仕事の話をするなよ」という先輩がいて、ビックリしました。
「え? エンタメ以上に好きなものがあるの?」と。
「なんで、せっかく同業者が集まっているのにエンタメの話をせずに、グルメの話なんてしてるの?」「みんな、エンタメやりたくないの?」と。

ファイナルファンタジーのオフ会で、「ファイナルファンタジーの話なんてするなよ」と言われるような違和感と寂しさがありました。

(自分で言いたくありませんが)「どうやら積んでいるエンジンが違う」という自覚を持ち始めたのは、その頃。
ファイナルファンタジーを1日20時間できる人はいるけれど、たとえ好きな仕事であろうと、1日20時間働ける人はいなかったのです。

その頃から、仕事を分散させるように(なるべくたくさんの仕事をするように)しました。
僕が一つの仕事に絞ると、僕の目の前にいる人が壊れてしまうから。
自分の持ち時間を30分ずつに分けて、それぞれのプロジェクトに投下するイメージです。

…そういえば、オンラインサロンの内と外で認識の違いがあります。

岡田斗司夫さんや、低知能メディアが、西野亮廣のオンラインサロンを叩く時に、「皆さん、目を覚ましてください。西野亮廣のサロンに入っても、西野亮廣にはなれませんから!」という(西野亮廣本人が「俺のサロンに入れば、俺みたいなれるよ」と言っているかのような)発信をしたりします。
が、サロンメンバーさんならご存知だと思うのですが、僕がサロン内でしきりに発信しているのは「僕の真似をしちゃダメだ。あなたに『世界観(ゼロ→1)』を作る才能なんて無い」です。
#容赦ない

(※サロンでも「これは、やれるよ(この手は使えるよ)」ということは言っています)

自分で言うと、どうしたってカドが立っちゃうのですが(本当にごめんなさい!)、たくさんの業界を渡り歩いて、本当にたくさんの人を見てきて、本当にたくさんの才能に触れてきた僕は、僕の戦闘力も、あなたの戦闘力も超フラットに把握できています。
ここには希望的観測はなく、見積りのミスも一切ありません。

この話は(本題ではないので)、このへんにしておきます。

 

アルバイトをしてみる
 

昨日、CHIMNEY COFFEE代表の山邊から「上手くいってないんですよね」という話を聞かせてもらいました。
少しだけ情報を共有させていただくと(ナイショにしておいてね)、CHIMNEY COFFEEの1号店(渋谷駅前)は不動産屋さんのご厚意で、実はメチャクチャ良心的な家賃でやらせてもらっていて、2号店に関しては家賃ナシの「売上折半」です。
#渋谷で家賃ナシだと

これを言うとスタッフを傷つけることになってしまうので、まずは、「その意図は1ミリも無い!」ということお伝えした上で…ただただ正直に本音を言うと「どうすれば、ボーナスステージとも言えるこの環境で『上手くいかない』が可能なのだろう?」と思っちゃったんです。

これは「お前らは、なんで、こんなこともできないんだっ!」という意味じゃなくて、本当に興味・疑問なんです。

比べてしまっているのが“ワンオペでカラオケボックスを切り盛りしていた高校生時代の僕”で、高校時代の僕が見ても、渋谷で「家賃ナシ」「IPアリ」「卸し先、死ぬほどある」の三拍子揃っているCHIMNEY COFFEEが何故苦戦を強いられるのかが本当に分からない。

ただ、やっぱり、どこまでいっても僕は「中の事情を知らない人間」だし、あとは、どうしたって(積んでいるエンジンが違う)自分と比べてしまっている。

僕の場合、「僕だったら簡単にできるけど…」は一番考えちゃダメ。

後輩のチャレンジに口だけ挟んで、さらにはマウントを取るとか超絶カッコ悪いし、何より、自分が現場に入れば見えてくるものがあって、もっと後輩達にクリティカルなアドバイスができるかもしれない。

というわけで今夜19時から22時まで、CHIMNEY COFFEE2号店(東京都渋谷区円山町1-17 渋谷BTBホテル1階)でアルバイトをしてみることにしました。

「ハイボール屋さん」だけど(笑)

もちろん、西野亮廣がやるわけですから、「集客」や「売上」はイレギュラーな数字になるのでノーカウント。
目を光らせているのは「オペレーション」と、「渋谷で実店舗を構える時の良い流れの作り方」。
勿論、バイト代なんていりませんし、利益はCHIMNEY COFFEEに全額寄付します。

「店に立っているのが西野じゃなくて、無名の学生だったら」のシミュレーションしながら、一度、店に立ってみます。
CHIMNEY COFFEEを運営する難易度を今よりも解像度高く知りたい。

都内のサロンメンバーさんは『ウイスキー(ジャックダニエル)』か、『炭酸水』か、『氷』か、『プラスチックカップ』の差し入れを持参して、是非、遊びにいらしてください。
食事は出ないので、近くのサロンメンバーさんのお店で食べてきて(もしくはCHIMNEY COFFEEで一杯ひっかけた後に食べに行って)ください。
#来られる方はコメント欄まで御一報ください
#おおよその来店時間も

勝ちゲーにしか見えないCHIMNEY COFFEEの運営は、西野亮廣だからできるのか、それとも、西野亮廣じゃなくてもできるのか?
そのあたりも探ってみたいと思います。

グダグダ言いましたが、一番の理由は「なんか面白そうだから一度やってみる」です。

現場からは以上です。

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