おはようございます。
「疲れている時にポコチンが盛り上がる理由は、死が近いから子孫を残そうとしているからだ」という話を聞いて、だったら四六時中ポコチンが盛り上がっているボクこそが、ギリギリでいつも生きているKAT-TUNだと思っている西野こと絶倫先生です。
さて。
僕の収入は「漫才師としての劇場出番の出演費」「タレントとしての出演費」「書籍の印税」「オンラインサロンの売り上げ」、そして、クラウドファンディングで集まったお金も『収入扱い』になるので(税金が発生するんダヨ)、「クラウドファンディングの支援総額」が主です。
あとは、ときどき、チョコチョコと働いた時にいただくギャラぐらいっす。
ここから、世間の皆様の大好物ネタの一つである『年収』はおおよそ予想がつくと思います。
少しややこしいのが、僕は会社で動いていて、これらのお金は一旦、僕の会社に入って、ここから制作費を出していたりするので、ここには「売り上げ」と「利益」があったりします。
まぁ、会社といっても固定給をお支払いしているのは数名なので、たぶん、何もしなければそこそこ「お金持ち」なのだと思います。
ですが、贅沢の類いには一切興味がないので、入ってきたお金は可能な限り、次に仕掛けるエンタメにブチ込みます。
先日、スタッフさんから「西野さん、毎月のギャラ(役員報酬?)いくらにします?」と訊かれて、「80万円」と答えました。
「てめえ、『贅沢に興味がない』とか言いながら、そこそこ貰ってんじゃねぇか!」というツッコミが聞こえてきそうですが、一応、立場上、スタッフや後輩の食事代や、芸人仲間が舞台をする時に出すお花代や、御祝儀ウンヌンをココから出しているので、実際に僕に使っているお金は月に5万円ぐらいだと思います。
この辺は、デビュー当時から変わってないし、あんまり変えたくないっす。
僕が、缶ハイボールやチクワの差し入れで喜ぶ理由は、それっす。
昔、タモリさんと八百屋さんに行った時に、タモリさんが手に取った野菜を「ちょっと高いね」とカゴに戻したのを見て、身体中に稲妻が走って、「この感覚は失いたくないな」と。
結果、美術館の土地をノリで買っちゃっているわけですから、失いたくない感覚は見事に失っているわけですが、まぁ、ザッと僕のお金まわりはこんな感じです。
サロンメンバーの皆でエンタメを作りにいく上で、僕のお金まわりをブラックボックスにしておくことのメリットがイマイチ見当たらないので、オープンにしてみました。
…もうチョットだけ続けていいですか?
毎朝の記事が「キングコング西野のお金まわり」だけでは、少し寂しいので、もう少しだけ。
「お金繋がり」で、『SILKHAT(シルクハット)』の話をさせてください。
『SILKHAT』内で立ち上げた「えんとつ町のプペル美術館を作りたい」(終了まで残り2日)の支援総額が、5500万円を突破しました。
まだまだ認知度の低いプラットフォームでの挑戦で、この数字は、たぶん、もの凄いことだと思います。
本当に皆様のおかげです。
ありがとうございます。
ただ。
金額(数字)だけを狙うなら、その気になれば、もっと上は目指せると思います。
単純な話、「リターンを追加する」という足し算で、たぶん、『1億円突破!』は狙えるでしょう。
ここで、僕らの足並みを揃えておきたいです。
「『えんとつ町のプペル美術館』を作る」をゴールに据えた時に、次の二択のうち、僕らはどちらを選ぶべきか?
①初回のクラウドファンディングの支援総額を爆発させる
②SILKHATを浸透させる
美術館のクラウドファンディングは、今後、何度もおこないます。
『えんとつ町のプペル美術館の中に宿泊施設を作りたい』などなど。
となってくると、プラットフォームが強ければ強いほど目的に近づけるわけですから、僕らが選ぶべきは②で、SILKHATを浸透させることに尽力すべきだと考えます。
実は、今回の企画のリターンとして、ハヤシコウさんにデザインをお願いして『絵本BOX』を用意していたんです。
これを、今回の企画の追加リターンにすることは可能なのですが、SILKHATの広告のことを考えると、年明けにでも、また僕が『絵本BOXを作りたい』(リターンは絵本BOX)という2ヶ月間の企画をスタートさせて、『えんとつ町のプペル美術館』(挑戦期間2ヶ月)+『絵本BOX』(挑戦期間2ヶ月)=合計4ヶ月間、SILKHATにヘバリついていた方が、SILKHATが世間に浸透するだろうなぁと思って、来期にまわすことに決めました。
ときどき、「新しいリターンを追加して、もっと(最高支援総額を)狙いましょうよ!」と言われては、お断りしている裏には、そういった狙いがあることを共有しておきたいです。
僕らの美術館、作りましょうね()
それでは、これから山口に飛びます。
夜は川西に帰ります。