おはようございます。
那須川天心を「天心君」と呼ぶことで格闘家の仲間入りを果たそうとしているキングコング西野です。
無事に2019年を迎えまして、サロンメンバーが1万9000人を突破しました。
新しく入られた方もいらっしゃるので、あらためて申し上げますと、『西野亮廣エンタメ研究所』のメインコンテンツは「西野が毎朝投稿する記事」なので、ROM専(読むだけの人)も大歓迎でして、『いいね』も『コメント』もイベント参加も強要しません。
定期的に交流の場を設けるので、そこで仲間を見つけて、動きたくなったら動いてください。
それまでは僕が発信し続けます。
僕は常に情報を飲み込みながら進んでいて、貯金を切り崩して投稿しているわけではないので、皆様に発信する情報が枯渇することはありません。
あと、どうやら「時代を牽引する天才」らしいので、その辺は信用してもらって大丈夫です(*^^*)
今日も、「今の僕の頭の中」を共有しておきます。
脚本を書く前に
さて。
お正月は全てのお仕事をお断りして、自宅アトリエに籠って、新作絵本の脚本執筆と向き合うことになっとります。
二日前の記事に書かせてもらいましたが、今度の作品に入れなければいけない要素は『えんとつ町』と『天才万博』、そして、今後の作品に繋げる為に『バケモノ』と『打ち上げ花火』……この4つです。
この4つのポイントを通過しながら、物語を完成させなければならないので、なかなか難しそうですが、個人的には『えんとつ町』と『バケモノ』は親和性が高いと思っていて……長らく煙で閉ざされた町ですから、紫外線(日光)の照射不足によるビタミンD欠乏によりカルシウムの吸収が進まない事で発症する『くる病』(『ノートルダムの鐘』の“せむし男”の病気)の存在が珍しくないことは容易に考えられます。
くれぐれも言っておきますが、僕が、病気や障害を『バケモノ』と言っているわけではなくて、人類には、(当時)説明がつかなかった病気や障害を『バケモノ』や『祟り』や『悪魔の子』として扱った歴史があったので、「病気の人を『バケモノ』扱いするなんてヒドイ!」的なコメントはお控えください。
僕は彼らを徹底的に肯定しますし、彼らの希望を作ることに命を懸けることをお約束します。
昨日の投稿で「設定をトコトン詰めることが大事!」と書いた手前、昨日一日は『えんとつ町』の設定をトコトン詰めてみました。
まず、『えんとつ町』という町は、長らく外の情報をシャットアウトしてきた町ですから、「娯楽が成熟していない」と考えられます。
世界のエンターテイメントの歴史を遡ると、テレビや映画が生まれる前に、大衆娯楽として幅を利かせていたのは「フリークショー」です。
日本でいうところの「見世物小屋」より、もう少しパフォーマンス要素が強い……いわゆる『グレイテストショーマン』の世界です。
障害者に対する人権の向上や、テレビや映画や遊園地といったエンターテイメントの登場で、「フリークショー」は廃れていくわけですが、おそらく『えんとつ町』は、「フリークショー」がまだ大衆娯楽として生き残っている時代だと考えられます。
というわけで、えんとつ町で「フリークショー」がおこなわている小屋が『東京キネマ倶楽部』、そして、ショーの名前を「フリークショー」ではなく『天才万博』としてみます。
もちろん、『天才万博』の出演者は『バケモノ』です。
さて、残すは『打ち上げ花火』ですね。
なぜ、『打ち上げ花火』を入れなきゃいけないかというと、僕が描いている絵本は全てストーリーが繋がっておりまして(『えんとつ町のプペル』は第4話)、最終的に一つの物語になるのですが、どこかのタイミングで打ち上げ花火を打ち上げておかないと、話が繋がらないんです。
なので、今回の物語で『打ち上げ花火』を打ち上げちゃう。
とはいうものの、『えんとつ町』で『打ち上げ花火』を打ち上げるのは、なかなか難しそうですが、そういえば『えんとつ町』は炭鉱の町でして、映画『えんとつ町のプペル』では、炭鉱夫達が爆弾を使いながら、鉱山を掘っていくシーンが出てくるんです。
そうです、『えんとつ町』の炭鉱夫達にとって、爆弾は日用品なんですね。
どうやら、ここから崩していけそうです。
醜いバケモノは人目を避けて、闇に姿を隠したがるでしょうから、土の中で暮らす炭鉱夫の仕事を選ぶことも考えられます。
主人公のバケモノを炭鉱夫にしてしまえば、爆弾(のちの花火)を扱えることの説明がつきます。
いよいよ、設定が詰まってまいりました。
今回の物語の舞台は、映画『えんとつ町のプペル』から3年後の世界です。
映画『えんとつ町のプペル』のラストシーンでは、町の空を覆う煙が全て止められて、260年ぶりに町に日が射します。
ようやく『えんとつ町』に植物が生まれるわけですが、植物が生まれて、3年。
『綺麗な花』は、かなりの貴重品です。
バケモノが、バケモノしか登れない崖の途中に咲く『花』を摘んで、ヒロインにプレゼントすることで想いを伝える日が続くのですが、あるトラブルから、二人は会えなくなって、それでも遠く離れた場所で暮らすヒロインに「今でもあなたのことを想っています」ということを伝える為に、ラストシーンでは、バケモノが花火を打ち上げて、夜空に『花』を咲かせるのでしょう。
てな感じで、プロットが、まとまりました。
これが昨日一日の僕の頭の中でーす。
それでは今日から脚本を書きます。
もう9割ほど完成したので、とっとと書き終えて、呑んだくれてやります。
1月12日~14日は『占いフェス』で待ってます(*^^*)
皆で呑もうぜー!キャピポー!!
『占いフェス』
https://uranaifes.com
昨日の夜ご飯も、一昨日の夜ご飯とほぼ同じ。
正月感ゼロ。
このツイート嬉しかったな。
そうそう。
皆で動く時や、皆に動いてもらいたい時は「そろそろ仕掛けようぜ」と僕から声をかけるので、『西野亮廣エンタメ研究所』は基本“読み物”として面白がってくれたらいいし、“読み物”として満足させる。
オンラインサロンって、何かといえば「行動セヨ」みたいになりがちだけど、事情があって動けない人人達もいるし、その人達が「人として下」みたいな雰囲気になるのはイヤ。
全員に優しいのがイイ。