おはようございます。
戸塚ヨットスクールの校長先生の出演動画をひたすら見漁っているキングコング西野です。
#圧倒的レアキャラ
さて。
今日は『ボトルジョージのスローヒット戦略』というテーマでお話しようと思います。
西野先生、フルスロットルです。
さっそく本題です。
コマ撮り短編映画『ボトルジョージ』がまもなく生まれるゾ!
【Voicy 】
https://r.voicy.jp/Gw9rnYEw9j3
今朝のVoicy(本日配信したプレミアム放送もメチャクチャおもろいので合わせてお聴きください)でもお話しさせていただきましたが、コマ撮り短編映画『ボトルジョージ』がまもなく完成します。
昨日は海外の映画祭のスケジュール調整などがありまして、“いよいよ感”が出てまいりました。
まず狙うは『アヌシー国際アニメーション映画祭(フランス🇫🇷)』ですが、もしかするとワールドプレミア(世界初お披露目)が、その前にあるかもしれません。
(このあたりの情報はまとまり次第、共有しますね)
コマ撮り短編映画『ボトルジョージ』の製作に関わってくださった全てのクリエイター(DAOメンバーも含む)に心から感謝します。
しっかりと「世界」を狙いましょう。
「予算を回収すること」と「届けること」は別ゲーム
さて。
製作総指揮としてプロジェクトに参加させてもらっている以上、僕には『ボトルジョージ』の予算を集め、届けていく責任があります。
この時、間違っちゃいけないのは、「予算を集めること」と「届けること」は全く違うゲームだということ。
「チケット代の売上で作品(あるいはライブ)を作る」という考えが当たり前になっていると、「たくさん届ける=たくさん予算が集まる」という計算式になってしまいますが、繰り返しますが、「予算を集めること」と「届けること」は全く別です。
先月、NYでおこなわれたミュージカル『えんとつ町のプペル』のプレゼン公演の予算は【5783万804円】ですが、届けた人数でいえばせいぜい【200人】程度。
ちなみに「チケット代」はゼロ円なので、仮に100万人に届けたところで、チケット売上はゼロ円です。
ミュージカル『えんとつ町のプペル』のプレゼン公演の予算は、『キンコン西野のマーケット講座2024』などで作っていて、残りは【1200万円】程度。
こちらは回収の目処が完全に立ちました。
#ニヤリ
コマ撮り短編映画『ボトルジョージ』も、あと【2200万円】ほどで予算回収が終わります。
「世に出す前に(観劇チケットを1枚も売っていないタイミングで)予算回収できるかどうか」みたいなラインまできておりますので、やはり、「予算を集めること」と「届けること」は全く違うゲームです。
「残り2200万円をどう作るか?」は引き続き考えていくとして(※すでに、いくつか手があります by 黒西野)、今日、お話ししたいのは「『ボトルジョージ』をどう届けていくか?」です。
スローヒット戦略(思い出マーケティング)
ヒットさせたところで、1ヶ月後に忘れてしまったら意味がないわけで、僕らは「忘れられないように届けるにはどうすればいいか?」という問題と向き合わないといけません。
『ボトルジョージ』のような“古くならない作品”には、特に「バズる仕組み作り」ではなくて、「忘れられない仕組み作り」が大切です。
ここで使おうと思っているのが最近お気に入りの「スローヒット戦略」で、平たく言えば「思い出に残るように買ってもらう戦略」です。
「スローヒット戦略」の理解を深める為には、「思い出に残らない買い方」から考えるといいかもしれません。
たとえば、僕が今ここでコマ撮り短編映画『ボトルジョージ』のオンライン配信チケットを1500円で販売したとして、それを貴方が購入して、この後に観たとします。
その時、貴方の中で“作品の感想”はしばらく残るかもしれませんが、購入した時の思い出は残らないでしょう。
当時流行っていた曲を聞いた時に、当時付き合っていた彼女のことを思い出すように、
目の前に豚肉が並んだ時に自分がイスラム教徒であることを考える人がいるように、
記憶を掘り起こすには「スイッチ」が必要で、思い出(スイッチ)の数が少ない作品は思い出す機会が極端に減ってしまいます。
これだと“長く愛される作品”になりにくい。
「お客さんが『ボトルジョージ』を受けとる迄に、お客さんに(ボトルジョージ絡みの)思い出をどれだけ残せるか?」が勝負で、昨日ひたすら考えました。
そこでヒョッコリと思いついたのですが…
東京・五反田に『CANDY』というスナックがあるんです。
#住所は非公開
ここは堤監督と僕が初めて「いつか一緒に何か面白いことをやりましょう!」と話し合った『ボトルジョージ』プロジェクト誕生の地でもあり、くわえて、『ボトルジョージ』のアイコンである“酒ボトル”がズラリと並んだ場所です。
聞けば、スナック『CANDY』のオープンは19時からだそうで…その前の時間は空いています😁
そして、大きなTVモニターもある。
ここで、毎日18時半から【12名限定(チケット制)】で上映会をやってみてはいかがでしょうか?
#チケット代は2000円
#子供500円
上映後にそのまま店に残って、『ボトルジョージ』について話し合う人もいるでしょうから、お店側としても、お店の集客に繋がるので嬉しい。
それより何より「一緒に『ボトルジョージ』を見た仲間(出会い)」がそこで生まれるのが最高で、それが「思い出」になる。
『ボトルジョージ』を映画館で上映するのか、配信するのか?は、まだ決まっていませんが、その前に、じっくりと時間をかけて、『ボトルジョージ』で出会った人達同士のコミュニティーを熟成させた方が良さそうです。
スピード感を持って動く必要はありますが、慌てる必要はありません。
長く愛される力を持った強い作品なので、時間をかけて、じっくりと届けていきたいと思います。
現場からは以上です。
【追伸①】
「https://salon.jp/nishino」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。
【追伸②】
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