おはようございます。
幻冬舎の箕輪さんが巨大なスイス人と戦っている姿を観て、興奮&感動した10秒後に「いやいや、何やってんだよ」と思ったキングコング西野です。
さて。
今日は『大仕事に向き合う際の基本姿勢』についてお話した後、具体的にアレやコレやを進めていきたいと思います。
#今日の記事は少し長いので時間がある時にお読みください
まずは残りの作業量を残り時間で割ってみろ
1万人で櫓を囲む狂気の盆踊り大会『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』が、いよいよ迫ってまいりました。
皆様、もろもろの準備はお済みになられましたでしょうか?
(※オンライン配信チケットはコチラ→ https://l-tike.zaiko.io/e/
『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』に限らず、僕はよく「過去に誰もやったことがない大仕事」に手を出します。
・日本武道館での学校イベント
・旅客機をスリランカから運んでくる
・旅客機をブチ込んだホテルを作る
・南の海の小国『ニウエ』にゴミ処理施設を作る
・ラオスに小学校を作る…からのコーヒー事業
・エッフェル塔で個展
・変態的な予算をかけてコマ撮りアニメーションを作る
・変態的な予算をかけてミュージカルを作る
・絵本の無料公開からの映画化
・映画公開に合わせて六本木ヒルズ周辺を個人でジャック
…数え挙げればキリがなく、この先も「駅前の都市開発(えんとつ町化計画)」など色々と控えています。
これらの仕事にノウハウなどはありません(キッパリ)。
作戦はいつも「なんとかする」です。
検索したところで答えなど出てこないし、狼狽えたところで誰も助けてくれないので、目の前にある問題を一つずつ一つずつ淡々と潰していくしかありません。
当然、僕一人でなんとかしているわけではなくて、CHIMNEY TOWN代表の柳澤を中心に、たくさんのスタッフ(大人スタッフ)が「とはいえ、なんとかするしかないよね」と日々、途方もない量の問題と向き合ってくれて、どうにかこうにか今があります。
「現時点での収支は5000万円マイナス」「○月までに○億円用意しなきゃいけない」なんて日常茶飯事。
『映画 えんとつ町のプペル』に至っては「最低でも120万人動員しなきゃいけない」という実にデタラメ規模の集客の問題を抱えていました。
#結果200万人動員できたよ
こういったデタラメな仕事と向き合う時に最も邪魔なのが「感情」です。
厳密に言うと「一般的な感情」。
「ツライ!」なんて言い出したら、もう終わりなんです。
以前、「1万件のメール問題」という話題がありました。
「1万件のメールを返さなきゃいけない」という仕事を振られた時にどう立ち回るか?という問題です。
その時、「タスクが多すぎて、テンパっちゃう」という答えを出す人が多かったのですが、「タスクが多すぎて、テンパって、イライラする人(イライラしているところを態度に出してしまう人)」は『過去に誰もやったことがない大仕事』には、まるで向いていません。
「残りの作業量」を「残りの時間」で割れば、「1時間あたりの作業量」が出るわけで、その処理が物理的に不可能であれば、そもそもの設計ミスだし、「1時間あたりの作業量」が物理的に処理可能であれば、狼狽える理由は一つもありません。
「1万件のメール問題」も、「10分以内に1万人の御客様にメールを返してください」という仕事を上司が投げてきたら、それは「0.06秒に1件返さなきゃいけない」という“物理的に処理が追いつかない課題”になるので、そんな仕事と向き合う必要などありません。
#課題を出した上司がアホなだけ
ですが、「3ヶ月でやっといて」と言われたらば、1日に返さなきゃいけないメールの量は111件。
1日8時間働いたとしたら、1時間に返さなきゃいけないメールの量は「13件」なので( #計算はテキトー )、こんなのは小学生がマリオカートをやりながらでも解ける問題です。
が、「残りの作業量」を「残りの時間」で割ることができずに、「1万」という“量”だけに目を奪われ、感情が持っていかれ、狼狽え、テンパって、イライラして、そのイライラを周りに発信する大人が少なくありません。
#アホにも程がある
淡々とやる
繰り返しますが、狼狽えたところで問題は解決しません。
テンパったところで解決することもなければ、誰かを怒鳴り散らしたところで解決することもなければ、戦犯を吊るしあげたところで解決することもない。
友達に悩みを聞いてもらったところで解決することもありません。
1万件のメールを返す方法は、「メールを1件返す」を1万回繰り返す以外の道はないので、今やることは一つで「メールを1件返す」。
それ以外の選択肢はありません。
「いやいや、それでも…人というのは、狼狽えちゃうんだよぉ~」という人間は、そもそも「過去に誰もやったことがない大仕事」なんかに手を出してはいけない。
その言い分を通したいのであれば(その正義で生きたいのであれば)「地元のカラオケボックスのアルバイト」を選ぶのがベターです。
気に入らないのは、高尾山を登る格好と覚悟でエベレストに挑んで「寒い」「つらい」と文句を垂れる人間です。
「お前…ママに作ってもらったお弁当を片手に、短パンと運動靴で登ってきてるけど、ココをどこだと思ってんだよ? 登山者が日常的に死んで、『自己責任』で片付けられてしまう山だよ?」という。
「一般」が多数派になってしまうので、どうしたって「かわいそう」「ひどい」「○○君は頑張ってるのに!」という声が市民権を得てしまうのですが、この山はそういった寝言が許される“近所の山”ではありません。
今日の話がどこまで伝わるかは甚だ疑問ではありますが、端的に言うと「エベレストにそんなもん持ち込むな」です。
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たった今、オーストラリアからから帰国してまいりました。
#日本時間の朝6時過ぎに到着
飛行機に乗り込む前に、『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』の演出のイジツさんから、
「お疲れ様です!
メインの天井に吊りきれなかった
大きめの提灯が600個ほどありまして……電球準備する関係で390個ほどを『🏮提灯絵馬🏮』みたいな感じで、当日会場内でカラーのマジックでそれぞれ自分でペイントしてもらい、それをその場で展示出来る!(手が届く高さに飾ります)
帰る時に、そのペイントした提灯は持ち帰る事も出来る!
と言うクラファンを出してみてはどうかと思うのですが…どうでしょうか??
提灯の大きさは、30cm丸くらいな白い提灯です。
時間迫っているので、余った場合は当日のグッズエリアでも販売しようと思います!」
というLINEが届いたので、機内でクラウドファンディングの文章を書きました。
本番まで、あと4日。
スピード勝負なので、今日の夕方までにはクラウドファンディングを立ち上げて、1つでも多く事前販売できると最高です。
というわけで、CHIMNEYの若手スタッフの皆様(これはザッキー案件?タケダ案件?)、クラファンの手配を宜しくです。
クラファンの文章は今日の記事の一番下に貼っておきます。
#コピペしてください
「過去に誰もやったことがない大仕事」を攻略するには、「今やるべきこと」を淡々とやるのみ。
そこに私情は一切挟まず、ただ淡々と。
今日の記事で、大仕事と向き合う際の基本の姿勢が伝わると嬉しいです。
現場からは以上です。
【追伸①】
「 https://salon.jp/nishino 」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。
【追伸②】
《大阪平野の夜景を一人占め》HIBARI GOLF(宝塚市)のVIPラウンジ『星の絨毯』(2024年9月オープン)の【年間3日×7年分】の貸し切り利用権をお求めの方はコチラまで。
↓↓
https://support.chimneytown.com/hc/ja/requests/ne
🏮🏮🏮🏮クラファンの文章🏮🏮🏮🏮
【企画タイトル】
みんなの願いを灯そう!えんとつ町の『夢灯り(ゆめあかり)』プロジェクト
【このプロジェクトのポイント】
※こちらは『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』(@幕張メッセ)に参加されるお客様が対象となります。
【プロジェクトの詳細】
お世話になっております。キングコング西野亮廣です。
狂気の大盆踊り大会『えんとつ町の踊るハロウィンナイト@幕張メッセ』(10月28日)が、いよいよ迫ってまいりました。
皆様、仮装の準備はいかがでしょうか?
踊る覚悟は決まりましたでしょうか?
僕はたった今帰国したのですが(今回の祭りの為に!)、これから時差ボケを押し殺して、ダンスレッスンに向かいます。
泣いても笑っても年に一度のハロウィン盆踊り。踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃソンソン。
こうなったら、全力で恥をかきにいきますよ。
(※画像① 西野が踊っている画像を貼ってください)
さて。
そんな『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』では、みんなの願いを灯す『夢灯り(ゆめあかり)』をご用意させていただきます。
みんなの「願い」が書かれた提灯を、『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』の会場に飾り、イベント終了まで、灯し続けるアレです。
#アレって何よ
(※画像② AIで夢灯りが並んでいるイメージ画像を生成して貼ってください)
(※イベント当日、「夢灯りコーナー」にて思い思いに提灯に願いを書いていただきます)
『夢灯り』は、イベント終了後、そのままお持ち帰りいただけます。
『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』のお土産として、祭りのエネルギーをたっぷりと宿した『夢灯り』をご自宅に飾ってください。
『夢灯り』は在庫が無くなり次第終了となりますので(限定390個)、「確実にゲットするぞ!」というガチ勢は、こちらのクラウドファンディングで事前予約をお願い致します。
詳しくは「リターン(返礼品)」の説明欄をご確認ください
来年のハロウィンまでに、『夢灯り』に灯した皆の願いが叶いますように。
チビっ子から爺ちゃん婆ちゃんまで全員が阿呆になる『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』、まもなく開幕です。
西野亮廣(キングコング)
【追記】
さっそくクラファンがスタートしました↓
https://www.picture-book.jp/projects/dreamlight
🏮🏮🏮🏮🏮🏮🏮🏮🏮🏮🏮🏮🏮🏮🏮🏮
えんとつ町の踊るハロウィンナイト記念シャンパン『HAKUA』購入ページ【経営者&VIP専用】
https://www.picture-book.jp/projects/bandsaurus-champagne
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