おはようございます。
旅疲れで身体が重いと思っていたら、4キロ太っていたキングコング西野です。
#元気いっぱい帰国しました。
さて。
今日は『波が伝染する理由』というテーマでお話ししたいと思います。
日本の波が来ている
日本ではあまり語られていませんが、今、(少なくとも北米界隈の)エンタメシーンでは、「日本の波」がジワジワと起こっています。
2~3年前の韓国ほどではないのかもしれませんが、「今、日本だよね」という話をよく聞くようになりましたし、実際に、いろんなコンクールでも日本作品が続々とノミネートされています。
「波」(周期)は明らかにあって、ある瞬間から皆が口裏を合わせたように「今は○○だよね」と言い始めて、それがそのままブームになるんです。
数年前からブロードウェイでも「日本の順番はそろそろ回ってくる」と言われていて、その「そろそろ」が「今」なんじゃないかというのがプロデューサー陣の判断で、「ここで行かなきゃ、次は向こう10年無いぞ」という雰囲気になっています。
具体的に「波(今は日本だよね)」が、ブロードウェイ戦にどう関係してくるのか?ということについて御説明させていただくと、まず、直近の問題としては「投資家を口説きやすい」があります。
これには『二匹目のドジョウ』を前向きに考える思考が必要になってくるのですが、たとえばメチャクチャ生々しい話をすると、スタジオジブリさんが『キミ達はどう生きるか?』でアカデミー賞をとってくれた方が、ミュージカル『えんとつ町のプペル』的にはプラスなんです。
投資家に対して、「あの『キミ達はどう生きるか?』でアカデミー賞をとった“日本アニメーション”のネクストブレイク作品の舞台化です」というプレゼンができるので。
BTSが世界的にブレイクしたら、BTSを輩出した国(事務所)の信用度が上がり、そこのネクストブレイクを青田買いする…という流れって、一般のファンレベルでもあるじゃないですか?
当然、投資家にもその目線はあって、日本作品が世界的にブレイクしたら、次の日本作品の投資が集まりやすくなるんです。
波が伝染するメカニズムはコレ。
なので、ミュージカル『えんとつ町のプペル』のブロードウェイでの打ち出し方は『ジャパンアニメーション×ブロードウェイ』なんですわ。
もちろん、ロンドンで大ブレイクを果たした舞台版『トトロ』も、大きな後押しとなります。
日本人はよく「近場の人の成功」を邪魔しますが、大きい視点から(特に投資家の視点から)見たときには、「近場の人の成功」は成功への近道でしかありません。
ということなので、僕が手放してはいけないのは「日本というバックボーン」です。
「アメリカ進出だー!」といって、アメリカ人になってしまうと、そこにはもっと凄いアメリカ人がいるわけで、AKIHIRO NISHINOは「×日本」を必ず散らつかせなきゃいけない。
「最近の日本のこと、よく分からないんすよねぇー」とか言ってる場合じゃないんです。
「これがブロードウェイに落とし込めるかどうかは分かりませんが、ちなみに『日本の推し文化』は今ここまで成熟していて…」という説明をブロードウェイのプロデューサーや投資家やスタッフに理路整然とできることに意味(価値)がある。
ここを忘れちゃダメなので、こまめに日本に帰ってきては、日本のオジサンやオバサンとも積極的にコミュニケーションをとっています。
#2月3日の飲み会に来てね
今日の本題はここまでで、ここからは近況報告ですが、今朝、帰国後まもなくブロードウェイから速報が入りまして、プレゼン公演を観に来てくれたオーストラリアの投資家の方が出資を表明してくださって、話がまとまりました。
その方が知り合いの投資家にも声をかけてくださるそうで、さっそく色々と進んでいます。
まだまだ長い旅になりますが、確実に結果を出していきたいと思います。
今日も頑張ります!
#2024年の日本1日目
現場からは以上です。
【追伸①】
「https://salon.jp/nishino」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。
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